公平を期すためTOEIC「AI監視サービス」を 筑波大新入生の英語クラス分けテストがオンラインになった件 

この記事をシェアする
AIによる監視サービスが数年前から利用できるように。ただしオプションである(画像は『IIBC』のスクリーンショット)
AIによる監視サービスを提供しているTOEICのオンラインテスト。ただしオプションである(画像は『IIBC』のスクリーンショット)

 

秋篠宮家の長男・悠仁さまが通うことになった筑波大学が、コロナ禍でもないのに、なぜか今年度の新入学生に課する英語のクラス分けテストを「オンラインで行う」と発表した件。教室に集まり、それぞれが自身の実力を発揮するのとは違い、オンラインでは誰が手を貸すとも限らない。

学生たちの間に「アンフェアでは?」と疑惑が生まれるような事態になったのは、一体なぜなのか。ただ、大学に問い合わせたところで、職員さんたちも「文春に “英語と数学が不得意” とすっぱ抜かれた悠仁さまのため」とは口が裂けても言えないだろう。

しかし学生さんたちには、コレを訴える権利がある。



 

◆筑波大は今年度はオンラインで

まず、筑波大学における令和7年度新入生の英語クラス分けテスト(英語プレイスメントテスト)は、ホームページにも示されているように、一般財団法人・国際ビジネスコミュニケーション協会(略称:IIBC)が主催する「TOEIC-IPテスト」を採用して行われることがわかった。

筑波大学では、学生の英語学習支援、国際化支援の一環として、TOEIC-IPテストを入学時と3年次に1回ずつ受験することになっています。特に入学時の受験結果は、1年次必修科目である「英語」のクラス分けにも利用されるため、「英語プレイスメントテスト」とよばれています。

 

まず、以下の動画または説明に従って、TOEIC L&R IPテスト(オンライン)を受験してください。このプレイスメントテストの結果に基づいてクラス分けし、1年生全員はそのクラス分けで指定された科目番号を履修登録します。指定されたクラス以外での受講は認められません。

 

トンボ論文に関して、国立科学博物館、文化庁、文部科学省、東京大学にさまざまな問い合わせや申し入れを行ってくださった埼玉県のSさんは、「悠仁さまのための対策として、替え玉受験やカンニングを行う学生が現れるかもしれないオンラインテストでもやむ無しとするなら、国立大学たる筑波大学もここまで落ちぶれたのかという思いです」とした上で、とても有益な対策方法があることを説明してくださった。

そのオンラインテストに、「AI監視サービス」という第三者機関が関わる優れたサービスがオプションとしてあることを、皆さんご存じでしょうか。筑波大学は、悠仁さまを含め新入生全員にこれを必ず適用させるべきでしょう。

 

◆TOEICのAI監視サービスとは

そこでIIBCのホームページで調べてみることに。すると『TOEIC® Listening & Reading IPテスト(オンライン) AIを活用した試験監視サービスの開発に関するお知らせ』というページに詳しい説明があった。

重要な部分を抜粋してみると…。

遠隔で人による試験監督を行う場合、受験者の皆様は、所属する団体が定めた試験の開始時間に合わせて一斉受験する必要があります。そこで、AIによる不正解析をおこなう「AI監視サービス(仮称)」を2021年3月より開始することといたしました。

 

「AI監視サービス(仮称)」は、Webカメラで撮影した試験中の受験者動画をAIが解析し、不正の可能性が高い行動を検知するサービスです。検知結果は、団体のご担当者にフィードバックされます。

 

本サービスは、資格・検定試験各種ソリューションの提供を行う株式会社イー・コミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役:佐藤信也 URL https://www.e-coms.co.jp別ウィンドウで開く/Open the link in a new window)が開発した、AI解析エンジンを使ったオンライン試験不正監視サービス『Remote Testing AIアナリスト』を利用します。

 

受験前に本人の顔と本人確認書類を撮影した後、試験中の受験者の様子を動画で記録し、動画から、【受験者の入れ替わり】【複数人の映り込み】【不正の可能性が高い目線の動き】などをAIが解析します。

 

◆留学も左右されるためフェアな試験を

なぜ入学時に、互いにズルのないフェアな環境でテストを受ける必要があるのか。

たとえば海外留学を考えている学生さんなら、英語クラス分けテストでレベルの高いクラスに登録しておくことはとても重要。進級の際レベルはその上に進むが、実際に留学先(提携先の大学なら特に)を選ぶ際、英語はどのレベルを修了したかが大きな基準になるだろう。

Sさんは、筑波大学に今年ご入学される学生さんに「このオプションを全員に付けさせることを大学に要求する権利が、皆さんにはあります。試験の公正性確保のため、ぜひ大学に要求していただきたいと思います」と強く助言したいという。



◆まとめ

AIによる監視サービスを徹底させることができれば、第三者機関の関与するそういう試験は、悪いことばかりではない。AI解析の結果は、筑波大学の担当者にフィードバックされる前にイー・コミュニケーションズ、IIBCの職員さんにも把握されるからだ。

