【YOUR VOICE】奈良時代/娘を将来の天皇にと育てた聖武天皇 やがて第46代孝謙・第48代称徳天皇と2度の皇位に
※ こちらは10月9日付の【YOUR VOICE】江戸時代の女性天皇2名は天皇の娘 「万世一系」「男系男子」物語は明治に生まれたに対し、読者様から寄せられたコメントです。
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日本の歴史学者でご専門は日本古代史、女性史の義江明子帝京大学名誉教授は、著書の中で「一つの血統による王位世襲は、五世紀末ごろまでは確立していなかった」「父から息子へという継承順序も鵜呑みにできない」従って記紀の初期天皇系譜は信用性が低い…と記されているそうです。
五世紀末とは古墳時代で第26代継体天皇即位の頃ですが、継体天皇までは伝承をもとに創られてきた神話の世界の天皇系譜であり、ようやく実在された天皇として紹介される天皇です。
しかも前天皇の第25代武烈天皇に子は無く途絶えたので、はるか200年遡った神話の世界の第15代応神天皇の五世孫(皇位を継がすためのギリギリで定かでない)をようやく近江の国から見つけ、血が薄いので第24代仁賢天皇の皇女と婚姻することで血の濃さを補ったとされる天皇でもあります。
また、奈良時代の第45代聖武天皇の娘は正式に将来天皇になるため皇太子として育てられた唯一の女性皇太子で、第46代孝謙・第48代称徳天皇と二度皇位に就いています。権力を軍事力で争った時代なので皇子も反乱暗殺で殆ど存在しなかったそうです。
歴史家の方も天皇系譜は後で出来たものだから都合良く、又新たな天皇も研究の中で出て来る可能性も…とも言われています。政治家は今でこそ万世一系を使わなくなりましたが、どこをもって男系男子で繋いできた「日本の宝」と決めつけるのか、国民に示し納得させて欲しいものです。
秋篠宮家はおろか、600年も遡り崇光天皇から21世孫も22世孫も隔たり一般国民となって80年の旧宮家男系男子養子縁組で皇統つなぐ正当性には疑問です。
天皇家の御子、敬宮愛子内親王殿下が皇位継承されるのが自然の成り立ちです。
(コメント欄:皇室を憂うさんより)
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