悠仁本で疑惑の核心部分はどう描かれているのか 「男児のつくり方」を尋ねた紀子さまに担当医の答えは?
秋篠宮さんとは長年のご友人だという、ジャーナリストの江森敬治氏が今度は悠仁さまに関して『素顔の悠仁さま』なる本を出すという。
早速話題になっているのが、第2章の『41年ぶりの男子誕生 紀子さまが相談していた「男のつくり方」』の部分だが、実は弊ブログでも昨年5月にその件について取り上げたことがあった。
江森氏は、男女産み分けの核心にどこまで迫ることができるのだろう。逆に、秋篠宮夫妻を擁護、正当化するような書き方がなされる可能性も無きにしも非ずだ。
◆『素顔の悠仁さま』の内容
“おめでとう筑波大学入学! 祝、加冠の儀!” で始まるPRも話題になっているその本。宮内庁がまだ発表していないにもかかわらず、“5月に成年皇族としての「加冠の儀」や、前日には初めての記者会見も予定” とある。
![宮内庁の公式発表より先に、友人記者にこんな予定を書かせてしまうって…(画像は『版元ドットコム』のスクリーンショット)](https://i0.wp.com/etcetera-japan.com/wp-content/uploads/2025/02/d171af64cbfa8764972f33cd557734f7.jpg?resize=600%2C281&ssl=1)
さらに “伊勢神宮、橿原神宮参拝など、公式行事が続く” ともあり、江森氏は秋篠宮家のことは何でも把握している、と強い信頼関係を強調したいのかもしれない。
そして目次も案内されている。
目次
第1章 理科系成年皇族……筑波大学へ進学。皇室初めての「トンボ博士」への道
第2章 41年ぶりの男子誕生 紀子さまが相談していた「男のつくり方」
第3章 小さ名探検家・ゆうちゃん ご一家の肉でたどる末っ子殿下の小さい頃
第4章 3年保育の幼稚園選び 異例。学習院ではなく、両親が共感した日本最古の幼稚園の「教育の姿勢」
第5章 「お茶小」での6年間 自由でのびのび。冬でも半ソデ、半ズボン姿で
第6章 青春まっただ中 中学では卓球部、高校ではバトミントン部、そしてトンボ類への強い関心
◆「男をつくる」って……(笑)
この第2章の “紀子さまが相談していた「男のつくり方」” には噴き出してしまった。既婚の中年女性が「男をつくる」と言ったら、まさかの浮気かと勘違いされてしまいそうだ。
「あの人、男つくって一緒に逃げちゃったんだって。」
「急にキレイになったもんね。いつの間に男つくったんだろう」
…なんて下世話な会話を想像してしまうではないか。
ジャニーズがお好きという話はあっても、特定の「男」がいるといったような情報はない紀子さま。ただし、匿名掲示板やXで話題になったこんな画像もある。
![なぜ男性の肘をつかむ必要があるのか(画像はネットで拾ったもの)](https://i0.wp.com/etcetera-japan.com/wp-content/uploads/2025/02/b25338bd9df39261308e7b6ee3729b9a.jpg?resize=486%2C305&ssl=1)
この画像は元はGIFで、紀子さまが軽く手招きして男性を引き寄せ、続いて肘を掴んでいることがわかった。紀子さまには残念だが、男性の表情は硬く、ちょっと引いているような雰囲気もある。
ちなみにこの男性は、秋篠宮家の2019年ブータン旅行を取り仕切っていた国立民族学博物館の池谷和信教授である。NEWSポストセブンの『悠仁さまの初海外旅行で「責任者クビ」、背景に秋篠宮さま』という記事には、皇室記者の弁としてこう書かれてしまった。
「皇族が公務で海外訪問された時は、大使館員や宮内庁職員の1人がまとめ役となり、現地でのご動静などを記者にレクチャーします。ただ、今回の訪問では、秋篠宮さまの知人である国立民族学博物館教授の池谷和信氏が取り仕切っていました。」
「今回は私的旅行とはいえ、皇位継承順位第1位と2位のお二人の海外訪問で、大手メディアの記者も多数同行しました。大使館員でも宮内庁職員でもなく、皇室の外交儀礼にも、メディア対応にも慣れていない人物が仕切るのには困惑したそうです。」
なぜ秋篠宮夫妻は大使館員や宮内庁職員を排除したのか、御一家のブータン旅行に関してはこの点が大きな疑惑のひとつになっており、「見られたくない秘密の悠仁さまをご一緒させたからでは?」と考える方はとても多い。
◆「男のつくり方」を相談
ここから話はいきなり真面目に…。
紀子さまが「男の子」のつくり方を担当医に尋ねたという件については、昨年5月に弊ブログでもご紹介したが、ベースになっているのは日本経済新聞の『平成の天皇と皇后 悠仁さまと皇統への憂い 30年の歩み(33) 平成11~20年』という2018年12月の記事であろうと思う。
![佳子さまご誕生直後にこの質問。わが子は「男」でなければ意味がないとでも…?(画像は『日本経済新聞』のスクリーンショット)](https://i0.wp.com/etcetera-japan.com/wp-content/uploads/2024/05/2340148607a049e235be7d159d807ced.jpg?resize=548%2C522&ssl=1)
「先生、男の子はどうやって作ったらいいんでしょう」。1994(平成6)年12月に秋篠宮家の第2子、佳子さまが生まれたあと、紀子さまは担当医にそう言われたという。
もちろん冗談だったが、皇室では65年に秋篠宮さまが誕生して以降、皇位継承資格のある男子が生まれず、女子が8人続いていた。その後も10年以上、天皇陛下の孫世代に皇位継承者がいない状況は変わらず、皇室にとって先の言葉は冗談ではなくなってきた…
筆者は、ここで「紀子さまは第3子を生みたがっておられる。次こそ絶対に男児でなければ」というミッションが生まれ、最先端の生殖補助医療に詳しい専門家たちが結集したのかもしれないと確信した。
◆どんな議論がなされたのか想像してみる
ここはあくまでも憶測だが、医師たちの間でどんな議論が交わされたのかを想像してみた。
「失敗は許されない。100%男児でなければならないとしたら、着床前診断による男女産み分けしかない。」
「アメリカなら、遺伝する神経の難病を回避するだけでなく、単純に体外受精で男女産み分けの希望を叶えてくれる。アメリカを頼ったらどうだろうか。」
「体外受精では卵子を同時に3~5個採取する。それなら保険という意味でも、いっそのこと3つ子でも造ってしまえばよい。」
「代理母出産がビジネスとしても盛んなアメリカでは、顧客のニーズに応じた試みがいろいろと始まるらしい。」
(2005年に米国で、実母と代理母が双子を別々に出産)
「よし、この手で行こう。」
「日本では、まだその産み分け法は倫理面で認められていない。」
「では、お坊ちゃまがご誕生の前になんとしてもパーコール法を合法にさせ、それを頼ったことにすればよい。」
(2006年春、パーコール法が解禁に)
◆担当医の紀子さまへのお返事は?
江森氏による悠仁本において、担当医の答えは何と書かれているのか筆者はとても興味がある。噂されている倫理違反の着床前診断による男女産み分けについて、「やっていない」と秋篠宮家に代わって釈明するよう仰せつかった本かもしれないからだ。
男性の精子を特殊な液体に入れて遠心分離器にかけると、男児になるY精子は軽いため上の方に集まり、女児になるX精子は思いため下の方に集まる。かつてのパーコール法は「重量感のある、沈んでいるX精子で健康な女の子を授かろう」というもので、それでも成功率は7割だったそうだ。
一方、今どきは産み分けゼリーとパーコール法の併用により、クリニックによっては産み分け成功率が約9割にも。精液の洗浄および元気に動く精子だけ選択する技術が改良され、パーコール法で女子ばかりか男子を希望することも可能になったそうだ。
以上のことから、悠仁本の第2章には「担当医からはパーコール法を薦められた」などと書かれているのかもしれない。もっとも、そうなると皇族でありながら倫理も法律も踏み外してしまった、ということになるわけだが…。
◆そもそも当時のパーコール技術では…
秋篠宮夫妻とかなり親しい江森氏も触れている以上、紀子さまは本当に生殖補助医療の専門医に頼って「男をつくった」のだろう。
しかし、あれこれ改良される前の当時のパーコール法は、遠心分離機の上の方から「男児が欲しい」として軽いY精子を採るようなことをすれば、残念ながら健康ではないお子様が誕生する確率が上がったという。
100%の産み分けが不可能だったばかりか、男児を望むことに適さないとされたパーコール法。それに手を出していたのなら、秋篠宮夫妻はあまりにも危険な賭けに出ていたことになってしまう。
一方の着床前診断に頼る方法も、100%の成功率で男女の産み分けは叶うものの、一般的な体外受精と違い受精卵への針刺しが必要になるため、誕生後の子供に自閉症などが発覚するリスクがあるそうだ。
というわけで、悠仁本の第2章に担当医の出した答えや生殖補助医療の専門家の動きがどう書かれているか、筆者は今からとても気になっている。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『版元ドットコム』素顔の悠仁さま ― 江森敬治
・『日本経済新聞』平成の天皇と皇后 悠仁さまと皇統への憂い 30年の歩み(33) 平成11~20年
・『NEWSポストセブン』悠仁さまの初海外旅行で「責任者クビ」、背景に秋篠宮さま
・『エトセトラ・ジャパン』岸田政権内にも「愛子天皇」論で紀子さまが…? 思い出すのは佳子さまご誕生直後のアノ「野望」発言
・『エトセトラ・ジャパン』「着床前診断」で自閉症スペクトラム発症率が2倍に 皇族がリスク覚悟で男児を欲しがるものだろうか
2006年の有識者会議報告書
2025年02月06日「ブログ.ブルーサファイア」でご覧を、、
>重要な部分です。
「次世代のお世継ぎの確定」については、立憲はまだ明確な態度表明をしていません。議長が野田議員から合意の言質をとろうと相当粘っていますが、議長自身がこの大事な下りで、附帯決議と有識者会議報告書を混同して質問するという痛恨のミスを繰り返しており、野田議員・馬淵議員ともそのミスを指摘するところでとどまっています。そのうえで野田議員が「今更、有識者報告書を差し戻すことはできませんから、それを前提でやるしかないと。万やむを得ないという立場で論点整理をした」と一般論として述べていることが、次世代のお世継ぎという各論についての報告書意見に賛成を意味するのかしないのか、質問も回答も極めて曖昧模糊。ここは超重要論点なので、なし崩し的に合意の前提とされるべきではなく、今国会で立憲民主党が自身の考え方を明示すべきでしょう。
(詳しくは本文で)
そもそも、科学的か、非科学的な内容かがありますね。色々相談した結果、お百度を踏んだ、千羽鶴を折った、そして念願かなって男児を得た、などという記述ではないことを信じていますが。。。
「男の作り方」ですか。
江森さん、勘違いされますよ。笑
紀子さんが男性の肘を掴んでいるところは美智子さまを真似たのかと思いました。
秋篠宮家を擁護している江森さんですから悠仁さまを持ち上げた文章、本なのでしょう。
ん~、誰が買うのかな?