医学エリアすぐの筑波大西地区にもうすぐ快適な学生寮が! ただし一戸建て風の建物も新しく《後編》

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昨日こちらで、秋篠宮家の長男・悠仁さまの入学が予定されている筑波大学では、附属病院や研究センターなどの「医学エリア」が広がる筑波大の西地区に、学生寮が大きく生まれ変わることをお伝えしてみた。価格は上がるが「トイレが共同で古い」という悩みも解消されるもようだ。

■医学エリアすぐの筑波大西地区にもうすぐ快適な学生寮が! ただし一戸建て風の建物も新しく《前編》はこちらからどうぞ!

 

警備面に配慮した作りの「一戸建て」住まいが理想ではあるのだろうが、学生寮入居を重視する同大の新キャンパス・デザイン構想は本当に素晴らしい。悠仁さまがいずれハーバード、オックスフォードなど世界最高峰の大学に留学を予定されているのであれば、今こそ生活面の自立、友との協調など大切なことを身につけておく必要も。防犯・安全面ばかり意識しすぎて、何かが片手落ちにならないようにと願うばかりである。



◆2025年度運用開始を目指す西地区の寮

筑波大キャンパス西地区は、筑波メディカルセンター、筑波大学病院などがある「医学エリア」、それに「平砂宿舎エリア」「追越宿舎エリア」を指す

 

筑波大キャンパスの西地区とは(画像は『筑波大学』PDFのスクリーンショット)
筑波大キャンパスの西地区とは(画像は『筑波大学』PDFのスクリーンショット)

 

黄色が生命環境学群のエリア、赤が新構想により学生寮が生まれ変わる西地区(画像は『Google Map』のスクリーンショット)
黄色が生命環境学群のエリア。赤は、もうすぐ生まれ変わる西地区の学生寮エリア(画像は『Google Map』のスクリーンショット)

 

先の《前編》でもお伝えしたが、筑波大は悠仁さまが附属高校に入学された2022年春、その西地区を大きく変えるキャンパス・デザイン構想について発表した。「平砂宿舎エリア」「追越宿舎エリア」にある学生寮は全面建て替えとなり、運用開始時期は2025年度を目指すとしていた。

こちらは2022年4月5日付の『筑波大学新聞』(PDF版)である。

 

 

「未来社会デザイン棟」というビルを軸に、斬新なキャンパスの構造を作り上げていくという内容で、それに伴い複数の地区に分散していた築40年という古い学生寮を見直し、西地区に集約させ、不評だった「トイレ共同」の問題を解消するもよう。家賃は5万円台に上がるが、快適な寮生活とキャンパスライフを約束されそうだ。

なお、この新棟の建設に西地区が指定されたことは、筆者はJETROの政府公共調公共調達データベース『筑波大学未来社会デザイン棟(仮称)新営その他工事』から知った。

 

2022年春の新構想、昨年5月には建設工事の入札公告が(画像は『JETRO』のスクリーンショット)
2022年春の新構想、昨年5月には建設工事の入札公告が(画像は『JETRO』のスクリーンショット)

 

当初は2024年度中の完成を目指していたようだが、遅れが生じているのか、工期について「令和7年3月31日まで。ただし、財政法上の定めによる承認を得た場合は、令和8年1月30日まで延長する予定」とある。



◆永田恭介学長のお考え

 

永田学長は「キャンパスで学んでこそ」という考えの持ち主でいらっしゃった(画像は『筑波大学』のスクリーンショット)
永田学長は「キャンパスで学んでこそ」と(画像は『筑波大学』のスクリーンショット)

 

全国から優秀な学生たちが集まる筑波大。上述の「未来社会デザイン棟」について検索していたなか見つけたページのうち、こちらの『筑波大学の新たな冒険』で永田学長のお考えをよく知ることができた。そのなかの、特に「チュートリアル教育と1年次全員入居システム」は本当にユニークである。

 

対面式の教育の重要性や寮生活体験の意義を説明(画像は『筑波大学新聞』のスクリーンショット)
対面式の教育の重要性や寮生活体験の意義を説明(画像は『筑波大学新聞』のスクリーンショット)

 

内容から抜粋してみるとーー。

 

学類を真の「学位プログラム」に変革していきたいと考えています。その改革を動かすのは、学群でありその長です。そのために課題ベースの学修(PBL: Problem/Project Based Learning)やチュートリアル教育を積極的に導入していこうと考えています。

 

学生宿舎を、チュートリアル教育や社会との共創などにも対応できる形態に整備する事業にも着手します。

 

本学は、学士課程において真に自身の将来像を見つけ、そのための準備ができるようにするため、つくば型チュートリアル教育を導入する準備を進めています。①入学から卒業まで一貫して行われ、②学生が、対話と議論をとおした学びから専門分野とそれに連なる広範な分野への造詣を深め、③批判的・創造的な視点をもって社会と向き合い、④社会課題への解決策を未来に向けてデザインできる力を養うことを目標とし、2025年度から40人規模で始める予定です。

 

