7億円もかけた秋篠宮家専用プレハブ棟、今なお7700万円で呆れるような追加工事が 大和リースのカタログも確認 

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数日前の『秋篠宮家周辺を一手に請負い「留守中」も中に入って工事 清水建設は宮家の特殊事情をすべて把握か』という記事のなかで、“そんな清水建設が一般入札案件で落札できなかったある工事” としてご紹介した宮内庁の入札・契約調書。落札に成功した企業の1.6倍もの額で清水建設は入札を試みており、これまで大量に交わされていた清水建設との随意契約は、いつもこの調子で常識を外れた額の工費が血税から支払われていたのだろうなと思った。

2018年に赤坂東邸のすぐ北に建てられた元祖プレハブ棟(写真左)を解体し、2023年に発注して2024年に完成した秋篠宮家専用のプレハブ棟(写真右)。5億数千万円を投じて建てられたと報じられていたが、そこに次々と工事が追加され、いつしか7億円に達したと思ったら、現在さらに新しい工事の真っ最中だった。

秋篠宮家が建てさせたとみられるプレハブ棟の問題は、悠仁s住居疑惑だけではないように思う。

 

なぜか東邸に続いていた通路は工事により消えた(画像は『Google Map』『Google Earth』のスクリーンショット)
2018年に建った元祖プレハブ棟を壊し、2024年に右の2棟が完成。以前は東邸に続く通路もあった(画像は『Google Map』『Google Earth』のスクリーンショット)

 



改めてご覧いただく調書は、宮内庁がPDFで公表した『入札・契約調書/指名結果書 赤坂御用地大251号建物改修工事 令和6年12月2日』にある。スクリーンショットをどうぞ。    

 

「赤坂御用地第251号建物改修工事」について、宮内庁は令和 6 年 11 月 5 日、清水建設ではなく株式会社・新星建設を指名。工事(至)は令和7年7月25日とあるため、もしかすると今なお工事の真っ最中かもしれない。

 

工事の内容については、階段仕上げ、「とい」の撤去および新設、外壁塗装とある。簡易かつ廉価というプレハブ工法の事務棟に「7億円」も支払っていながら?と首をひねるばかりだ。



 

◆大和リースのプレハブ事務所、窓は少ないのか?

宮内庁がプレハブ棟を随意契約で発注した「大和リース」は、カフェからクリニック、学校、倉庫、工場までプレハブで建ててくれる企業。筆者もそのHPからプレハブ工法による建築物の商品カタログを見てみた。

その「事務所」のページで2階建ての事例を拝見すると、南を向いているのに窓が殆ど設けられていないような建物は掲載がなく、大和リースにとっても珍しい工事だったのではないだろうか。教育施設、病院にも窓はしっかりとあり、下は「庁舎」のページである。

 

事務所に庁舎に、普通は窓がきちんとあるようだ(画像は『大和リース』カタログのスクリーンショット)
事務所に庁舎に、普通は窓がきちんとあるようだ(画像は『大和リース』カタログのスクリーンショット)

 

そしてこちらが秋篠宮家専用プレハブ棟である。「7億円」も支払っていながら、確かに塗装がなされていないようだ。それにしても、職員さんたちはこんな窓の少ない建物で一体何をさせられているのだろうか。

 

確かにフェンスの有刺鉄線付きの部分が内側に折れているようだ
職員棟、事務棟と呼ばれながら窓が本当に少ない。収蔵庫だというなら、なぜ脱走防止の曲型内しのび有刺鉄線付きフェンスが?(画像は『YouTube』のスクリーンショット)

 

◆階段・仕上げ材の交換

続いては工事の内容について。

階段室とは、建物内の階段に加え、踊り場や廊下など周辺を含んだ部分を指すそうだ。戸建て住宅と異なり、集合住宅などではそうした部分が共有スペースとなり「階段室」と呼ばれ、防火対策で扉が設けられることが一般的だという。

問題のプレハブ棟では、階段の仕上げ材をはがして新しいものに張り替えたもよう。どんな修繕工事か、イメージを稲垣リフォームさんのウェブサイトからスクリーンショットでお借りしてみた。

 

