悠仁さまトンボ論文 写真の約半数に疑義の声 「全写真のExifを出すべき」とnoteでも話題に

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論文などで使用された画像に疑義の声があがったら、こちらをることになるそうだ(画像は『Wikipedia』のスクリーンショット)
画像を撮影したのはいつ?どこで?カメラは何? 疑義の声があがったらこちらを確認するという(画像は『Wikipedia』のスクリーンショット)

 

X(Twitter)で相互フォローの関係にある青山まりかさんは、『note』の方でもご活躍で、一部の皇族にまつわる問題を、読みやすい文章とバリエーションに飛んだ画像で楽しく、そしてとても正確に論じてくださっている。

そのなかで、いつかご紹介させていただきたいと思っていたのが、こちらの『ドキッ!アレもポロリこれもポロリ❤️のトンボ論文 秋篠宮家悠仁さまは写真のExifを見せる段階にあると思うよ』というページである。

 

◆青山まりかさんによる考察

悠仁さまトンボ論文問題

 

6歳からトンボ写真撮ってました!と主張されても、ミラーレスならともかく、物理的に子供の手には一眼レフと望遠レンズが持てないし、当時のミラーレスやコンパクトカメラではトンボ撮影は難しいというのはエックスで指摘したが、実はそれ以上のことは言わなかった。

 

6歳からカメラを使っているとは思えない手つきの悠仁さま
しかもニコンDfは飛翔物の撮影には向かない

だが、エトセトラさんのブログですでに「トンボ死んでる!」「トンボを合成したあとが見えすぎ!」「虫ピンが見える!」「糸で結んでる!」とボロが出まくっている悠仁さまトンボ論文。

 

なのでいい加減に言おう。

 

悠仁さまは論文に使用した全写真のExifを出せ今すぐ。

 

◆Exifとは何か?

青山まりかさんは「Exifとは何か」について、こう述べておられる。

カメラを少し齧った人間なら誰でも知っているが、Exifというのは写真を撮影すると必ず添付される情報だ。

 

Exchangeable image file format(エクスチェンジャブル・イメージ・ファイル・フォーマット)が正式名称だが、イグジフ、エグジフといった呼び方をされている。

 

◆Exifを確認するとすべての事がわかる

撮影年月日、撮影時の設定、撮影場所、そして読み込むアプリによっては機材までが丸見えなのだ。

 

余談だがスマホで撮影した写真で家バレした!というのはこういう仕組みである。
だからExifを全て開示して悠仁さまは堂々と2012年に撮影しましたと断言すればいい。

 

◆論文のトンボ写真およそ半数に疑義の声

ご存じの通り、筆者の元には大勢の方から「もっと解像度の高い画像を」「画像データの詳細を」「イネの生育状態からみて撮影日もおかしい」といった声が寄せられている。

論文に掲載されたトンボの写真のうち、もはや半数ほどに疑義の声が上がっており、たとえばNo.19のオツネントンボのように、複数のポイントについて指摘されているトンボもいる。どうしてここまで杜撰なのかと呆れるばかりだ。

医学や生物学など、画像が重要な要素となる学術論文を提出するなら、万が一のそういった指摘に備え、連写された画像を多数手元に保存しておくものだろう。悠仁さまは、手元の画像やそのデータを明らかにされれば、それでよいのだが…。

 

◆シュプリンガーネイチャー社が示す投稿規定

今や多くの画像処理手法が存在し、生物学の論文に使用される画像に対しても、どこまでが認められ、どこからが不正とされるか、その線引きはとても難しいそうだ。

そこで学術誌の側は、論文投稿規定の最低限の基準として「加工を施した場合、その画像処理について論文や実験ノートに記載しておくこと」などと明文化している。

 

こちらはオープンアクセス出版のパイオニアとして、ヨーロッパを拠点にサイエンス系学術出版の世界展開を図ってきた、シュプリンガー・ネイチャー(Springer Nature Group)社が公式ホームページで示している「画像加工に関する投稿規定」の大まかな内容である。

生物画像全般、原画像を保存する

 

論文審査の際に要求されたら提出する

 

カラー画像については 300 dpi 以上の高解像度データを提出する

 

画像処理は最小限に留め、提出する画像は原画像を反映させる

 

使用したソフトウェアおよび主要な画像処理手法を明記する

 

不用意な画像合成を避ける

 

合成する場合は白線あるいは黒線を挿入し明記する

 

タッチアップ機能は使用しない

 

画像処理は画像全体に施す

 

比較する画像にも等価な画像処理を施す

 

◆まとめ:Exifに手を加えるなら…

「Exifの偽造は可能といえば可能」と青山まりかさん。ただし、レンズキャップを閉じたままのカメラを手に、落ち着きなく右往左往しながらトンボを撮影するような悠仁さまである。Exifのデータに余計な小芝居をするなど、ご本人にはとても難しいのではないかという。

しかも、それをやった時点で研究者生命は完全終了となる。いくら妃殿下に「お願いしますよ」と言われても、悠仁さま以外の著者2名は、それを決してやってはならないのである。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『note』青山まりか

『note』青山まりか ― ドキッ!アレもポロリこれもポロリ❤️のトンボ論文 秋篠宮家悠仁さまは写真のExifを見せる段階にあると思うよ

『Springer Nature』editorial policies ―  image integrity and standards

『エトセトラ・ジャパン』トンボ論文写真No.22のphotoshopで再現された青い翅 多くの学術誌が認めていない「不必要な画像加工」に該当では?