【YOUR VOICE】宮内庁HPで「祭祀」を調べてみるとわかる、平成ご夫妻のサボりっぷり

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ヤフコメを見ていると、皇后陛下の祭祀への「お慎み」を、口調は穏やかながら「サボりだ!」と執拗に糾弾する輩が一定数存在します。ですが、宮内庁HPを調べてみると、平成老害ズのサボりっぷりこそ、なかなかのものでした。

宮内庁HPの「宮中祭祀」に、「旬祭」の説明文があります。
「毎月1日・11日・21日に掌典長が祭典を行い、原則として1日には天皇陛下のご拝礼があります」と書かれています。今上陛下がこの旬祭のために、御静養中に一度皇居に戻られたという記事が出たのを覚えている方もいるのではないでしょうか。

今上陛下は、他の儀式が入っている時以外は、毎月この旬祭に臨まれており、陛下が旬祭に臨まれている間、皇后陛下はお慎みなさっています。

平成はどうだったのか。

祭祀については平成17年から「ご日程」に載るようになったので、それ以前はわかりませんが、調べてみると、平成老害も平成20年までは、地方公務や静養で皇居を離れている時以外は毎月旬祭に臨んでいたようです。

ですが平成21年から「ご負担の軽減のため」年2回に減らされ、そのたった年2回の旬祭が地方公務と重なれば、では翌月にとはならず、そのままお流れになっていたようです。

見たところその2回は5月・10月のようですが、23年・27年・28年・29年の10月は地方公務のため旬祭を行っていません。つまり毎月天皇が拝礼するはずの旬祭が、たった年1回しか行われていなかったのです。

祭祀は天皇にしか行えない神事。負担軽減のために削るものがあるとすれば、それは祭祀ではなく、他の皇族でも問題ない地方公務や鑑賞公務でしょう。ですが「ご日程」をよく見てみると、平成21年以降、負担軽減を理由に旬祭が削られた一方、地方公務等が減っている様子はなかったことがわかります。

たった月1回の祭祀すら面倒くさい。これが平成のテンノーです。そして、そんな愚帝が渋々祈っている間…。

平成26年10月になって漸く「旬祭に当たりご遙拝」、それ以降は「お慎み」。一体26年10月まで、テンノーが祈っている間、老婆は何をしていたのでしょう。

勿論、本来祭祀は天皇と次期天皇たる皇太子のもので、皇后の祭祀なんてものはありません。なので「ご遙拝・お慎み」は義務ではない。老婆がその認識で何もしてこなかったとして、それを責めるのは間違いです。ならば、平成でそれが許されていたのなら、体調不良という明らかな理由をもって、別に本来義務でも何でもない祭祀を欠席し「お慎み」なさっている皇后陛下も、批判される謂れはないわけです。「お慎み」なさっているだけご立派ではないですか。

「祭祀に熱心」とされた貞明皇后も、60歳を超えて「何か不手際があってはならぬ」と祭祀を欠席されるようになったとか。宮中祭祀とは、天皇・皇族にとって本来それほど神聖なもので、決して「適当にこなして良いもの」ではないのでしょう。

皇后陛下の「お慎み」に対する批判は的外れです。平成老害ズ、そして「兄貴の真似してりゃ良かったのに、困ったな」なんて公の場で言ってのける暫定こそが、祭祀を適当に扱う愚者であることは明らかです。

(北海道在住:Yさんより)

参考:『宮内庁』宮中祭祀

 



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4件のコメント

  • 寄付金はorg .comが署名を受けないなら、事務処理が大変なら赤門ネットワークに供託金を一括返金すべきだと思いますが。

    請負業務の解除をしたのは自らが判断したorg.com側の責任にあるはず。

    本来なら事務経費分を含めて依頼した側に損害賠償請求すべきである。

  • 「犯罪を犯したという理由が此の少年に自覚があるのだろうか?」

    誰も少年に責任を求めていないはず。此の少年の実力に応じる周りの人に適正に取り扱ってもらいたいだけの署名のはず。

    片方だけの意見で差し止めする権限は、orgにはないと思う。

    署名活動の場だけを提供するシステムでしか無い。

    犯罪だど断定するだけの理由書が此の一文や一行では伝わらないのだろう。

    差し止めするだけのどの法律に抵触しているのか、示されなくてはいならない。双方とも弁護士を介在させるべきでは。

    両者の意見を聞いて裁定するのが、民主国家のはず。

    公序良俗に違反しているなら説明責任を展開しなければならない。

    orgの機構が判定する権限はあるのだろうか。

    価値観の相違の違いの議論、判定の基準がなければ一方的な主張の都合で物事の意見を封殺する権限はない。

    まるで、独裁国家に成り下がってしまう。香港の二の舞。見える化や、透明性はお題目に成り下がっている政治家ばかり。

    川崎レナさんが望む国家で亡くなってしまっている。

    誰もが責任を取らない国家に成り下がってしまう。

    「みんなでもちよって酒瓶に酒を集めようとしたところ、だれも酒をもってこずに水しかはいってなかった」

    情けない。

    再考を求めるべきでは。

  • 直近の皇后は1824年、500年ぶりに、しかも死後に、冊立される。

    もし「皇后がする祭祀」が実存するなら、死者からどのように祭祀を継承してきたと言うのか。

    そして、良子皇后陛下が皇太子妃美智子に女性皇族の祭祀をお教えになったという報道があっただろうか?

    美智子やアンチが言う「女性皇族の祭祀」というのは史実と照らし合わせると「なに言ってんの? どこにそんなものがあるんだ?」です。

  • 先日、ヤフコメ欄に祭祀について調べたと書かれてありました。
    それによると上皇后が平成の後半に祭祀にお出ましになる機会が減りその時に「お慎み」と書かれるように。
    でも、そもそも皇后は元から出席しない祭祀もありそれにも「お慎み」と書かれ混合しているようなのです。
    出席しないといけないときに出席しないのは「お慎み」
    出席しなくてもいいものにも「お慎み」
    両方に「お慎み」と書けば皇后陛下はずいぶんとさぼっておられると思われてしまいますね。
    なので上皇后が良くなかったと書かれていましたし宮内庁の表現もおかしいのです。

    上皇夫妻は今の陛下に任せてよく海外に行かれたとも書かれていました。 
    たしかに地図に行かれたところをピンで刺してましたね。
    あの頃は現実を知らなくて大変だなと思っていましたが
    クリスチャンの上皇后は祭祀はやりたくなかったのでしょう。
    上皇よりも上に立たれてるようでどちらが天皇だったのでしょうね。

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