不正論文撤回数の世界ワースト10刷新してもなお日本人だらけ 話題性なら抜群なのは悠仁さま

この記事をシェアする

米国の非営利団体「The Center for Scientific Integrity」が運営し、論文の不正問題についてさまざま議論する『Retraction Watch/リトラクション・ウォッチ』というウェブサイトがある。

一流の学術誌に掲載されようがダメなものはダメ。不正な研究や論文を分析し、取り下げるよう申し入れを行うスペシャリストたちの厳しい監視の目は、ズルを働こうとする研究者や研究機関にとって何よりの脅威となっている。扱う分野としては、生命科学論文が多いようだ。

たとえば秋篠宮家の長男・悠仁さまが筆頭著書を務めた『赤坂御用地のトンボ相論文』の画像に対し、捏造疑惑を突き付けたエリザベス・ビク博士の活躍ぶりも、ここでは頻繁に紹介されている。そのビク博士のX(Twitter)を拝見していて、『Retraction Watch』による「論文撤回数の世界ワースト10」最新のランキングに、ちょっとした動きがあったことを知った。



 

◆日本の研究論文の信頼度は…

Retraction Watch はXの公式アカウントに “There is a new entry in the top 10 of The Retraction Watch Leaderboard: A. Salar Elahi.”とポストした。彼らは、不正を指摘されて論文の撤回を余儀なくされた研究者とその論文の数を多い順にリストにまとめている。

リーダーやトップといった言葉が使用されているものの、実際はズルをした研究者ワースト10を示しており、このたびはサラー・イラヒ氏が新しく7位に入ったことを伝えるポストだった。

そして残念ながら以前とあまり変わらず、ワースト10になんと5名もの日本人研究者のお名前が挙げられていた。

不正の指摘で論文が撤回となった研究者とその数 ワースト10に日本が5名という不名誉な現状(画像は『 』のスクリーンショット)
不正の指摘で論文が撤回となった研究者とその数 ワースト10に日本が5名という不名誉な現状(画像は『 』のスクリーンショット)

 

ズルを1度覚えると、その後もついソレ頼みになってしまうのだろうか。1つの不正発覚で芋づる式に周辺の論文や著者にも調査が及び、あれもこれもと発覚していくことがあるそう。こうして、残念ながら論文不正が起きる世界ワースト国となってしまったようだ。

 



◆どの大学も文部科学省も立真剣だが…

あの「STAP細胞」不正論文事件から、今年の春で10年が経過した。

東大をはじめ、どの大学でも学生、教員、職員に誠実な研究論文を書く心得や、倫理面での指導をしているそうだが、研究に不正が多い日本という情けない印象、評判を払拭するべく、近年はそれが一層厳しさを増しているという話も伺った。

さらに名義貸しや、謝礼が発生するようなギフト・オーサーシップ、そして研究との関連性が疑わしい者を著者に加えたりする不適切なオーサーシップなども、積極的に調べる動きが盛んになっているという。

また文部科学省は2014年、研究不正対策に関する新たなガイドラインをまとめ、盗用、捏造、改ざんといった不正行為があった者には「研究費の応募資格の停止など」の罰則を科すとした。

とはいえ、悠仁さまは皇族である。トンボ論文に関する国民からのクレームについては、対応は完全に及び腰という印象であった。

 

◆東大はサンフランシスコ宣言に署名

研究や論文の評価は、欧米ではすでに「数より質」を重視するべきと変わってきている。

2012年には学術誌の編集者らが「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」をまとめ、昨年12月には東京大学が、日本の大学として初めてそのサンフランシスコ宣言に署名を行ったそうだ。

不正論文は断固お断り、そういうものを発表した研究者の在籍もお断り。東大の意気込みは、それくらい厳しいものになっていたはずだが…。



 

◆悠仁さまのトンボ論文の疑義はすでに世界に拡散

学術論文や研究の不正を暴き、糾弾する研究者たちが崇拝するエリザベス・ビク博士。彼女のX(@MicrobiomDigest)に今年2月、「日本のプリンスが発表したトンボに関する学術論文について、標本による画像の捏造疑惑などが議論されているようです」という投稿があった。

 

「いいね」を押しても押しても、じきに消えてしまう不思議さも(画像は『X』のスクリーンショット)
「いいね」を押しても押しても、じきに消えてしまう不思議さも(画像は『X』のスクリーンショット)

 

ビク博士のXにはそもそも世界の研究者、学術誌の編集者を含む15万人超のフォロワーがいるが、こちらのポストは20.5万回も表示されたもよう。ほとんどが日本からである65件のコメントも、大勢の方に読まれたことと思う。

ちなみにこの「いいね」は何度押してもじきに消えてしまうという現象が起きている。

筆頭著者は天皇陛下の甥で、将来はご自身が天皇にならんとしておられる17歳の若手研究者 ― こんなセンセーショナルな話題は、世界を見渡してもそうあるものではない。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『日本経済新聞』「STAP細胞」不正から10年 研究評価、数より質を ― サイエンス Next Views

『Yahoo!ニュース』STAP細胞事件10年〜日本の科学界は変わったか 1/29(月)

『X(Twitter)』
News from Science(@NewsfromScience)

『X』Elisabeth Bik @MicrobiomDigest

【皇室、徒然なるままに】第44話:論文不正の帝王・藤井善隆 論文126本が捏造も後手に回った日本

『エトセトラ・ジャパン』悠仁さまトンボ論文の「取り下げ」要請 文化庁も文科省もたらい回しの状態



2件のコメント

  • >ビク博士のX…「いいね」は何度押してもじきに消えてしまうという現象が起きている。
    ⁉️
    不思議な現象…なのでしょうか? 意図された工作の結果なのでしょうか。

    悠仁様の進学ニュースや蜻蛉論文ニュースが配信されると、ヤフコメは2000超えで 多くの人が疑問を持っているのに、次々パワーアップするような優秀報道には驚くばかりです。
    ガルちゃんによると、ベトナムでの紀子様失態画像が消されているとの情報もでていました。

    佳子様がギリシャ遊行に行く前に、エトセトラ・ジャパンで「ギリシャで行われる不正論文に関する国際大会」への弾圧が??という記事が出たとおもうのですが、見事に当たりましたね。
    西村宮内庁長官.吉田皇嗣職大夫.外務省…等 10人の「お偉いさん」と選び抜かれた100人の報道記者が随行同行したようですが、連日30本もの中継並の報道(2990円の洋服…)は目眩まし。
    実は裏で「お偉いさん」がビク博士を参加させないよう動いていたのでしょうね。

    学習院初等科での敬宮さま苛め事件については、当時の学振理事長安西祐一郎、正田美智子さんの妹安西恵美子さんの夫(安西孝之)、校長は波多野氏(美智子様と唯一婚約した男性
    )だったそうで、美智子様のお言葉も凄かったです。
    台湾では『霸凌愛子公主元凶 是紀子妃親戚的小孩 ┅プリンセス愛子のいじめの犯人は紀子妃の親戚の子どもか?┅』で詳細に書かれていて、今もYouTubeで視る事が出来ます。
    YouTube『霸凌愛子公主元凶 是紀子妃親戚的小孩』2011年3/22(中時新聞網)

    悠仁様の不正論文も、盗作作文(長官は「剽窃作文」と)のように、海外で報道されるのを期待してしまいます。
    ごめんなさい、長くなって。触れてはならない箇所があれば 削除してください。

  • 恥の極み
    みっともない
    皇族が日本下げてどうするんだよ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA