【YOUR VOICE】真実の追及を「言いがかりだ」と 論文の読者や問題提起者を馬鹿にした着地にみるトンボ学会会長の苦悩と諦観

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※ こちらは【YOUR VOICE】悠仁さまのため学問的な真実を「言いがかりだ」と歪めた学会 世界における日本の生物分野の論文の信ぴょう性はどうなるに対し、読者様から寄せられたコメントです。

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「悠仁さま論文が研究者会報で批判された」と題された、週刊ポスト2026年5月1日号がもたらした “騒動”。

悠仁さまの『赤坂御用地のトンボ相』写真66番の「アキアカネ羽化」、74番「コシアキトンボ羽化」が俎上にあがりました。週刊誌のタイトルを拾うと、「厳密にはこれは羽化と言えないのではないか」の指摘に、苅部トンボ学会会長の見解は「明らかな誤りではないでしょう」「今回の指摘は行き過ぎだと思います」「あくまで(論考を書いた)著者の私見で重大な誤記ではない」などというもので、ただ「?」でした。

そして論文の監修をした責任著者の所属する科博も、「トンボ類の “羽化” については明確な定義はなされていないと承知しています」だそうです。

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つまり、純学術的な指摘が論考でなされたにもかかわらず、私見と片付け、いかにもお役所的な答弁を行わざるを得ない、そんな力が彼らに対して働いたのでしょう。まともに受けて立つ必要はないんだよ、どっちだっていいみたいだよ、という井戸端会議的な結論にもっていき、そこで幕引きを図ろうとし、残念ながらそのことへの反論あるいは同意の意見も出てきません。

これほど読者を馬鹿にし、問題提起をした者をないがしろにした着地はあり得ないと思いました。少なくともその後リリースされた「皇居の生物相」の「トンボ類」で掲載された3枚の羽化写真(オオシオカラとオニヤンマ)も、同じ清拓哉氏の報告であり監修です。そちらの3枚の羽化写真は脱皮して殻にしっかりしがみつき、翅も開き切らず濡れ感・透明感が伝わる美しい写真です。それらと比較しての説明があってしかるべきではないでしょうか。

それらは、多くの人が実際に見たり、映像や図鑑や写真で見てきた「羽化」と認知しているものです。66番「アキアカネ羽化」との印象の落差を、清氏なら学術的に説明できる、するべきです。研究者として論理的な説明の責任があると思います。

特に66番については「翅もしっかり色づき生まれたてのピカピカ感もなく、翅脈もはっきりしてきている」として、羽化してかなりの時間がたった他個体ではないかとの問題提起がされたわけです。これについては一般人の私にも日ごろから見ている図鑑や写真との比較において大いに納得できるものでした。しかし、この66番も「羽化」と言えるというなら、それを国民が納得できるよう説明がほしかったのです。

ここで、手元にあるコーベット博士(Philip S. Corbet)の『トンボ博物学』を参照しながらAIに相談してみました。その結果をもとに記述していきます。

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◎これらから得た私の結論:
「羽化」を「形態学的な見方(厳密)からすれば、あの写真66番の「アキアカネ羽化」のキャプションには違和感を抱かざるを得ません。むしろ「成虫」あるいは「「羽化個体」が適当であろうと考えますが、わざわざこの写真を掲載した理由があるはずで、その説明を補助的に付記するのが親切ではなかろうかと考えます。

一般の方も訪れる場所での開示(展示)した場合、「論理的な厳密性」は、「形態学的区分」も「生態学的区分」もどちらも同じであっても、「生態学的区分による羽化」の定義に照らし合わせれば、あの写真は「羽化の最も終わり」にギリギリ収まることになり、「論理的厳密性」であれば、確かに「明確な誤り」とは言えないのです。

