【YOUR VOICE】やぶ蚊対策で赤坂の迎賓館には高濃度の薬剤散布 隣接地の御用地にも当然影響が
※ こちらは11月22日付の記事、トンボ論文責任著者の人物紹介欄に多数のコメントが! 「トンボを愛している?」のメールがきっかけでに対し、読者様から寄せられたコメントです。
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子どもたちに、昆虫について興味を持ってもらう目的の特別展でしょう? クラファン(今となっては胡散臭い。)までして集めたカハクの資金で、純真な興味に冷水を浴びせ、嘲笑するような、こんな投げやりなものを、子どもたちが読むカタログにしたとは驚愕です!!
わたしの曾祖父は蚕(カイコガ)の研究者でした。クワの葉を食べ育つ幼虫が糸を分泌して繭をつくりますが、それを繊維素材として活かしたものが「絹」です。その事で勲章もいただきました。蚕は「おかいこさま」と呼ばれて尊重され、日本人の生活を随分助けてくれた筈です。
天皇家はご一家で慈しんで蚕を育てておいでです。冒涜しないでください。
それから、匿名さまのこちらの推測は当たっております。
常識的にみても、赤坂御用地のとなりは迎賓館だし、夏場は藪蚊が発生しないように、かなり大量の殺虫剤が撒かれているはずです。洗面器の水でさえボウフラが発生するので、もし高頻度で薬剤散布をしなければ、迎賓館も宮邸も藪蚊だらけになって、とても生活できないはずであります。
あそこが農山村ではない時点で、珍しいトンボがそんなに生息しているはずもない場所であり、周囲もビル街なので、手間暇の関係上も、最初から「捏造ありき」でスタートしたプロジェクト、それも公表するかどうかさえ定かでなかった幾つかあったプランの一つではなかったのでしょうか。
事実、赤坂の迎賓館は、長年にわたり非常に濃密に薬剤散布を実施してきています。それで近隣住民が健康被害に遭ったなど、活字になった資料もあります。そうであれば、間違いなく隣接の御用地のトンボの生息にも影響が及んでいるでしょう。
(コメント欄:むささびXさんより)
画像引用元:『AERA DIGITAL』〈皇室と伝統〉雅子さまが皇居で愛しむ蚕「この子はちゃんと食べられるかしら」 愛子さまも飼育歴10年以上
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赤坂御用地内の池でヤゴが・・・といわれても、そんなエコな水面があれば、ボウフラも湧きます。
流水でないとあっという間です。昔は東京にもたくさん小河川が流れていたので、御用地内にも湧き水や流水を引き込んだ庭園があったのでしょうが、ここまで開発されては流水はなくなっても当然です。秋篠宮が藪蚊だらけの自宅に我慢できるはずもなく、御用地での薬剤散布は欠かせないことでしょう。
だから最初から全部仕込みで、悠仁撮影のトンボ写真など本当は一枚だになく、どこかで他人が他の場所において撮影してきたトンボ写真ばかりでもって、架空の幻想論文にしていたのかも?と疑ってしまいました。どうせ御用地に入ってまでは第三者が検証できないだろうということで。
でももしもそのからくりを知る宮内庁庭園担当者がおられたなら、良心の呵責に相当苦しまれたかも知れないな、とそこまで心配してしまいました。
ボウフラや藪蚊成虫用駆除用薬剤といえば、スミチオンですが、これがトンボの生態には致命的だといわれています。ちょっと古い記事ですが、引用します。
「以上にて西播地方の蜻蛉1としてアカトンボ属をまとめてみたが、今後西播地方で採集される可能性のある種を掲げようと思ったが、 まずない様である。しかし極めて少ないがタイリクアキアカネが採れた事例からオナガアカネのみ可能性がないとはいえないと思われる。逆に消えるおそれのあるアカトンボは多くある。
まず偶産のタイリクアキアカネ採集地の環境は変わり今は化学工場のタンクが立ち有機ガスが出ているのでまず無理、ついでオオキトンボも近年には消えそうである。そして水田の近くにいるヒメアカネ等は農薬による薬害により心配である。何といってもトンボの生活はヤゴという名の水中生活をしており水が枯れた時水質が農薬などにより悪化した場合。また最近播磨地方の各地でよく行われる松クイムシ駆除のため、空からのヘリコプターによるスミチオン乳剤等の散布は一網打甚に蜻蛉のエサや益虫まで殺してしまう。土地開発による環境変化等々役人仕事が増えつつある現在、私たちがいま普通に見ているアカトンボですら、いずれ絶滅の危機になるおそれが充分にある。三木露風のアカトンポの詩がいつまでもうたえるような環境を保たれることを願いながら結びと致します。」
https://www.konchukan.net/pdf/tentomushi/Vol7/tentomushi_7_20-24.pdf
(「西播の蜻蛉(1) アカトンボ属」 相坂耕作 23頁より)