Sさんは「悠仁さまは当初、東京大学を狙っていたが受験を断念した」と噂される件についても、こう考えておられるという。

今回のTOEICは、国際ビジネスコミュニケーション協会が主催する試験ですから、外部機関に結果が残ってしまいます。悠仁さまが、教室でまともにテストを受けることを避けたいとするなら、オンラインで高い点をとって頂くしかないのでしょう。

 

悠仁さまに噂された東京大学の入試も同じです。こちらの共通テストは、独立行政法人・大学入試センターが実施します。東大の力が及ばない、外部機関の職員たちも悠仁さまの得点を知ることができるため、情報が漏洩するリスクを考慮すれば、受験を断念せざるを得なかったと思われます。

 

東大の農学部は推薦の場合でも入試共通テストの受験は必須で、8割以上の得点が必要でしたから、そうした合格条件は大きな壁となったはずです。

 

このAI監視サービスの導入を筑波大が拒むようであれば、ほかの学生さんたちへの精神的な影響が生じてくるのではないだろうか。

「悠仁さまのために、アンフェアなことが次々と起きる」という猜疑心のなかで学生生活がスタートする…? 国立大学でそんなことがあってよいとは思えない。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『筑波大学CEGLOC』令和7年度1年次必修「英語」について

『IIBC』【公式】TOEIC Program IP』/団体のご担当者様

『IIBC』TOEIC® Listening & Reading IPテスト(オンライン) AIを活用した試験監視サービスの開発に関するお知らせ

8件のコメント

  • 留学に今回のテスト結果を流用する懸念があるので、「今回のクラス分けテストは監視システムを入れてない上でのオンラインテストだった」ということを、きっちり証拠を取っておくべきですね。

    今年中の留学を画策しているなら、十分ありえますよね。

    証拠をとる具体的方法はわかりません。学生に聞く、テスト本部に情報を公開させる。

  • 普通の学生にとってはこのクラス分けテストで高得点をとっても仕方が無い話では? むしろ低レベルクラスで、楽して好成績をとったほうが、ポイント的にはいいはず。東大の進振りみたいなものが筑波大にはないのならばの話ですが…

    このクラス分けの意味は、高校によってリスニング力にかなりの差があるのと、公立地方校と、私立の都会校では、会話力などで差があって当然で、そのへんをならす意味があるというべきテストです。

    悠仁2号なんでしょうけど、ツクフ時代の成績はほとんど英語も0点に近いものだったので、人工内耳で聞き取りをやらせること自体、酷でもあります。だってヘッドフォンでは聞こえないので、まともに試験しようとすれば、まず聴覚障害者であることを申告し、特別の体制で、磁気コイルのある部屋で、かつ登校しての受験になるはずだからです。

    オンラインにしたのは、悠仁2号、悠子のどちらを出すにせよ、人工内耳であることが発覚しないようにするための予防的隠蔽措置からだと思われます。

  • このテスト、不正をして高得点をとっても、本来なら学生の利益にはならないテストです。
    この結果を踏まえ適性な実力のクラスで講義を受けて勉強して行くためのテストです。
    一般学生にとって不利益となるようなことがあってはならないはずの所で、このような不正が可能なテスト方法を取る筑波大学に呆れました。

  • 【筑波大学】英語クラス分けテストが今年は「オンライン」で実施することに変更されたとのネット情報を目にしました。

    「オンライン」ってカンニングできるのでは?

    筑波大学が壊れ始めたのかな?
    もはや「恐ろしい」とさえ思います。

    新入生、在学生、OB、職員、教員、親御さん、、、心配ですね。

    大学の評判が毀損される様な不幸が起きない事を願っております。

  • AIで監視ですか。
    でも、人工内耳でしたかそれをしてるのもあるしイヤモニの可能性はないでしょうか?
    前を向いてるから耳の中まで見えませんしね。
    悠仁ズの誰かをパソコンの前に座らせてどこかから指示がきてマークや番号を押すだけ。
    そもそも、悠仁さまは英語に堪能だそうですよ。
    満点に近い点数が取れるのではないでしょうか。(ー_ー;)

  • 「筑波大学は悠仁様のために回る」、今後もこのようなことが度々起きそうですね。

    このようなことばかりやっていると、一時かもしれませんが、筑波大学に優秀な学生が集まらなくなりますよ。まあ、国民に歩み寄りたいと仰りながら、このような進路選択をされた方に根本的な問題はあるのですが。。。

  • 面白い程に色々と画策してきますね。入学前なのに車購入、いや違うよ発表ありからの、通学するとか寮だとか一棟建てるとか違うよ借りるのとか新居も楽しみだね。そしてオンラインの英語試験によるクラス分けにした理由は事細かく大学は発表しないと学生さんに失礼。

    どうせAランククラスにするなら、其処の人数1人増やさないとどうせ男子1人は来やしないだろうからね。構内移動はやはり車なのか?どんだけ金食い虫の弟家、そしてどんだけ迷走するのか、儀式もAIでどんだけ税金使うのか、その税金で被災者にちゃんとケアしないと、ふざけた行政に国民が怒り爆発する。

    裏決めの国会内容によっては変な小細工すれば参院選野党も与党も負ける。

  • 小室さんも眞子さんと結婚する前に、弁護士試験はオンラインでの試験でした。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA