事故死したダイアナ元妃へのコメントだけじゃない! 秋篠宮さまのお誕生日会見に見る妻・紀子さまへの冷淡さ

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結婚15年目を迎える感想を尋ねられた秋篠宮さまは…(画像は『宮内庁』のスクリーンショット)
結婚15年目を迎える感想を尋ねられた秋篠宮さまは…(画像は『宮内庁』のスクリーンショット)

先日こちらの記事で、秋篠宮さまの令和元年のお誕生日会見の一部分を抜粋でお伝えした。主語が絶対に必要な個所で欠落しているため、気を利かせたであろう記者が「悠仁様がですか?」と奇妙なフォロー。文章の構成にも違和感を抱いてしまったが、皆さまはいかがお感じになられたであろうか。



毎年11月下旬に行われる秋篠宮さまのお誕生日会見。眞子さんと小室圭さんのご婚約~ご結婚に関するゴタゴタより前の会見を振り返ってみても、国民の満足度や印象は…? 兄である今上陛下の毎年のお誕生日会見が「すばらしい」「わかりやすい」「ためになった」と高く評価されてきただけに、勝手ながらあれこれ比較させていただくことにした。

この度注目してみたのは【夫婦について】という質問と回答。正直なところ、ダイアナ元妃の事故死に関する、秋篠宮さまの冷酷なコメントにショックを受けたことがきっかけだ。妃殿下として多忙な日々を送る妻への思いやりやねぎらいのお気持ちについて、今上陛下と秋篠宮さまのお誕生日会見から該当する部分を抜粋してみた。

◆夫婦について今上陛下は…

(満39歳のお誕生日会見で)
夫婦のきずなを強めたようなエピソードというのはいろいろございまして,どれをお話ししたらいいか分かりませんけれども,私たち二人の場合,できるだけお互い話し合うことにしております。

 

私たちは,幸い,言ってみれば夫婦一緒に共働きをしている,一緒に行動するというような毎日を送っておりますので,幸いなことに二人で話し合う時間というのは比較的取ることができ,そのような時間を大切にしております。

 

それからまた,共通の関心事を持つことというのも非常に大切なことではないかと思います。一緒に様々なことを考えたり,一緒にスポーツをしたり,年何回かの登山を一緒にしたり,天体観測であるとか,そのほかいろいろありますけれども,あと日々の犬の散歩を一緒にすることも挙げられます。

 

そういった共通の関心事を持つことが,あるいは,夫婦のきずなを強めることにも貢献しているのではないかというふうにも思います。

 

(満63歳のお誕生日会見で)
結婚してから、30年近くが経たつのかと思うと、時の流れの速さを感じます。昨年12月の雅子の誕生日の感想にもありましたが、雅子が29歳半の時に結婚してから、その人生の半分以上を私と一緒に皇室で過ごしてくれていることに、心から感謝するとともに、深い感慨を覚えます。

 

この30年近く、二人で一緒に多くのことを経験し、お互いに助け合って、喜びや悲しみなどを分かち合いながら、歩んでまいりました。雅子は、この1年も工夫や努力を重ね、体調を整えながら、皇居での行事、都内での式典やオンラインによる各地への訪問、そして昨年10月以降は、栃木県、沖縄県並びに兵庫県へと、再開された地方への訪問に臨むことができました。

 

また、突然の英国訪問となった昨年9月の英国女王エリザベス2世陛下の御葬儀への出席は、時差が大きく長時間のフライトとなるなど厳しい日程だったと思いますが、二人でそろって参列できたことに安堵どいたしました。

 

この1年は、コロナ禍の状況も少し落ち着き、その前の年に比べ、出席する行事も増えましたし、養蚕についても、コロナ禍に入ってからの態勢から蚕の種類や頭数を増やすことができ、伝統を引き継ぎながら、熱心に作業に取り組んでいます。そのような中で本当によくやってくれていると思います。

 

ただ、雅子は、いまだに快復の途上で、体調には波があり、大きな行事の後や行事が続いた場合には、疲れがしばらく残ることもあります。そのような際には、十分な休養を取ってほしいと思います。これからも、無理をせずにできることを一つ一つ着実に積み重ねていってほしいと思います。

 

雅子は、私の日々の活動を支えてくれる大切な存在であるとともに、公私にわたり良き相談相手になってくれていますし、愛子の日常にもよく気を配りながら見守っており、生活に安らぎと温かさを与えてくれていることもとても有り難く思っております。

 

私も、今後ともできる限り力になり、支えていきたいと思っています。国民の皆様には、これまで温かく心を寄せていただいていることに、改めて感謝の気持ちをお伝えするとともに、引き続き雅子の快復を温かく見守っていただければ有り難く思います。



◆夫婦について秋篠宮さまは…

(満39歳のお誕生日会見で)
来年で15年で,今14年半ぐらいたったわけです。この14年半の間に私ないし私たちにとって折々に大切な事柄があったわけですけれども,スパンとして,時間的な長さとして考えますと,気が付いたら14年たっていたなと,そういうふうな感じがいたします。どうですか。

 

~紀子さまが代わりにご回答。続いて記者に「かけたいお言葉は」と尋ねられると~

 

かけたい言葉ですが「これからも良い仕事ができるように努めるとともに,自分の関心を持っている分野についても深めていってください。」ということですかね。

 

(満42歳のお誕生日会見で)
円満に見えるということでしょうかね。私と家内は基本的に全く別の人間なわけですね,これは当然ですけれども。ということは,考えることも,同じ場合もあるけれども違うことも結構あると思います。

 

ですから私は,できるだけ両方ともですけれども,思っていることとか,意見を伝えるようにしています。私から家内にもありますし,家内から私にもあります。

 

それによって両方の一致した意見でまとまることもあれば,口論になることもあるわけですね。でもそういう思っていることをきちんと伝えるということで,より理解が深まるのではないかなと感じております。

 

◆まとめ

丁寧で落ち着いたお話の仕方に定評がある今上陛下。この2つの年の会見からは、陛下が皇后雅子さまをいかに大切に思っておられるか、また、ご体調をいたわっておられるかが大変よく伝わってきた。

一方、妃殿下として頑張っている紀子さまについて、「何かかけたいお言葉は」と記者に促されても、感謝やねぎらいの言葉がなかった秋篠宮さま。妻に冷淡な人間が、なぜ国民に心を寄せることなどできるだろう。期待するだけ無駄だということが、よくわかった気がする。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参照:
『エトセトラ・ジャパン』記者の奇妙なフォローで成り立つ秋篠宮さまの「お誕生日会見」 トンボ観察を応援も宮邸改修工事が延々続いた矛盾

『宮内庁』天皇皇后両陛下の記者会見など

『宮内庁』秋篠宮皇嗣同妃両殿下の記者会見など

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