しかし、少々話は飛躍しますが、ヒトのお産のステージで、分娩第2期:赤ちゃんが産道を通って外に出る娩出期(べんしゅつき)なのか、それに続いて役目を終えた胎盤を体外に排出される分娩第3期の後産期(あとざんき)なのか。娩出期はトンボでいえば殻を破って出てくる「脱皮・誕生に相当」し、後産期は残った殻と「旅立ちの仕上げ」。トンボが 抜け殻を後に残し、縮んでいた羽に体液を送り込んで大きく広げ、体が乾いて飛び立てる状態に整えます。

一般には後産期がお産を象徴するとはいいがたいと思います。

つまり、66番を「羽化」と表現してしまうと、「これが羽化という現象なんだ」と誤解を与えてしまいます。

AIとはその後「形態学的区分」と「生態学的区分」のやり取りが続くが、ここで簡単にまとめると、

・ 形態学的な見方(厳密): 殻から出て翅が伸びたら羽化は終了。

・生態学的な見方(広義): 飛び立って水辺を離れるまでを一つの羽化イベントとして見る。

ここでは、形態学的区分として「コーベット博士(世界基準の本)」を取り上げ、生態学的区分では、私も辞書的に利用する ウェブサイト「神戸のトンボ」をもとに考察されています。個人的には神戸のトンボの青木典司氏は一度講演を聞いて以来のファンです。

両者は学問としての基本定義は同じですが、「形が変わる瞬間」を重視するか、「生活が変わるプロセス」を重視するかで、飛び立つ直前の状態への意識の向け方が変わってきます。コーベット博士の概念に基づくトンボの変態.・移行区分をAIに図に起こしてもらいました。「昆虫の変態」にはこういうグレーゾーンがつきまといます。

これらを勘案すると、生態学的な見方(広義)からしても66番を「羽化イベントの最中」と捉えるには無理があるように思います。

「体が非常に柔らかく飛べないため、」というには、あまりに翅がしっかりとして見えます。またヤゴ殻もカラカラに乾ききって見えます。このヤゴ殻とアキアカネの関連性の確証も持てません。同一個体なのか他個体なのか。アキアカネが羽化後、歩いて別の支持物に移動したかも定かではありません。なぜなら羽化殻だけをトレースすると何者か判断できないのです。

この「赤坂御用地のトンボ相」で「アキアカネ」の種を提示するのであれば、あいまいな羽化と称する写真をあえて出す意味はない。また、「アキアカネ羽化」とするのであれば、生態学的な翅が開いたばかりのあえかな姿であれば、処女飛行に備えるイベントの最中といえるかもしれない。

いずれにしてもトンボ学会会長も科博の監修者もこの66番はやや問題ありだと認識したために、正攻法での説明をせず、「指摘は行き過ぎだ」「私見だ」と感情むき出しの科学者らしからぬ対応に終始したのだと思います。科博の出版物は教科書的に利用されることが予想されます。きわきわのグレーゾーンの提示は適切ではないし、あえてそれを載せるなら納得のいく説明が求められます。

なお、お二方ともに、根底に皇室への忖度という特別な配慮があったうえでの発言なのであろうと私は思っています。

さらに、テキストの記載は「杏水田,表町水田,菖蒲 池では,羽化が観察され,いずれも6月中下旬ごろで羽化期間は短いようである.」写真キャプションは「66:アキアカネ♀羽化 (杏水田,2022/07/02),」とある。この記述を正しいとするなら、7月2日は支持物を移動しての処女飛行の準備中とも考えられます。これを「アキアカネ羽化」というのは適切ではありません。「処女飛行に備えるアキアカネ個体」ぐらいの表現ならOKかもしれませんが…。

この66番は読者に「羽化した証拠写真だ」と誤解させる恐れがあります。誤解を誘発させるなら、もはや「不正」といえるかもしれないのです。

追記:個人的には以前から7月2日のイネの生育状況と写真とのずれを指摘しており、今年も観察を続けながらまた書きたいとは思っています。ヤゴが定置するところを選ぶことや羽化殻のカレカレ度も疑問です。

(メールで:匿名さんより)



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