勘違い報道も多々 小室さん夫妻とヘンリー王子&メーガンさん夫妻はこんなにも違う

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小室さん夫妻に、LA郊外の超高級住宅街に暮らす日は来る…?(画像はGoogle Mapのスクリーンショット)
小室さん夫妻に、LA郊外の超高級住宅街に暮らす日は来る…?(画像はGoogle Mapのスクリーンショット)

渦中の小室眞子さん・圭さん夫妻について、あのヘンリー王子&メーガンさん夫妻と共通点がいっぱいあるかのように報じられることの違和感。今回はこの件について、これまで英王室に関してテレビ、ウェブニュースや週刊誌のためにリサーチにあたってきた編集メンバーとともに考えてみることにした。



私たちはここまでの経緯を見る限り、小室さん夫妻を「ヘンリー王子&メーガンさん夫妻とそっくり」とは思っていない。王子夫妻も「全然違います」と感じているのではないかと思う。

自由に羽ばたきたい鳥が、民間人と結ばれることでやっと鳥かご(王室・皇室)から抜け出すことに成功した点、選んだお相手がゴールドディガー気質と自国民から批判の声にさらされている点、そしてアメリカに移住した点は同じでも、根底にあるものがまず違う。ヘンリー王子夫妻は、小室圭さん夫妻がいくら背伸びしても手が届かない、米国で自立した生活を送るうえで重要なものをたくさん持っているからだ。

具体的な理由をあげると…

●ヘンリー王子夫妻それぞれに資産と安定した収入源
ハリウッドで女優として活動し、『SUITS/スーツ』という有名な主演作品を持っているメーガンさんは、結婚する時点で数億円の資産を持っていた。演劇を学んだ大学は1851年創立の私立ノースウェスタン大学。22人ものノーベル賞受賞者と40人ものピューリツァー賞受賞者等を輩出している名門大学だ。もちろん、誰かの口利きや忖度、援助で進学したのではない。

夫のヘンリー王子も大変な資産家だ。『Money』誌は2019年5月、彼の資産を兄のウィリアム王子とほぼ同額の約2500万~4000万ドル(約28億5,000万~45億6,0000万円)ほどだと伝えていた。

イギリスには王室所有の世襲領地を不動産事業にし、その管理を行う「クラウン・エステート」なる独立機関がある。都市部の土地、農牧地、さらに海沿いの高級リゾート地に至るまで、賃貸料、入場料、観光ビジネスなどで破格の収入を挙げており、それを王室維持費や宮殿の補修工事費に回す。つまり王族は自前のビジネス収入があるため、古くなった邸宅の大改造を「税金でお願い」といったことにはならないのだ。

小室眞子さん・圭さん夫妻の話題ほかにもいっぱい!

●家族のトラブルメーカー対策
ご存じの方も多いと思うが、メーガンさんは実家に多々トラブルの種を抱えていた。だが父、兄、姉とは絶縁。どんなに悪く書かれようが暴かれようが「私は第二の人生、大切な家族を守る」という思いから、毅然とした態度を貫いている。

一方、小室圭さんは母親をかばうことに徹し、贅沢な学校に通う(そのおかげで眞子さまと出会えた)ことを可能にしてくれた男性をひたすら非難するばかり。「借金問題のせいで僕の結婚がダメになるかもだ。どうしてくれるんだよ!」などと母親に声を荒げたという話も聞こえてこない。圭さんの超逆玉サクセスストーリーはむしろ母親のおかげ、二人三脚の賜物といった認識なのだろうか。

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