2024年に完成したのに、もうこんな階段の工事を?(画像は『稲垣リフォーム』のスクリーンショット)
2024年に完成したのに、もうこんな階段の工事を?(画像は『稲垣リフォーム』のスクリーンショット)

 

階段の仕上げ材をはがして新しいものにする工事とはこういう感じか(画像は『稲垣リフォーム』のスクリーンショット)
階段の仕上げ材をはがして新しいものにする工事とはこういう感じか(画像は『稲垣リフォーム』のスクリーンショット)

 



◆「とい」を交換

こちらのイメージは、sunproさんの『住まいのお手入れとメンテナンス』というページからスクリーンショットでお借りしてみた。

 

2024年に完成したのに、もう雨どいと竪樋の工事が必要?(画像は『sunpro』のスクリーンショット)
雨樋と竪樋は耐用年数が長いはずでは?(画像は『sunpro』のスクリーンショット)

 

軒(のき)樋は屋根の末端部のラインに沿って設けられ、雨水を集水し、それが竪(たて)樋から落ちて行く。私たちも日々あらゆる建物の雨樋を目にしているが、耐用年数は一般的には20年から30年程度だそうだ。2024年に完成したばかりなのに、一体どうしたというのか。

階段と「とい」の件は、そもそも物件の引き渡し時に手抜きがあったという印象を与えかねず、そうなれば大型プレハブ建築大手の大和リースにも大変な迷惑をかける。国民が納めた税金を湯水のごとく無駄に使う秋篠宮家には呆れるばかりだ。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『宮内庁』入札・契約調書 令和6年12月2日 赤坂御用地第251号建物改修工事

・『大和リース』カタログ(事務所)

『YouTube』秋篠宮さま 「静かなる抗議」の方法は?初公開映像も…ご発言の大きな問題提起力…59歳の誕生日映像と会見【皇室ちょっといい話】(174) テレ東BIZ

『稲垣リフォーム』横浜市南区 Sビル 階段修繕工事

『sunpro 』住まいのお手入れとメンテナンス雨樋(あまどい)・浸透桝(しんとうます)

『エトセトラ・ジャパン』赤坂御用地東地区の2つの工事期間をチャートに 工期終了3日前に大量の工事追加が秋篠宮家流

『エトセトラ・ジャパン』秋篠宮家周辺を一手に請負い「留守中」も中に入って工事 清水建設は宮家の特殊事情をすべて把握か

2件のコメント

  • 嫌になっちゃったの?!
       ↓
    >〈佳子さま独立の影で〉秋篠宮邸の工事責任者が密かに退職していた!〈宮内庁は「理由については……」〉

    2023/12/02 Ameba

    上記文言で検索を、、

    >退職していたのは、工務課課長補佐だったAさん(50代)。周囲も一目置く優秀な女性技官だったという。

    「Aさんは仕事と子育てをしっかり両立させ、子どもも手がかからない年代になった。定年までまだ何年もあるのに、なぜ退職したのか、周囲は困惑しています。しかも、誰もその理由を聞いていないのです」(宮内庁関係者)

    Aさんが担当していた秋篠宮邸の改修工事は昨年9月に終了。今年3月、佳子さまを除くご一家が仮住まい先だった御仮寓所からお引越しをされた。だが、今年7月、佳子さまが一人でお住まいの旧御仮寓所の追加工事が公表されるなど、秋篠宮邸をめぐる工事はまだ終わっていないとも言える。Aさんは、なぜこのタイミングで退職したのか。

    「Aさんは秋篠宮邸の改修工事が行われている間、しょっちゅう秋篠宮ご夫妻に呼び出されていたそうなのです。そのため、彼女の退職を知る人の間では『工事に関する紀子さまからの難しい要求が続き、疲弊してしまったのではないか』などと囁かれています」(同前)

      (詳しくは本文で)

  • 今回が初めての工事ならいざ知らず経験を積んできていると思うのです。設計の段階から何度も打ち合わせを重ね建設した後にやり直しや追加工事をそんなに頻繁にしますかね。

    そういえば、宮内庁の設計担当の方が(たしかそこそこ上のポジションだったような)何年か前に途中にも関わらず辞められましたよね? もしかして、秋篠宮邸?家?と関係している?その後、その人の所在もわからないと記事になってましたよね?

    秋篠宮家と関わると何かあるような。

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