全面リニューアルを計画している学住近接型学生宿舎は、チュートリアル教育を行う場にもなります。前述したように、同じキャンパスで切磋琢磨することは学生にとって重要な意味を持っていますので、学群の新入生は、英米の有名大学の全寮制のように、原則として全員、一度は豊かな自然に囲まれた学生宿舎に入り、世界の多様な文化と価値観に溢れるコミュニティの中で同じ釜の飯を食い、筑波大学の一員としてのアイデンティティを育むようにしたいと考えています(1年次全員入居システム)。

 

未来社会デザイン棟は、シンボリックな「塔」のような外形とし、チュートリアル教育や社会との共創に活用するために、学生のための自由な空間(中小ホール、学習コモンズスペース、個別学習個室など)のみならず、大学と共同研究を行っている企業や学園都市内の研究機関のショーケース、海外拠点窓口、真にワンストップサービス窓口となるグローバル・コモンズなどを入居させて、学生が絶えず社会との関わりや地域との交流を意識して活動できるようにしたいと考えています。

 

実験、フィールドワークがつきものの生物学の研究は、指導教員、学生が力を合わせて行うなか夜までかかることもザラだとか。それが「同じ釜の飯を食う仲間」ならより強いチームワークが生まれる。今時の研究論文は3人ほどの共著が普通だというので、そこで信頼できる仲間、先輩後輩にも出会うのだろう。



◆まとめ:最大の犯罪抑止となるのは…

悠仁さまにも寮生活を体験していただければ…と記者会見で話し、構内の安全確保のため「キャンパスの街灯を増設する」とも表明していた永田学長。1月23日の定例会見では、実は法大でのハンマー殴打事件を受けての発言があった。

学長のお考えは、そういった犯罪に対して最大の抑止となるのは学生や職員らの意思疎通であるというもので、たとえば町内会やマンション自治会などが、日々の挨拶や声掛けによる円満なコミュニティー作りで防犯体制を築くのとまったく同じである。

 

そして、あの『赤坂御用地のトンボ相』論文が、6歳だった悠仁さまの本意により研究がスタートした、などという話を世間は真に受けていない。論文発表時が未成年、それだけが救いだったと思う。

だからこそ悠仁さまは、今後の研究においては是非とも「周囲と力を合わせ、自身も積極的に行動する」という経験をなさっていただきたい。そのためにも2024年から始まった密度の濃さが好評のチュートリアル教育に参加され、気分もよい新しい寮にお入りになられてはいかがであろうか。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『JETRO』政府公共調公共調達データベース ― 筑波大学未来社会デザイン棟(仮称)新営その他工事

『筑波大学』PDF筑波キャンパス西地区

『筑波大学』2022年4月5日/年筑波大学新聞第369号「宿舎建て替えで意見聴取会」

『筑波大学』筑波大学の新たな冒険 ― チュートリアル教育と1年次全員入居システム

『筑波大学』より多彩な学びへと誘う~ “つくば型チュートリアル教育” が始動

『つくいえ』筑波大生のために、受験・お部屋探し・学生生活の情報をまとめました。 ― 学生「宿舎」の特徴/「寮」との違い

『筑波大学』統合報告書2023
『ヤフーニュース』とにかく「ひとり暮らしをしたい」 悠仁さま「筑波大ライフ」へのお気持ちは デイリー新潮

2件のコメント

  • 大学の実験は、教科書の演習的なものでさえ、かなり難しいことをやっていた記憶があります。ある程度の学力がなければ、レポートを書くのは申し上げるまでもなく、どのような作業をしたらよいかさえ分からないと思います。

    それに対し、悠仁様が赤坂からはるばる2時間近くかけて、颯爽とご登場、テキパキと手際よく済まされて、お帰りになる光景がみられれば、ゴユーシュー設定は、実は本物だったのかもしれません。例え、赤坂地区で誰とどのような予習をなされようとも。

    でも、そのように周りから見られる緊張感の中でお過ごしになられるより、入寮なさって、放課後に同僚や先輩に教えてもらったりしながら、気持ちよく過ごされるのが良いと私も思います。

  • 『赤坂御用地のトンボ相』論文で悠仁は完全に終わってしまいました。

    いまさら何を提案しても、作られた優秀伝説はやがてボロがでて、嘲笑の渦中に崩落するものです。平家物語ではないが、悠仁もまた「驕れる者久しからず」に果てた。一番の処方箋は、裏口推薦で入った筑波大には入学せず、紀子から隔離させ、どこかの施設に入所すること。療育を受けるしか手は無いのです。

    理系の学部では学力偽装ができません。実験器具を扱い、データを観測するのに、ド素人では危険だからです。化学の知識がないのに薬品を調合しても、有毒ガスが出たり、爆発してしまいます。

    これまではレポートを職員に代作させることで、単位をもらえてきたことが、筑波大では突然通らなくなったというわけであり、学習院大の文系だったなら講義に出席するだけで単位を認定させられたかも知れないのに、国立大の理系では誤魔化しがきかなくなったのです。

    側近が誰か意を決して内部告発することで秋家に引導を渡し、悠仁の心身の問題を紀子に認めさせ、第三条廃嫡へと追い込むことだけが真の解放であると、現実を直視し、理解してあげましょう。
    (誠に勝手ながら文章を若干編集させていただきました。ご了承下さいませ。by朝比奈)

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