【YOUR VOICE】おいしそうな小笠原…秘密の幽閉に最適かもしれませんね 太陽王ルイ14世の双子説も興味津々
親戚のオジサンのような気安さで、紀子さま、悠仁さまとともに写真に収まる小笠原村の村長さん。いいんですかぁ? 飛行場開設問題がちらつく折りに。他人事ながらご心配申し上げます。
匿名の方から寄せられた【YOUR VOICE】小笠原はまるで秋篠宮領のよう 「緊急に空港整備せよ」と一気呵成に自然保護派を黙らせる?を読み、はたと膝をうちました。
小笠原(という島)は 鉄仮面伝説のあるサント・マルグリット島になりえますね。秘密の幽閉に最適かも。(鉄仮面の正体は謎ですが、アレクサンドル・デュマの小説やディカプリオ主演の映画のように 太陽王ルイ14世の双子説など。史実の考察も王統に絡み、大変興味深いものがあります。)
法律家諸氏からのアンサーを待ちつつ、このところ不思議に思っていることがあります。
女子差別撤廃条約について「天皇は適用外」とする意見が上がった際、反論するかと少なからず期待していた女法協(日本女性法律家協会)などが、私の知る限り全く反応しないことです。
国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)は昨年、日本政府が選択的夫婦別姓制度の導入や皇室典範の改正による皇位継承の男女平等化などをなおざりにしている様子に勧告をし、葛城奈海さんはそれが不服だとして10月、女性ばかり数名でスイス・ジュネーブでの会議に乗り込み、「男系男子の皇統は差別に該当しない」と主張されました。
その時私は、女法協から何らかの声明がすかさず発せられるのではないかと期待していたのですが、沈黙でした。残念です。朝ドラで知られるようになった「虎に翼」のモデル、三淵嘉子さんらが設立した女法協には「女性の差別をなくしていこう」という理念があったと思いますが…。
なお、女性法律家協会は2009年に会長をはじめとする女法協有志により、「民法の成年年齢の引下げについての中間報告書」に関する意見書 (引き下げに反対)を出しておられます。すばらしい意見書だったと感服したものですが、今改めて読んでみると、18歳への引き下げはひとえに「坊っちゃんのため」だったという噂に真実味を感じてしまいます。この度の一連の成人儀式を見せつけられるにつけ、いっそうそう感じます。
また、何人かの法律家に水を向けてみましたが、皇統の正統性(の怪しさ)や非行について話そうとするや、書面化された証拠がない話をするな!とシャットアウトされました。
国策で弁護士が大量生産されましたが、それは「ものを言わない弁護士」の大量生産でしかなかったというか、それを狙ったともいえそうです。まあ、でも、小笠原の空港問題に関しては、東京弁護士会が反対の意見書を出しているのですね。
そういえば、祭祀王を口実にする男系男子論者は、「アマテラスも卑弥呼もトヨ(イヨ)も女性」という事実をどう説明しているんでしたっけ。
(むささびXさんより)
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ある作家の書籍には、“井上毅(明治の官僚 ※)の国体論から聞こえてくるのは、日本が特別な国だという叫びである。その特別さは万世一系に象徴された…。日本は特別な国だという叫びは、特別な国でなければならないという願望に変わりその為に努力しなければならない。それが憲法、典範、勅語に記載されれば、それが事実となり社会政策の前提となる。それを阻害する異分子は非国民として徹底的に排除される…。君徳の結果の万世一系がそれを維持するために暴政が行われるという逆転が起こる、これが「特別な国の落とし穴」である…” などと書かれています。
男系男子論者の万世一系の拘りを端的に理解することが出来ました。先日の宮家儀式が、いやいや誕生から男子に拘り、世界から嘲笑される我が特別な国のショラテン…支持する政治家や団体…は余程、既得権益、票田…うまみがあるのでしょう。
井上毅は、我が国は男尊女卑の国だから女系天皇になると皇婿が力を持つから…と男同士の権力争いを危惧していますが、平成四人組では元天皇と女帝の二人天皇になり、それをお手本とする皇嗣妃の何も恐れるものは無い…と、天皇家を差し置いて三重権力を行使しています。
女性法律協会もさることながら、前回自民党総裁選では圧倒的に民主的に女性候補が勝っていたのに、女性総理は絶体阻止せよと前総理の命令下、女性議員さえ殆ど支持しなかった。現総理の退陣騒動は当初から国民が支持してなかった当然の結果です。国民の総意を無視すると自分たちに跳ね返ってくるよい例です。
(誠に勝手ながら一箇所、文章を編集させていただきました。ご了承下さいませ。朝比奈より)
皇室典範を批判します!!
