美智子さまの超贅沢を支えてきたともいわれる「消費税」 なくなって困るのは秋篠宮家では?

この記事をシェアする

立憲民主党が衆院選公約として掲げた「中低所得者に消費税還付」。これに大きな注目が集まっており、#消費税はX(Twitter)のトレンドにもあがっている。

3%で始まった消費税はあっという間に5%、そして8%になり、いつしか10%に。多くの国民が気づかずにいる話だが、実は消費税の導入が平成の両陛下に超のつく贅沢を許していたのでは、という説がある。今回はそんな話題に改めて触れてみたいと思う。



 

◆平成でいきなり増えた「お出かけご公務」

かつての皇室の様子を知る方の本当に多くが「平成になり両陛下(現・上皇ご夫妻)のお出かけご公務がいきなり増えた。上皇さまはあまりのお忙しさで宮中祭祀どころではなかったのでは」とおっしゃる。美術鑑賞、音楽コンサート、観劇、観戦など、ご趣味を兼ねた楽しいお出かけを頻繁になさっていたからだ。

それらを「ご公務」として新幹線、飛行機などは貸し切りになり、5つ星ホテルの一館あるいはフロア貸し切りが当然に。警備、警護ほか多大な税金がそちらに投じられることになった。

一方で、天皇の「果たすべき義務」とされているのは、国民の幸せや国の平和・安泰・五穀豊穣などを祈る宮中での儀式、行事、行幸啓といった国事行為である。下はその一例にすぎない。

天皇陛下に義務付けられているという祭祀の主たるもの(画像は『Wikipedia』のスクリーンショット)
天皇陛下に義務付けられているという祭祀の主たるもの(画像は『Wikipedia』のスクリーンショット)

 

そして平成の両陛下は、国内ばかりか海外訪問も多くこなされていた。Wikipediaによると美智子さまは…。

 

 

もちろん私的なご旅行でも、SPらによる厳重な警備がつくことは言うまでもない。



◆平成で膨れ上がった宮廷費

問題はここからである。こちらは宮内庁が発表している「宮内庁関係予算の推移」だが、黄色い線で囲んだ「宮廷費」にご注目いただきたい。赤い線より上が平成、下が昭和である。

宮廷費とは儀式、国賓・公賓等の接遇、行幸啓、外国訪問など皇室の公的活動等に必要な経費のこと。皇室用財産の管理に必要な経費、皇居等の施設の整備に必要な経費も含むという。

 

 

「お出かけ系ご公務」の多さが影響してか、平成になると宮廷費はいきなり昭和の約3倍に増え、延々と50~60億円台で推移することになる。

たとえば、外国賓客等の御引見等の回数は年間100件以上に上っていたことが明らかにされ、ファッションモデル並みの自意識が備わっていたとされる美智子さまは、お帽子から靴まで高級なお召し物を驚くほど頻繁に制作されていたといい、宮内庁内部にも批判的な意見があったようだ。

(お時間があればこちらの記事もどうぞ!)

 

平成元年に消費税が導入され、宮廷費予算が20億円台から60億円台と3倍ほどにアップしたところをみると、消費税は美智子さまの贅沢を支えるために設けられたのでは? と疑う声が噴出したのも納得である。

 

◆消費税、例えば外国で粉ミルクや生理用品は…

消費税/売上税/付加価値税の税率が高い欧米諸国では、まず公営の交通機関や公立の教育機関が無料、あるいは格安料金で利用できる。日本のように年金生活者が「貧しくてみじめだ」とこぼさなくて済むよう手当ても厚く、年金生活者向けコンドミニアム、コミュニティの整備も優れている。

そして、海外の多くの国では「万人が使用する必要不可欠なもの」である粉ミルク、生理用品、出産費用などについて、非課税にしてはどうかという議論がたびたびなされている。

例えばイギリスに注目すると、付加価値税は税率20%、軽減税率5%、非課税0%に分けられ、公立の教育機関なら5~16歳までは無償、生理用品、食料品、新聞、水道水、医薬品、居住用の建築物、子どもの遊具の一部、子供の衣料品などが非課税だという(誤りがあったら、どうかご指摘を!)。

日本はこういった議論もほとんどせず、むやみに税率を上げてきた印象がある。



◆まとめ:無駄な公務の見直しを

日本の国債残高は1,000兆円を超え、財政再建の見通しも立っていないなか「ご公務を分かつためにも皇族の数を増やそう」という考え方には、国民から当然ながら「これ以上、税金がかかる話はやめてほしい」という声が上がっている。

宮内庁の経費をも合わせ、年間200億円近い予算で運営されている皇室だが、令和の今上陛下が贅沢を避けてお過ごしである一方、秋篠宮家の観光旅行、視察旅行系のご公務は頻繁に報道されている通り。また、秋篠宮家の邸宅2軒についての増改築費用は、現時点ですでに70億円にも上るといわれている。

平成で異様に増えたご公務を見直す。秋篠宮家の異様な贅沢を許さない。これらが今、何より重要になっているのではないだろうか。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『宮内庁』公表事項 ― 今後の御公務及び宮中祭祀の進め方について

『宮内庁』宮内庁関係予算の推移

『宮内庁』宮廷費などの推移

『Wikipedia』上皇后美智子

『宮内庁』宮中祭祀の中の主要祭儀一覧

4件のコメント

  • 上皇后はもちろん、紀子皇嗣妃殿下の散財は、異常ですね!

    衣装も、着回し出来る日数分だけ持っていくどころか、とっかえひっかえです。

    また、今まで散財した金額があれば、その分だけ愛子様のティアラ制作はもちろん、那須の御用邸、他の皇族方の邸宅の修繕、日本全国にある児童公園で経年劣化している遊具、図書館の本を新刊で購入することが出来ます。

    また、上皇后は、ご成婚して日が浅い頃、香淳皇后から、皇族は芸能人ではないとたしなめられていたエピソードがあります。

    いかに自分をよく見せるか、散財ぶりがこの資料から垣間見えます。

    抜き打ちの会計監査で、すべて明らかにしてほしいです。

  • 国民が求めているのは「女性宮家」でも「皇族数の確保」でもありません。敬宮様の継承、これこそが国民が待ち望んでいることです。

    敬宮様でなければ天皇制が続けられない事を国民は理解しております。

    他の者が即位しても天皇制は機能せず、あっという間に無惨に崩壊するでしょう。

    どこの国でも、どの時代でも、王朝の最後は悲惨ですね。日本はそんな事にならないように、敬宮様に継承していただきたいと心から思います。

  • 2024年02月23日に、篠原常一郎さんの奥様、篠原由佳さんが配信されたこちらは中々の神回でした。

    思い出の白いブラウスから至高の一枚を求めて

    【上皇后ミテコ】震災はファッションショー 発生2週間で衣装新調 

    もうご覧になられたでしょうが、文字にして残しておくべき重要なことだと思いましたので、聞き直しをしまして内容を紹介させていただきます。

  • エトセトラさま、見やすいよう表にして頂いてありがとうございます。
    もう、ただただ・ただただ呆れているばかりです。
    みちこさん(さんも付けたくないですが)は、新聞やTVでしか情報がなかった純粋な国民を自分の思い通りに駒を動かせて、
    さぞかしご満悦だったでしょうね。その当時は皇室の費用とか考えもしなかったです。
    こうしてネットで知るようになってからでは遅いですが、少しでも将来の為に間違っている事には目を光らせたいと思っています。
    選挙権を得て半世紀以上経ち、それまでは当たり前のように◯◯党一択でしたが、最近はよ〜く考えて1票を投じています。
    それにしても税金の重みをなんとも思ってない平成夫婦・A宮家には心底腹が立っています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA