勘違い報道も多々 小室さん夫妻とヘンリー王子&メーガンさん夫妻はこんなにも違う
●交際範囲の広さ
ヘンリー王子夫妻には、王室ブランドをいっさい捨ててもなお財産がたっぷりとあり、米国内にショービズ、慈善活動などを通じたコネクションが多々ある。メーガンさんの親友がテニスプレーヤーのセリーナ・ウィリアムズや、TVプレゼンターで億万長者のオプラ・ウィンフリーであることも有名だ。そういう人脈を維持している限り、夫妻がアメリカでのたれ死ぬことはないはずだ。
確かに眞子さんも、ハイソな人々やセレブたちと「会いたい」と言えば、かつては口を利いてくれる人がいただろう。だが今は一般人だ。さらに複雑性PTSDを発症と公言していることから、良識ある人はやんわりとでも遠ざかろうとするのではないだろうか。つまらないトラブルに巻き込まれても良いと思うほど、ニューヨークの人々はヒマではない。
●ネイティブスピーカーである強み
ヘンリー王子夫妻はそろって英語のネイティブスピーカーだ。小室圭さんも流暢な英語を話すが、これはアメリカで暮らすなか、我が身を守るうえで何よりもの強みだ。
一方、眞子さんの英語力については、YouTubeで動画を探したものの、ブータン王国訪問で用意された原稿をはっきりとした発音でゆっくりと読む、たった数秒間のものが1本しか探せなかった。
私生活で圭さんは喜んで通訳を務めるだろうが、それで済まないこともある。たとえば2001年9月11日の朝9時近くに起きた「アメリカ同時多発テロ事件」のような例だ。恐ろしい映像は理解できても、異様に早口になっているテレビやラジオのニュースを完全に聞き取れず、移民の専業主婦たちは「夫は仕事。何が起き、どこがどういう状況なのか」を把握するのに相当な時間を要していたという。
車の運転においても英語力は大切だ。ヘンリー王子やメーガンさんは自分たちで運転できるが、眞子さんは果たして英語の標識を一瞬で読み取れるのだろうか。マンハッタンはタクシーが思い切り幅を利かせ、しかも自転車や歩行者がどこから飛び出してくるかわかったものではない。タクシーか地下鉄の利用が一番だが、眞子さんにその利用は難しいだろうか。マンハッタンに暮らす日本人たちから「認識が甘すぎない?」の声があがるのも当然だ。
■私費でボディーガードを雇用
カリフォルニア州サンタバーバラの東側に位置し、セレブの豪邸が立ち並ぶモンテシートの、ガーデン・レーンという通り沿いに16億7千万円の豪邸を購入し、アーチー君(2)とリリベットちゃん(生後5か月)とともに、静かにリラックスして暮らしているヘンリー王子夫妻。
一方、小室さん夫妻はすでに一般人であるもかかわらず、警備は誰がするべきかで揉めている状況だ。守衛がいるゲート付きの超高級コミュニティーに暮らすヘンリー王子ですら、完全なる安心安全のために莫大な費用でボディーガードを複数名雇っているため、マンハッタン・ヘルズキッチンの複合施設型アパートメントに暮らす小室さん夫妻が無防備というのは、確かに危ない話だ。
とはいえ、カリフォルニア州で暮らせるかというと、それも難しいだろう。州の司法試験も難度が高く、超高級住宅地に暮らしながらダウンタウン・ロサンゼルスに通勤するとなると、毎朝毎晩たくさんのカーブがある坂道を行ったり来たり、それは大変だ。何をするにも車が必要なだけに、眞子さんには通訳兼ボディーガードのほかに車の運転手を雇う必要もあるだろう。