【YOUR VOICE】論文の「今回の調査で確認できず」キトンボ記載なし 須田・清両氏の『皇居のトンボ類』109頁との整合性が…
ブログのインタビュー記事で紹介された日本トンボ学会会員・Yさんの秀でた才能。そして神奈川県在住Hさんの、いつもながら的確な考察やご主張。すべて今まで培われた努力の賜物なのでしょう。お二方を尊敬いたします。
■未来を託せる本物のヤゴ博士くんを失った日本トンボ学会の悲しみと喪失感 会員さんが改めてトンボ相論文捏造問題を語る
■【YOUR VOICE】昆虫界の権威と『皇居の蝶類相(2009-2013)』を共著 それで「チョウやガが大嫌い」はないでしょう
前回ブログで紹介された「ミヤマアカネ」が、東京都ではレッドリストに…という件で、検索してみたところトンボ目では50種もリストアップされており、地元でよく見かける種類も絶滅危惧種とあったことは驚きでした。
先日、ミヤマアカネにもう一度出会いたいといつもの公園に行ったところ、ミヤマアカネはいませんでしたが、翅が黄色いトンボがマユタテアカネトンボ達とひなたぼっこしていました。


これがまた、東京都レッドリストにある「キトンボ」なのです。この所、立て続けに珍しいトンボに出会えるのは、神様の贈り物かも知れません。
ところで、悠仁論文「赤坂御用地のトンボ相」の152頁には、引用文献として須田真一「自然教育園のトンボ類」並びに須田真一、清拓哉2014「皇居のトンボ類」科博専報(50)とあります。
その須田、清両氏の「皇居のトンボ類」109頁には、皇居09-13年にキトンボを確認と記載されています。
つまり、悠仁論文の最後のまとめ(151頁)にある「今回の調査で確認出来なかった種」では、ミヤマアカネ同様キトンボも掲載すべきでしょう。ところが無視されてしまったようです。
(もしかして、メルカリに見本が販売されていなかったということでしょうか。)
あの『赤坂御用地のトンボ相』論文は、面倒な物事には蓋をしてしまう、そんないい加減な姿勢が感じられます。Yさんのおっしゃるように、「…論文」ではなく「…献上品」と改めた方が、世界に恥をかかずに済むのではないかと思います。
こちらでは、キトンボや一緒にいたマユタテアカネについて、交尾や産卵の様子を捉えることもできました。
キトンボは雄雌連結した状態で、岸辺に打水産卵する種類ですが、雌は凄い速さで尾をトントンと水に打ち付け、飛び跳ねる、これを何回か繰り返します。そして、その回りを雄がパトロールしています。
雄雌2匹のキトンボ、いずれも水草と同系色なので、見つかりますでしょうか?


マユタテアカネは朝に交尾したのち、連結した状態で、草むらに雌がトントンと打泥産卵しています。これもまたスピードが早くて、追いつけないのですが、ようやく1枚撮れました。


エトセトラさんの「Cさんが撮影に成功」のお言葉に恐縮していたのですが、まさしくそういう瞬間だったと思います。
(関西在住:Cさんより)
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