【YOUR VOICE】皇室典範第1条:皇位は皇統に属する男系男子がこれを継承する、の「男系男子」を「子女」に

この記事をシェアする
※ こちらは8月22日付の【YOUR VOICE】故・園部逸夫元最高裁判事や佐藤幸治京大名誉教授による有識者会議報告書に「法の不遡及」文言なしに対し、読者様から寄せられたコメントです。高齢の学者ほど男系男子論を…という偏見が世間の一部にあるようですが、そんなことはありません。

••┈┈┈┈••✼✼✼••┈┈┈┈••

 

この2005年は、秋篠宮家による一種のテロが起きる前の、純粋な「女性・女系天皇を認める皇室典範改正」の有識者の議論でした。その頃の議論を数年前、歴史学者で静岡福祉大学名誉教授小田部雄次先生は振り返られています。

『皇室典範の改正には、国会での審議と決議が必要だが、手続きに限って言えば「愛子天皇」の実現は考えられているほど現実離れしたものでもない。

皇室典範第1条:皇位は皇統に属する男系男子がこれを継承する、の「男系男子」を「子女」と変えれば十分です。ほかの条文では「兄弟」とあるのを「兄弟姉妹」とするなど、女子を男子と同等にする文言に変えれば良い。こうした子細については、既に小泉政権下での有識者会議で議論が尽くされています。

悠仁さまがお生まれになる前の2005年に実施された会議で約1年かけて「女性・女系天皇を認める。皇位継承は長子優先」とする最も進んだ報告書が提出されました。悠仁さま誕生が翌06年9月、そこまでは「愛子天皇」誕生という機運だったわけです。

このときの有識者会議は私よりも上の世代の学者たちが男系、女系を問わず大勢呼ばれてヒアリングに応じた。その上で出された優れた結論だと私は考えます。憲法改正と混同されがちですが、憲法には「皇位は世襲のものであって国会の議決した皇室典範の定めるところによりこれを継承する」としかないので、天皇の性別は規定していないのです。

女性を認めるために改正する必要はありません。さらに「皇室会議」での審議も不要です。これは男性皇族の結婚相手についての認否、特定の皇族の身分が変わる場合に開かれるものですから。

重要なのは国民の声、それをしっかりと受け止めて国会が真っ当な審議するということなのです。天皇は国民統合の象徴ですから』以上抜粋させて頂きました。その後の2021年辺りの有識者会議から「安定的皇位継承議論」から外れ、例の二つの案にすり変わり、問題を複雑化してマスコミ操作し、ゆるがせ…だの小室眞子さんだの秋篠宮家に顕著にシフトしています。だから最初からあり得ない法の不遡及が出現したのだと思います。政治家は今こそ真剣に取り組むべきです。

(コメント欄:皇室を憂うさんより)

****************

【YOUR VOICE】について

こちらは、普段ブログをお読みいただいている皆さまに、ご参加いただけるコーナーです。

皇位継承問題、現在の皇室典範、宮内庁はココがおかしい。そしてマスコミや週刊誌の適当な報道。

「もう黙ってはいられない」「私も言いたい」といった真剣な思いを、あなたも言葉にしてみませんか?

 

【ご協力をお願いしたいこと】

 

・メールで info@etcetera-japan.com へ。件名は「YOUR VOICE」でお願いいたします。

 

・簡単なタイトルもご準備ください。

 

・ご署名はお住まいの都道府県+イニシャルや仮名、またはSNSのアカウント名をご利用下さい。

 

・卑語の使用、デモやテロなどの危険な誘導、過激な表現はお断りいたします。

 

・弊ブログとは方向性が一致しない、男系男子論などの主張はお断りいたします。

 

・謝礼などはございませんが、どうぞご了承下さい。

たくさんの方のご参加をお待ちしております。



1件のコメント

  • 国会議員で次の天皇について真剣に受け止めてる、考えてる人は居るでしょうか?
    いえ、全然居ない事はないと思いますが深く考えていない、もしくはダンダン派に押されて納得しているのかもしれません。
    小泉元総理の時に決まっていればここまで対立することもなかったのでは?
    ただ、決まったら決まったで平成4人組が何やら画策したかもしれませんけどね。
    過去にも(私達が歴史でも習わなかった天皇の頃でも)天皇決めの時に争いとかあったのでしょうかね。
    権力って強いし怖いものですね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA