水面ニュースさんによるウェブ調査「論文に不正あり99%」に思う 周囲も本当は「やめておいたほうが」と不安だった…?

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水面ニュースさんがあのトンボ論文についてのアンケート調査を実施された(画像は『YouTube』のスクリーンショット)
水面ニュースさんがあのトンボ論文についてのアンケート調査を実施された(画像は『YouTube』のスクリーンショット)

秋篠宮家の長男・悠仁さまによる話題のトンボ論文に関し、有名YouTuberの水面ニュースさんが「あの論文に不正はあると思うか」というアンケートを取ってくださった。1万人もの方が参加され、結果は驚いたことに99%もの人が「不正あり」と答えたという。



◆「不正はない」1%は100人程度

水面ニュースさんが行ったウェブ・アンケートでは、回答者のわずか1%しか「不正はない」と答えなかった。この1%という数字について、水面ニュースさんは動画で「本当は1%もいないのかも」と話しておられた。たとえば0.7%や0.4%などでも、表示が1%になるかもしれないという。

つまり「不正はなかった」と考えている人は、多く見積もっても1万人の1%で100人かそれ未満。普段こういうアンケートになると出現し、ムキになって対抗する方々が大勢いらっしゃるはずだが。今回はいったいどうしたのだろう。

 

◆100人とは一体どうしたことか

水面ニュースさんは、間違いなく宮内庁の人々(特に広報室)が目を光らせ、監視しているYouTuberさんのお一人であろう。宮内庁の職員数は1,000人を超えている。そんなウェブ・アンケートが実施されていると知ったら、「いいえ」にポチを押すよう通達くらい回るのではないだろうか。

さらに日本会議、神社庁、筑波大学にも大勢のアキシンがいらっしゃる。彼らはお正月気分がまだ抜けないのか、それとも裏金疑惑で逮捕者が出るなど、自民党が危なっかしくて今はそれどころではないということか。

 

◆論文に対する国民の疑問に答えてほしい

当の執筆者たちからは何らコメントなどが出されていないなか、国民の側からは、ありとあらゆる声が上がっている。弊ブログにも、様々な方が鋭い視点で「ここがオカシイ、ここが疑わしい」と考察を寄せてくださり、その都度記事で紹介させていただいてきた。

■超進学校に進んだのに中間テスト期間にもトンボ採集とは…

 

■バドミントン部でご活躍と報じられているのに、都大会予選の真っ最中にもトンボ採集とは…

 

■トンボを目撃したと悠仁さまがおっしゃっただけで論文にしている。ただし場所、日時など詳細が示されていない

 

■トンボの写真に採集者・撮影者のお名前(イニシャル)が示されていない

 

■怪しいとされる19番のオツネントンボの写真を、フォトショップ・アプリで拡大してみたらあり得ないモノを発見した

 

■秋篠宮家は改修・増築の大工事中で、かつてトンボやヤゴがたくさんいた池も水田も浚渫工事で台無しになっていたはずだ

 

■恵まれた環境のなか、悠仁さまは10歳の頃、自宅のそばに田んぼを作り、ヤゴやメダカを放ち、幼虫を飼育していた。それで希少なトンボが複数発見と騒いでも、「自作自演」としか受け止められない  

 
等々…。

その論文においては、悠仁さまが栄えある筆頭著者を務められたといくつものメディアが書き立てていた。いずれ行われる成年会見では、これらの疑問に対し、しっかりとご説明をされた方がよろしいのではないかと感じる。



◆何より気になったTK女史の動きの鈍さ

アンケートの話題に戻ると、X(Twitter)界にはアキシンのとりまとめ役で「秋篠宮ラブ」のTK女史がいらっしゃる。こちらに対しても、誰かが「とんでもないアンケートが始まったようです。何とかしなければ!」と早くからチクっていたことが想像される。

TK女史のフォロワー数はなんと11.6万。アキシンがそのうちの何割くらいなのかは知らないが、いつもの彼らなら女史からの指示で一斉に水面ニュースさんのアンケートに飛び、「いいえ」にポチを押しまくるはずだ。

だが、TK女史はそもそも動物行動学の研究者として活動していらっしゃる。正確なデータを集め、世の中に知らせようとする研究者としての基本的な使命や誇りを忘れ、無我夢中で悠仁さま擁護に徹するなら、世間は研究者としての彼女をどう捉えるだろうか。

アカデミズムの世界において「悠仁さまが論文で不正だなんて、そんな事あるわけないじゃないの!」といった感情的な解釈や説明は通用しない。怪しいモノの擁護をすれば、研究者としてのご自身にもリスクが降りかかる。それを承知しておられるため、今回ばかりは身動きが取れなかったのかもしれない。



◆まとめ:こんな手段で東大に進学しても…

「トンボなど昆虫学にお詳しい悠仁さまが、ついに研究者としての人生を歩み始めました」として放たれた、このたびのトンボ論文。最高の調査環境、一流のトンボ博士らの指導、調査人員の確保、すべてにおいて悠仁さまは恵まれていることが明らかになった。

だが、こんな手段で「悠仁さまはご優秀」とアピールし、東京大学に進学されたところで4年間の学生生活は楽しいものになるのだろうか。「住む世界が違うお方だから」以外の理由で避けられてしまう、疎んじられてしまう、そんな学生生活はあまりにも辛いのではないかと思うが。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『YouTube』水面ニュース ― コミュニティ

『J-Stage』赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理― 秋篠宮悠仁・飯島 健・清 拓哉

『エトセトラ・ジャパン』赤坂御用地のトンボ相に関する記事