悠仁さまのご結婚… チック/強迫性障害(強いこだわり)を併発したケースは男児に強く遺伝していく可能性大
ヤフーニュースで今、秋篠宮さんと特に親しいジャーナリスト・江森 敬治氏が文春オンラインに寄せた『悠仁さま(18)結婚は「深く考えたことはありません」…』という記事が話題を呼んでいるようだ。このたびの成年会見で、理想の結婚相手や時期ばかりか、好きなタイプ、女優やアイドルについても悠仁さまは一切明かさなかった。
この状況がずっと続くなら、筆者はそれはそれでよいのではないかと思う。次の次の世代の皇族が誕生しないことになるだろうが、それよりも、遺伝的な問題を考えるほうが重要だと感じるからだ。
先にこちらで、『親さえも手で払う悠仁さまの「バミリへの執着」は紙媒体に報じられたことも 園遊会などパニックものでは?』という昨年9月の記事を改めて紹介させていただいた。
全国のお茶の間に映像を流すTVカメラが回っていても、世界レベルの研究をされている昆虫の博士が説明を始めても「バミリ」にこだわり、ブツブツと親に小言を放つ悠仁さま。この方をどうショラテンとして仰ぐことができるだろうか。
だが、悠仁さまも苦しんでおられるのかもしれない。ご本人が自覚されているという、あれこれにおける「こだわり」。どうしてもこうしたい!という程度ならまだしも、「コレでなければ気が済まない。絶対に譲れない。秩序を乱されると耐えられない」のであれば、正直それは強迫性障害(旧・強迫神経症)と呼ぶべきレベルなのだと思う。
これに、ある神経症状が重なると、「遺伝性」がかなり疑われることを皆さんはご存じであろうか。
◆気になった顔面の強い「チック」
こちらはテレ東BIZ さんが最近YouTubeにアップし、大変な話題となった『悠仁さま10年前(8歳)の自然な表情【皇室ちょっと昔の話】(4)』という動画である。
悠仁さまはもうすぐ9歳になる2015年の夏、 ご両親に連れられて山形県を訪れ、遊佐町では地域の伝統的な舞を鑑賞されたが、左目を何度もギュッとつぶられ、痛々しいチック症状が見て取れたようだ。
(スタートは合わせてあります)
強いストレスがかかった時に現れることも多い瞼のチック。小学校中学年くらの男児に始まることが多く、高学年がピークで知らないうちに治っていく ― それが私たちが知るチックである。
ただし、早ければ幼児期から始まる子もおり、原因は不明とされているが、中には「遺伝性」を疑うべきものがあるとのこと。その場合は子にも伝えられていくのだろう。
◆頑固なこだわりは医学的には「強迫性障害」
こちらは、東京にある田町三田こころみクリニックさんのウェブサイトから、『強迫性障害は遺伝なのか?強迫性障害の原因』というページである。所々抜粋でご紹介させていただくとーー。
2.強迫性障害の原因は遺伝なのか?
強迫性障害の関連遺伝子などは現時点で見つかっていませんが、遺伝の影響があることは示されています。とくに幼少期や思春期に発症するケースは、遺伝の影響が強いと考えられています。
一卵性双生児では一致率57%に対して、二卵性双生児では22%となりました。このことは、強迫性障害には純粋に遺伝が関係していることを意味しています。
強迫性障害になりやすい性格というものはあるのでしょうか?
世間一般では、几帳面で細かくて、神経質な方が強迫性障害になりやすいと考えられています。これに加えて柔軟性に乏しく、こだわりの強い性格傾向のことを強迫性人格といいます。不安障害の中でも遺伝的な傾向が強いと考えられています。
この度の成年会見で、悠仁さまは父の秋篠宮さんについても、清潔かどうかが気になる神経質さ、几帳面さやこだわりの強さなどを語られた。悠仁さまの場合、もしかすると父親からの遺伝が疑われるのかもしれない。
◆もしもチック症状を併発するなら…
実は、強迫性障害に加えて幼少期にチック症状が始まった場合、「遺伝性」の疑いがぐんと高くなるようだ。
田町三田こころみクリニックさんによる同じウェブページから解説をたどり、所々を抜粋させていただくとーー。
強迫性障害では、その発症に男女差はほとんどないと考えられています。強迫性障害の平均発症年齢は20歳前後と報告されていますが、男性の方が若くして発症し、女性の方が成人になってから発症することが多いです。
また男性ではチック障害を合併していることが多く、チック障害の患者さんは強迫性障害を若くして発症してしまうリスクがあることになります。
チック障害と強迫性障害は密接に関係していることが分かっています。チック障害とは、突発的に瞬きをしたり顔をしかめたり、声を出したりといったことをしてしまう病気です。
このチック障害による強迫性障害では、遺伝の影響も大きいと言われています。家族にチック障害の患者さんがいる場合も、強迫性障害の確率が高くなることが報告されています。
なお、強迫性障害に発達障害を併せ持っている方も少なくないそうだ。
強迫性障害の患者さんの中で、発達障害の患者さんは3~7%にものぼると報告されています。これは一般人口での発達障害の割合に比べると、10倍近くになります。実際に診察していても、強迫性障害と発達障害の合併は多いです。
発達障害の患者さんは、他人とうまく調和がとれないことが多いです。成長していく中でうまく社会と適応できないと、もともとのこだわりの強さなども相まって強迫性障害が二次的に認められます。そのせいでさらに社会適応が悪くなるという悪循環に陥ってしまうことがあります。
◆まとめ
悠仁さまの「バミリ」への徹底したこだわりは、すでに多くの方の目に触れるところとなっており、その様子には誰もが「これでショラテンて、日本は大丈夫なの?」と声をあげるようになった。発達障害に関しても疑っている人は多いのかもしれない。
将来的に、悠仁さまがご結婚なさって男児に恵まれたとしても、恐らく妃殿下と側近は生涯にわたりお二方の “お人柄” に苦労するのではないだろうか。そして残念ながら、悠仁さまの子孫も延々と同じ状況になる可能性があるようだ。
心身ともに健康な敬宮愛子さまの立太子を1日も早くと望むのは、日本の皇室を大切に思う者としては当然である。心ある週刊誌には是非この件について、医師からの取材などを添えた記事を書いて頂きたいと思う。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『ヤフーニュース』悠仁さま(18)結婚は「深く考えたことはありません」と…秋篠宮さま「30歳より前に」発言との“明白な違い”
・『YouTube』悠仁さま10年前(8歳)の自然な表情【皇室ちょっと昔の話】(4)テレ東BIZ
・『こころみクリニック』強迫性障害は遺伝なのか?強迫性障害の原因 田町三田こころみクリニック
・『現代ビジネス』「手を洗うのが止まらない」「何度確認しても落ち着かない」その症状、“強迫症”かも? 遺伝的な要因も…?