悠仁さま「ご成長」報道に脚長フォトショ疑惑 稲の遺伝子研究は地方の農業高校こそ真剣に取り組んでいる!

この記事をシェアする
悠仁さまが歩く場所は、トヨタ車でさえ車高が上がるようだ(画像は『Yahoo!ニュース』のスクリーンショット)
悠仁さまが歩くなら、トヨタ車でさえ車高を変える…?(画像は『Yahoo!ニュース』のスクリーンショット)

今、女性自身による『悠仁さま 秋篠宮家への“逆風”にもめげない成長ぶり…積まれていた“天皇の研鑽”』という記事が注目を集めているが、筆者はそこに使用された写真にまずは驚いてしまった。



9月20日朝、悠仁さまは筑波大学附属高等学校(以下・筑附)へ向かって歩まれていた。(略)背負われているリュックサックは、以前よりも中身がパンパンに詰まっているように見えた。 新型コロナウイルスに感染され9月14日から療養されていた悠仁さまだが、重たそうなご様子も見せずに、軽やかに歩かれていた。

 

背中のリュックがいくら重かろうと、満員電車で汗をかきながら通っている、そんな生徒たちの気持ちは度外視の特別待遇が続いている悠仁さま。学校の近くまで車で送ってもらい、ちょっとだけ歩いて見せることを、女性自身はなぜそんなに称えるのだろう。

この記事もだが、「悠仁さまがたくましくご成長」「稲の研究者として大きな成長」などと報じるメディアが、このところ急に増えている。ここから先は、それに対する筆者の個人的な感想を綴らせていただきたいと思う。

 

◆悠仁さまが歩くと世の中が縦に伸びる

悠仁さまを「脚の長いイケメン」とでも書くよう指示されたのだろうか、女性自身はその記事であることをやらかしてしまった気がする。

悠仁さまの背後に写っている車は、恐らくトヨタのハイエースであろう。わかりやすくするため、「Gulliver(ガリバー)」さんのHPから同色の車で1枚写真を拝借してみた。

黄色は高さが一致。しかしオレンジ色では一致しない。つまり悠仁さまの太ももから下が数パーセントほど伸びているということか(画像は『ガリバー』のスクリーンショット)
黄色は高さが一致。しかしオレンジ色では一致しない。つまり悠仁さまの太ももから下が…(画像は『ガリバー』『Yahoo! News』のスクリーンショットを合成)

 

悠仁さまの太ももの高さから下方向に、画像が数パーセントほど拡張されたように見えるのだが、皆様はいかがであろうか。

※ トヨタのマークが「縦に伸びて丸く見える」とのメールを頂戴しました。本当に! ということは、横方向にも数%縮小させているのでしょう。痩せて脚長に見せたところで、何かが変わるとも思えませんが…。

 

◆「稲の研究者」報道にウンザリ

9月7日に17歳の誕生日を迎えた悠仁さまの映像は、茨城県つくば市にある農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)を舞台に撮影されたものだった。

さまざまな種類の稲を交配させて品種改良するため、約3万種類のタネが保存され、毎年500~1000種類ほどを栽培し、新しいタネを採取するという農研機構。すると悠仁さまは「なぜ毎年、栽培するのか」「品種の大きな違いは」などと尋ねたそうだ。

小学生のときに赤坂御用地の庭に水田を作り、中学生からは稲の交配実験を行っている「稲の先生」の指導を受けておられるという悠仁さま。そのわりにはご質問が単純だ。



 

◆稲の遺伝子や品種改良に本当にご関心を?