1.昭和天皇の「人間宣言」
新日本建設に関する詔書
朕ト爾等国民トノ間ノ紐帯ハ、終始相互ノ信頼ト敬愛トニ依リテ結バレ、単ナル神話ト伝説トニ依リテ生ゼルモノニ非ズ。天皇ヲ以テ現御神トシ、且日本国民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、延テ世界ヲ支配スベキ運命ヲ有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニモ非ズ。
昭和天皇のお言葉はこうです。
天皇と国民の絆は、常に互いの信頼と敬愛によって結ばれ、単なる神話や伝説によるものではない。
これを無視して、皇室典範の「男系男子継承」は戦前の「神話的国体観」すなわち「2685年前の弥生時代に神武天皇が日本を統治していて、そこから途切れる事なく男系男子継承が続いている」と言う「神話」をいまだに根拠としており、昭和天皇の人間宣言を「踏み躙って」いるのです。
この「神話的国体観」は戦争のイデオロギーとして明治時代以降に国民に刷り込まれたものです。維新以前の日本人はその様な事は知りません。そして敗戦後、昭和天皇の人間宣言で完全に否定されました。現在「神話的国体観」を史実と認める歴史学者は一人もおりません。史実と認められない事を根拠にする皇室典範は法律の体を成しておりません。こう言うのを「原理主義」と言います。
2.憲法第1条
「この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」これは人気投票をせよと言う意味ではありません。が「この地位」を構成する要素には「継承ルール」も含まれます。「男系男子の性差別継承」が国民の総意でないのなら明らかに憲法違反です。
3.憲法第14条
「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」
天皇や皇族は「国民」に含まれないという憲法解釈があります。しかし、だからと言って「天皇、皇族は性差別して良い」と言う屁理屈は明らかにメチャクチャで人倫に反します。こんな理屈は子供でもわかります。性差別を明記した皇室典範は明らかに憲法違反です。
4.国民の半分は女性
言うまでもなく国民の半分は女性です。なのに、国民統合の象徴から女性を制度的に排除するのは、憲法第1条「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」に反しています。天皇の性別について制度的に恒久的に女性を排除するのは国民統合の「象徴性」を否定しており憲法違反です。
追伸1
少し理屈ぽくなりましたが、昭和天皇の人間宣言、そして新憲法発布の時点で皇室典範の性差別を改めて「男系男子」を「直系長子」に改めるべきでした。しかし、平成、令和の御代替わりは男子がおりましたから議論が深まらず、政治家のサボタージュを招いてしまいました。そして、2006年に小泉政権の「女性天皇・女系天皇をみとめる典範改正」を葬ったことは日本史上痛恨の大間違いでした。まだ間に合います。今すぐ皇室典範を改正しなければなりません。
追伸2
2020年11月8日に行われた秋篠宮の「立皇嗣の礼」に関し「皇位継承は確定していないから立太子と同じ儀式は出来ない」と当時の内閣官房長官であった菅義偉氏(後の総理)が国会で発言しました(パチパチ)。これは秋篠宮が皇太子ではなく継承順位1位に過ぎない立場であることを強調するものでした。「立皇嗣の礼」だの「上皇后」だのありもしないものをでっち上げたのです。サッサと否定して、皇室典範改正、敬宮さまの立太子を実現するのが国民の願いです。