呆れるばかりの『トンボ論文』忖度報道 「あわわわわわ~」の4年後に研究が始まるワケがない
最近の『Yahoo!ニュース』で、秋篠宮家の長男・悠仁さまについて一番ヤフコメが湧いた記事といえば、日刊ゲンダイによる『悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?【秋篠宮家の学校選び】』ではないだろうか。
これまでトンボの調査は6歳からと報じられていたはずだが、国立科学博物館への論文提出が2023年3月であったことから、そこから「10年以上前」というなら、幼稚園生あたりで研究を始めたことになってしまう。
記者さんも実は悠仁さまの幼い頃をご存知であろうし、教育関係者や同年代の子供たちの間には、小笠原諸島作文の剽窃騒動やトンボ論文の不正疑惑の話題はすでに浸透している。こんな露骨なアゲ記事を書いて大丈夫なのだろうか。
◆2歳の悠仁さまは懸命に「あわわわわ」と
こちらはkata62kimaチャンネルさんによる『2008年10月の秋篠宮ご一家』という動画である。
2008年10月下旬、皇室の写真展をご覧になられた秋篠宮ご一家の様子を紹介したものだが、2歳1ヶ月の悠仁さまは「あわわわわわ、あわわわわわわ」と元気なお声を発しておられた。
なぜか、ニュースでは「悠仁さまは『大きいパパ』とおっしゃった」ということにされ、動画には「あわわわわとしか聞こえませんが」というツッコミが複数寄せられてしまった。
こちらの5分30秒目あたりからご覧いただきたい。
子どもは生後24ヶ月め、満2歳の誕生日のあたりで話せる語彙が50~100語、達者な子では200語ほどになるとのこと。いわゆる二語文も上手になっているのが一般的だそうだ。
悠仁さまは手をそちらの方向に振り、写真をしっかりと見つめ、何かを言いたそうにしている。もしや、母親による日常的な絵本の読み聞かせなどが足りなかっただけかもしれない。
◆「6歳から研究」はいくら何でも…
最初の日刊ゲンダイの記事で特に問題視されているのは、いかにも “天才少年” といった印象を与えるこの部分である。
記事には1,300を超えるコメントが寄せられた。「おすすめ順」ベスト3はこんな感じである。
悠仁さまが10年以上かけた秀作というタイトルで記事を開いて読み進めると、この一文。
>東大が推薦制度を導入したのは2016年度。
彼のために出来た制度と当時噂になってましたよね。
その頃の悠仁さまの年齢的にさすがにそれはないでしょ、と思っていたけれど、提携校制度などと合わせて時系列的に考えると、本当に悠仁さまのためなのかもしれないと思えてくる。
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この論文によると6歳から研究を始めたことになっているのですが、おかしくないですか? 中学生くらいになって、父親のカメラを不慣れな手つきで扱う様子も報道されていましたが、6歳でどうやって撮ったのでしょう?
論文の体を成していない部分や写真も多いようですが、またそこは不問なのでしょうか
(共感した 1.5万 なるほど188 うーん154)
「10年以上かけた秀作」の根拠となるものを示して頂きたい。
例えば、10年前から作成しているであろう直筆の研究ノート。
主席オーサーとして自ら演壇に立ち、学会発表と質疑応答を受けること。
自分の周りの誰もが、あのトンボ論文は坊っちゃまの趣味(トンボを眺めること)を大人が学術論文の体で大幅に加筆したもの、という認識です。
・・あのトンボ論文なる観察記録?で東大入試に挑めるなら、夏休みに素晴らしい自由研究を書いている日本の多くの小学生が、飛び級で東大入試に挑めると思う。
(共感した8274 なるほど106 うーん 70)
◆実際に6歳だった頃
上の動画から約4年半が過ぎた2013年3月、悠仁さまはお茶の水女子大附属幼稚園をご卒園された。記者さんからの「おめでとうございます」の声掛けに、しっかりと「ありがとうございます」と大きな声でお返事をされている。
言葉の問題は幼稚園の3年間でかなり解決されたのだろうが、精神面の発達はいかがだったのか。ここでご紹介したいのは、ANNnewsCHによるニュース映像『【皇室】悠仁さま入学・卒業まとめ 幼稚園入学~(2010年) 【映像記録 news archive】』である。
動画の1分15秒目から45秒目までをご覧いただきたい。
◆まとめ
実際の『赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理―』でも、悠仁さまが6歳にしてトンボの調査を始めたかのように書かれているが、上の動画をご覧いただいて、知的好奇心とともに活発にフィールドワークをこなしていたように想像できるだろうか。
それとも赤坂御用地では雰囲気がガラリと変わり、ノートとペンを手にどこまでもトンボを追いかけ、チャンスの度にカメラで連写!? 庭園課の職員さんたちにも、その後の作業をあれこれと指示? いやいや、それは絶対にないだろう。
あのような杜撰でインチキばかり目立つトンボ論文で、なぜ悠仁さまが東大へ進めると考えるのか。巷には今も必死に受験勉強をしている高校生が大勢いる。忖度報道はもういい加減にしていただきたい。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『Yahoo!ニュース』悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?【秋篠宮家の学校選び】
・『YouTube』2008年10月の秋篠宮ご一家 ― kata62kima
・『YouTube』【皇室】悠仁さま入学・卒業まとめ 幼稚園入学~(2010年) 【映像記録 news archive】 ANNnewsCH
・『エトセトラ・ジャパン』素晴らしいトンボ論文も数ヶ所に違和感 6歳で研究を始めた天才・悠仁さまが「場所を覚えていない」?
・『エトセトラ・ジャパン』『赤坂御用地トンボ相』論文これだけの疑義の声が まずはこちらから !
論文はファーストオーサーなのに国際会議はセカンドオーサーなのはなぜ。ポスター発表はファーストオーサーの方がやって、悠仁君の業績にするんだろうな~。
私はこれまで
いろいろな組織の議長とは中立の立場で議会を運営するのだと思っていました。
それが崩れたのが、広島の安芸高田市議会。あれには本当に驚きました。議会の体をなさない。
そこに持って来て”新潮”の記事。
額賀さんは全天の奥さんの意に沿うように動いている。
全天の奥さんは、コーゴーではあったけれど、天皇ではない。そして政治介入などあってはならない事。
ブログ記事のHさんの映像をみて、この一家と接したことのある方々は皆さんいろいろ知っているのだろう。なのに報道機関、国会議員を含めてこんな現状にある。
今上陛下の即位から、やっと日本に生まれて良かった、と思っていたのに、令和も6年になってまで、どす黒い霧が渦巻いていて、一部の皇族の画像を見ると本当に気分が悪くなる。
いつか、いつかと思いながら気持ちを奮い立たせているところである。