そして今回の女性自身の記事でも、稲の遺伝子や品種改良について研究が続いているとあった。

中学校時代に始められた稲の遺伝子や品種改良に関して自由研究を継続されていることが公表されました。悠仁さまは夏休み中に、茨城県つくば市にある農業・食品産業技術総合研究機構をお一人で訪れ、研究者たちに質問されていたそうです。

 

これほどまでに稲の研究への情熱を燃やされていることには、宮内庁内部でも驚く声が上がりました」(前出・皇室担当記者)

 

宮内庁の職員さんがそのあたりをまるでご存じなく、驚かれたとしても無理はない。田畑で長時間お過ごしなら、たとえ日焼け止めを塗っても肌は焼けてしまうだろう。特に若いうちの「情熱」には行動が伴うものだが、まさか実際の農作業は赤坂御用地の庭園を管理する職員さんがご担当ということ…?

 

◆来年いくつものコンクールに応募か

農林水産省、農協、農機具メーカーを始めとする多くの組織が、未来の農業の発展に寄与してくれる高校生や大学生を対象としたコンクールを設けている。悠仁さまも何かに応募し、賞を狙っておられるのではないだろうか。2023年度はすでに終了しているが、2つばかりパンフレットをご紹介してみたい。

まずは、自然環境保護や未来の「水づくり」を考える活動を進める、公益財団法人「SEDIA」の『高校生が描く明日の農業コンテスト』。

SEDIA財団による「高校生が描く明日の農業コンテスト」のパンフレット
SEDIA財団による「高校生が描く明日の農業コンテスト」のパンフレット

 

そして、毎日新聞による『全国高校生 農業アクション大賞』。

毎日新聞による「全国高校生・農業アクション大賞」のパンフレット
毎日新聞による「全国高校生・農業アクション大賞」のパンフレット

 

次回、もしも悠仁さまがこうしたコンテストに応募されるのであれば、この秋の新米の収穫あたりから大変お忙しくなりそうだ。ライバルは日本全国にゴマンとおり、誰もが真剣勝負に挑んでくる。とても筑附に通ってお勉強をなさっている場合ではないだろう。

 

◆稲の遺伝子研究に関わる高校生は多い

ちなみに、2022年7月に入賞者が決定した、第6回『高校生が描く明日の農業コンテスト』のコンテストで「金賞」に輝いた高田理人さん(当時は兵庫県立農業高等学校3年)は、受賞した論文にこう綴っていた。

私は最先端農業技術を学んでいることを活かし、食用米の育種などに利用が始まりつつある次世代農業技術のひとつ「DNAマーカー育種技術」を実践することにしました。

 

全文はこちらのP8でご覧頂きたいと思う。

高田さんが通っていた同校生物工学科のウェブサイトも拝見したが、生徒さんは誰もが現場と研究室で過ごす時間を大切にしていらっしゃる。日本の食生活を支え、農業の安定的な維持や発展のため、とにかく頑張ってくれている少年少女たち。そのエネルギッシュな活動状況については、是非ともこちらからご確認を。

こうなってくると、都会の青白い高校生が座学、研究所や圃場の見学を経て論文を書いたところで、賞を獲れるものだろうか。悠仁さまに無理をさせるのは、本当にもうやめたほうが良い。何らかの忖度で奇跡の受賞劇が繰り広げられ、東大推薦合格に大手をかけるなら、世間は再び「ズル」呼わばりを始めるように思う。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)



画像および参考:
『Yahoo!ニュース』悠仁さま 秋篠宮家への“逆風”にもめげない成長ぶり…積まれていた“天皇の研鑽” (女性自身)

『Gulliver』 H25 トヨタ ハイエース バン DX ロング GLパッケージ 入庫いたしました〜!

『Yahoo! News』17歳の悠仁さまは「根っからの研究者」 皇位継承者としての成長ぶりを“稲の先生”も実感(AERAdot.)

『SEDIA財団』高校生が描く「明日の農業コンテスト2023」パンフレット

『毎日新聞』全国高校生「農業アクション大賞2023」パンフレット

『兵庫県立農業高等学校』令和4年度 生物工学科通信

『SEDIA財団』高校生が描く「明日の農業コンテスト」第6回受賞作品集