鳥類を見れば「食用か」と気になる秋篠宮さまにお知らせしたい 米国で白鳥を食べた少年3人が逮捕される
ジャーナリストの篠原常一郎さんへのタレコミにより、昨年12月に明らかになった違法性が強い秋篠宮さまの野味食の話題。犠牲になったのはカピバラ、ピラルク、アロワナ、モルモットほか枚挙にいとまがないようだ。そして今年3月、こちらではハムスターを食べた女に懲役1年の実刑判決が下ったというイギリスのニュースをお伝えしていたが、この度アメリカでは、白鳥を食べた複数の少年が逮捕されたそうだ。
◆窃盗および動物虐待致死容疑で起訴
事件が伝えられたのは、ニューヨーク州シラキュース市の郊外となるマンリアスという人口4,600人ほどの村。そこで戦没将兵追悼記念日(メモリアル・デー)だった先月29日の未明、「フェイ」と呼ばれていた大きなメスの白鳥と、生後4週間ほどのひな4羽が連れ去られる事件が起きた。
地元警察は31日、16歳と17歳の少年(氏名は非公表)、18歳のエマン・ハッサン容疑者の3名を逮捕。彼らはフェンスを飛び越えて池に不法侵入し、5話を連れ去るとフェイを殺して自宅で調理して食べたことを認めている。「大きなアヒルだと思った」「ひなはペットとして飼育するつもりだった」という主張は退けられ、警察は窃盗および食用を目的とした動物虐待致死容疑で起訴する予定だ。
ひなの4羽については、マンリアス警察のFacebookに市民から複数の情報提供があり、安全に捕獲され、現在は専門家の手で保護されている。池は村が所有するもので、白鳥は1905年に飛来して以来、何世代にもわたって村人から愛されてきた。現在は妻と子を失ったオスの白鳥1羽が、さびしそうに泳いでいるという。
◆愛玩用、観賞用の生き物を食べる行為はご法度
特に愛玩動物、観賞用の生き物を殺して食べるような残虐な行為は、人々を大変不快にさせ、海外の多くの国では「自分が飼い主だ」と主張しても法により裁かれることが多い。上述のハムスターを殺して食べたイギリスの事件では、被告に懲役12か月の実刑判決が下っていた。
秋篠宮さまが、珍しい鳥類を見ると「食べられますか?」と質問なさると知って以来、宮邸に飾られている美しい鳥たちの剥製について、筆者は正直なところ「皮の下は殿下に食べられたのでは」と疑っている。
◆恐ろしい動物由来感染症
ヒトの体に安全とは限らない、常識外の生き物を食べようとする奇妙な人々。海外には歴史的にも多くの食文化があることはわかっているが、怖いのはやはり「動物由来感染症」だ。そうした観点からも、この度のような事件には厳しい罰を下す必要があるのだろう。
イヌ、ネコ、モルモット、キツネ、フェレット、ハムスター、コウモリ、ヤマアラシ、ハクビシン…なんでも食べてしまうと言われてきた中国でさえ、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックを機に、そうした食文化をやめようという動きが進んでいるそうだ。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
参考および画像:
・『CNY CENTRAL』Latest updates on the Manlius Swan Pond case, three teens arrested for killing Faye
・『abc7 Eyewitness News』 3 teens charged after village’s swan killed, then eaten, police say
・『エトセトラ・ジャパン』カピバラを食べちゃうような人はロイヤルであろうと… 海外なら「サイコパス」とみなされるのでは?