【ご報告】Google翻訳でのサイト英語化をやむを得ず中止(涙) 異常なフィードバック集積はおそらくDeepL翻訳にも

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いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。今回は記事ではなく、ちょっとしたご報告となります。

実は、「英語で是非とも発信を」というリクエストをしばらく前からいただくようになりました。ところが、自身があまりに忙しいものですから、サイトごとまるっとGoogle翻訳サービスを利用していただくことを考え、少し前に語圏向けのなかなか大きなアイコンを作りました(PC版ではページの右サイドに)。

ところが…。



 

◆設置後1週間で問題が発生

設置後ちょっとの間は順調だったものの、1週間経った10月7日、ある読者さまから「Google翻訳に任せるの、ちょっと問題がありそうですよ」というご連絡をいただきました。

確認してみたところ、とんでもないことになっていたのです。敬宮愛子さまを称賛する記事では、Princess ToshinomiyaでもPrincess Aikoでもなく、なんとPrincess Takami、Princess Akihitoなどとなっていることがわかったのです。

Google翻訳として、皇室関係のテキストを扱ってきた量が圧倒的に少ないのかもしれないと思い、念のため、お名前の読み方がやや珍しい皇族方がどのように翻訳されているのかを確認してみました。

すると、紀子さま→Princess Kiko、佳子さま→ Princess Kako、承子さま→Princess Tsuguko、彬子さま→Princess Akikoと、ちゃんと正しく訳されているのです。これは、英訳を誤らせるフィードバックが意図的に寄せられていると考えるほかないです。

Xで愚痴をこぼした(黄色で囲んだ部分)ところ、多くの方が反応してくださいました。



 

◆タイトルも誤訳されてしまう

タイトルもです。最近は秋篠宮家に都合のよい方向で英訳されることが、以前にもまして頻繁になっていると感じます。

例えばこちらは現在のトップページです。

 

最近、タイトルを誤った方向に英訳されることが頻発している
最近、タイトルを誤った方向に英訳されることが頻発している

 

【YOUR VOICE】紀子さまの「厳しいお言葉」もハラスメントでは? 以前から「宮家で働けることに感謝を」と

→(Google翻訳はこう解釈) 【YOUR VOICE】紀子さまの「厳しいお言葉」もハラスメントでしょうか? 彼女は以前「宮家で働けることに感謝しています」と言っていた

 

【YOUR VOICE】直系長子の皇位継承を認めず女性差別が過ぎるなら、諸外国も猶予を終了し暴露合戦へ

→(Google翻訳はこう解釈) 【YOUR VOICE】直系の長男による皇位継承が認められないなら、大変な女性蔑視として諸外国は猶予を終了し、暴露合戦が始まるだろう

 

◆ではDeepLはどうなのか

自動翻訳サービスには限界があり、完璧さを求めるのは無理があることは理解しています。とはいえ、DeepLで翻訳してもらうと、そういった誤りが起きるのかが気になりました。

例えば最近の記事をDeepL翻訳とGoogle翻訳で比較してみると、タイトルだけでもここまでの差が出ています。

(いずれの画像も左側がDeepL翻訳、右側がGoogle翻訳のスクリーンショットです)

 

例えば「働けることに感謝を」がGoogle翻訳では「紀子さま」が感謝していることに
例えば「働けることに感謝を」が、Google翻訳では「紀子さま」が感謝していることに

 

 

例えばGoogle翻訳が「長男による継承が認められないようでは…」にされ、Deeplは「直系男子の継承がひどい性差別だとみなされるなら…」と
Deepl翻訳は「直系長男による継承がひどい性差別だとみなされるなら…」と。Google翻訳は「長男による継承が認められないようではひどい性差別」と。

 

「筑附」の英訳は、両方とも全く違っている
「筑附」の英訳は、両方とも全く違っている



 

◆DeepL翻訳は「筑附」をなぜ東大附属高校と?

解釈の正しさについて、軍配は完全にDeepL翻訳が上だとわかりました。ただ、そちらも筑附(筑波大附属高校)を「University of Tokyo High School」と訳すことになっているようで、これは本当に驚きました。

どこにも「東京」の文字がないのに、なぜそんな風に英訳するのか、やはり疑うべきはフィードバックでしょう。秋篠宮家をアゲるための、異常な情報操作がそこでなされていることを想像します。

というわけで、このままでは皇室で起きていること、そして弊ブログが英語圏の方々に誤った形で受けとめられてしまう可能性が高く、残念ながら一旦そのアイコンを外すことにいたしました。

ご期待に沿えることができず、皆さまには本当に申し訳なく思っております。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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