ブータン国王vs秋篠宮さまのダンチの英語力@タイ大学学位授与式 これでよく英語の博士論文が書けたもんだ…!?

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ブータンのワンチュク国王と秋篠宮さま、共にタイの大学院学位授与式で英語でスピーチを披露(画像は『YouTube』スクリーンショットの合成)
ブータンのワンチュク国王と秋篠宮さま、共にタイの大学院学位授与式で英語でスピーチを披露(画像は『YouTube』スクリーンショットの合成)

このところ、特にブータン国王ご一家との交流が話題になる秋篠宮さま。ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク第5代ブータン国王とは、なぜか多くの共通点を持つことをご存じだろうか。ともに英オックスフォード大に留学し、タイでは大学院から名誉博士号を贈られ女性たちに大人気。そして両者ともに、学位授与式では英語のスピーチを依頼されていたようだが…。



 

■英・米・印に留学しオックスフォード大学では修士号も

ワンチュク国王はブータンで基礎教育を終えると、米マサチューセッツ州の2つのボーディングスクールに留学して寄宿舎の生活を経験し、同州の名門ウィートン・カレッジで勉強。英オックスフォード大学モードリン・カレッジで政治学の修士号を取得した。

こちらは、タイのランシット大学から2006年に名誉博士号が贈られた際の、学位授与式の様子。スピーチを依頼されると、明るい表情で力強く感謝の言葉を述べられた。ご自身の気持ちをしっかりと言葉にし、原稿に目を落とさなくてもスラスラと英語でお話をされている。

なお、日本の慶應義塾大学からも名誉学位が贈られており、インド留学の経験から、母国語であるゾンカ語のほかに、英語、ヒンディー語が話せるそうだ。

 

■原稿を読むだけの秋篠宮さまにガッカリ…

一方の秋篠宮さまはというと、1988年に学習院大学の法学部を卒業後、英オックスフォード大学のセント・ジョンズ・カレッジ大学院で動物学を専攻し、魚類に関する分類学を学ばれた。生物に関してはさまざまな知識をお持ちであったのだろうが、難解な英単語が並ぶ分厚い教科書で学び、論文も書くとなると、大変なご苦労があったに違いない。

その後の秋篠宮さまは、ナマズの研究調査のため繰り返しタイを訪問。バンコクの多くの大学から名誉博士号を贈られた。タイの大学院での授業はもちろん英語。ウン千万円をかけたイギリス留学のおかげで、語学力はまったく問題ナシということだったのか。

名誉学位をこれだけもらえば、タイびいきも当然か(画像は『Wikipedia』のスクリーンショット)
名誉学位をこれだけもらえば、タイびいきも当然か(画像は『Wikipedia』のスクリーンショット)

 

実はこのほど、YouTuberの篠原由佳さんの『丙午女ゆるーくch』で、秋篠宮さまが英語を話すとどんな感じなのか初めて聴いた。こちらは、2001年にバンコクのシーナカリンウィロート大学の学位授与式で英語でのスピーチをされたときのものであろうか。

動画にはあっという間に500件を超えるコメントが寄せられたもようだ。少しご紹介させていただきたい。

★スゴイ!
もちろん違う意味で。
このレベルでスピーチする
神経も凄い。

 

★この茶番に何億の血税が使われたのだろうか。

 

★これはスゴい!(・o・)
英語で論文書けてイギリス留学もしたんだよね??
皇嗣様で息子も優秀で筑附入学したんだよね?! こないだ来日した王女様と通訳無しで英語で会話したんだよね?!
全部ぶっ飛んだわ。ww

 

★聴衆のウンザリした表情が全てを物語っている。「何の罰でこんな酷いスピーチを聴き続けねばならないのか!😩早く終わって欲しい!」

 

★これで最近報道される通訳無しで…とゆうのは、無理がありますね💦

 

★プリンセス チュラポーン
だけはハッキリ聞き取れました😆

 

★この程度を うつ向いて紙を見ないと喋れない…英語は話せませんね。留学した間 誰と何語で話していたの? おー、恥ずかしや😥

 

★亞然😱…カタカナにしか聞こえない…もはや聞き続けるのが辛い…Youは何をしにオックスフォードへ?

 

★論文なんか書けるわけないよねぇ。この酷い英語で😂

 

★我々は歴代の総理でも随分恥ずかしい思いをしてきたが、これは別格の感がする。

 

★うちの小4娘の勝ちだなぁ😅

 

★全部聴くのが耐えられず、30秒でギブアップしました。(汗)これで海外の要人と通訳なしで会談したとかニュースで良く強調されますが、カタカナ英語では通じませんよね。天皇家に対抗しているんでしょうけど痛々しいですね。

 

★A宮家は、ベルギーのアストリッド王女を新居に迎えられた時も“通訳なしでお話をされました”とありましたが、この程度ですか、、呆れました。
もうご公務で海外に行かれるのはやめていただきたいです。
今上陛下や雅子様とは、レベルが違いすぎて話にもなりません。

 

★私の英語ネイティブの夫が、面白がってます。”何が言いたいの?
50%やっとだな〜、キャッチできるの!”🤣🤣🤣

 

★この前、外国の要人と「通訳なしで歓談」とかニュースになってましたけど、完全に嘘だとわかりました🤣

アクビをしてはならないし、何とおっしゃっているのかよく聞き取れないし…コマッタ…な表情の学生さんたち(画像は『YouTube/丙午女ゆるーくch』のスクリーンショット)
アクビをしてはならないし、何とおっしゃっているのかよく聞き取れないし…コマッタ…な表情の学生さんたち(画像は『YouTube/丙午女ゆるーくch』のスクリーンショットに加筆)

これらプラス筆者が驚いたのは、“appreciated” “institute”といった留学中に度々使ってきたであろう単語をしっかりと発音できていないこと。アプリスィエイテッド、インスチュートになってしまっているのだ。教授や周囲の学生の正しい発音から「学ぶ」ということすらしなかったのだろうか。



 

■英語で書かれた論文もあるにはある

動画へのコメントに「論文なんか書けるわけないよねぇ。この酷い英語で」というものがあったが、本当にこの英語力で大学院の博士論文を独力で書き上げることができたのだろうか。

実は『Wikipedia』に興味深いことが書いてある。秋篠宮さまは1996年9月、家禽としてのニワトリの起源を遺伝子に基づき解析を行い、英語の論文を発表。総合研究大学院大学から「論文博士」という学位を授与されている。なお、ロンパクこと「論文博士」は、大学院に在籍しなくても博士論文を提出して審査に合格すればよい。

あのスピーチでよくこれだけの論文を英語で…(画像は『総研大Repository』のスクリーンショット)
あのスピーチで、よくこれだけの論文を英語で… 下に続く(画像は『総研大Repository』のスクリーンショット)
論文の続き(画像は『総研大Repository』のスクリーンショット)
上の論文の続き(画像は『総研大Repository』のスクリーンショット)

 

その際に秋篠宮さまの指導にあたったのは、「国立遺伝学研究所」の生命情報研究センター長である五條堀孝教授。五條教授は『Nature』『ネイチャー ジェネティクス』『Science』『米国科学アカデミー紀要』などに、約320報もの英語の原著論文を発表しておられるという。

 

■タイで女性にモテたワンチュク国王

ワンチュク国王は王子時代の2006年、タイのバンコクで開かれ25ヶ国の王族が結集した「ラーマ9世国王・在位60周年式典」に参列した。その際、タイでは女性たちを対象に「海外の王族の中で1番素敵なのは誰?」というアンケートが行われ、王子は見事1位に輝いた。

男らしいルックスもあいまって、タイの女性の間で「素敵!」「理想の男性!」と一躍話題になり、メディアは女性の読者を意識して王子の特集を組み、写真集まで発売したという。本当に魅力的な男性は、ODAのお金などチラつかせなくても選ばれるのだ。

 

■美人で超お嬢様なブータン王妃

なお、ワンチュク国王が妻に選んだジェツン・ペマ・ワンチュク王妃もこれまた素晴らしい。『Wikipedia』によると、王妃の父親は国営航空会社ドゥルクエアーの元パイロットで、母親は王室に連なる名家の出身とある。

高校を卒業すると英リージェンツ・ユニバーシティ・ロンドンで国際関係論と美術史を学んだといい、ゾンカ語、英語、ヒンディー語に堪能だそうだ。



 

■まとめ

どのような書籍もすぐに手に入り、立派な指導者の下、誰よりも恵まれた環境で勉学や読書に集中できたはずなのに、正直なところ、秋篠宮さまはなぜもっと勉強されなかったのだろうと残念に思う。

留学すると2の英語力は4になり、5があれば25になる。また8ある人なら帰国時は64にもなる。つまり秋篠宮さまは、2の英語力が4に…というタイプなのであろう。ウン千万円の税金を使って留学なさったであろうに…。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)



画像および参照:
『YouTube』Visionary Bhutan ― His majesty’s address at Thailand graduation.

『総研大Repository』秋篠宮 文仁/博士(理学)論文 ― Molecular Phylogeny of Junglefowls, genus Gallus and Monophyletic Origin of Domestic Fowls

『YouTube』丙午女ゆるーくch ― 英語力※音楽なしバージョン

『Wikipedia』ジェツン・ペマ・ワンチュク

『Wikipedia』ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク

『Wikipedia』秋篠宮文仁親王