「こちら、本当に美智子さまでしょうか」 若き日の美貌称賛アゲ記事より知りたいのは真実  

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美智子さまが89歳のお誕生日を迎えられたことで、女性自身、AERAdot.、文春オンライン、PRESIDENT Onlineなどが、若き日の美智子さまの美を称える記事に多数の写真を添え、続々と公開している。

実は少し前に、筆者も美智子さまの過去の写真を追っていて、ふと気づいたことがあった。メディアのそうしたアゲ記事とは一味も二味も違う、ちょっと珍しい美智子さまの写真をご堪能いただければと思う。



◆理知的だと称賛された若き日

結婚後ずいぶん細くなられた美智子さま(本物)。そのお顔立ちは目と眉の間がほどよい近さで、額はやや広く、すっきりとした眉山のラインが理知的な雰囲気を醸していた。また横顔もだが、耳から顎にかけてのラインが美しく、笑ったときにエラが張らないことも特徴だ。

画像販売会社『gettyimages』のリストからも、少々ご紹介させていただきたい。

こちらで今年8月に『上皇后さまの謎その1:影武者説が存在 「だって胞状奇胎で子宮を…」』という記事を書いていたが、実はそのあたりから『gettyimages』で美智子さまのお写真を追うことを続けていた。

結論から先に申し上げると、美智子さまにはひょっとしたら、海外でのご公務を担当する影武者がいらっしゃったのかもしれない。



◆前歯が「差し歯」の美智子さまが…

朝日新聞のトピックスページに、聖心女子大の卒業式で撮影された1枚を発見した。美智子さまが口を開けて笑われている写真は、とても貴重なものである。前歯が小さく短いことも、お顔立ちの特徴かもしれない。

聖心女子大の卒業式か。美智子さまのお口元は「前歯が短め」なことも特徴だ(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
聖心女子大の卒業式で。本物の美智子さまは、前歯の小ささも特徴であろう(画像は『朝日新聞』のスクリーンショット)

 

そして女性自身は今回、軽井沢のテニスコートで1982年に撮影されたお写真を紹介した。その「美智子さま」は目と眉の間が離れている分、額は広くない。また、眉山は丸いカーブを描き、お口元については「丈の短い差し歯」が気になった。

1982年、前歯が「差し歯」で、眉と目の間が妙に離れている美智子さまが(画像は『女性自身』のスクリーンショット)
1982年の美智子さま。額や眉毛が違うように見えるのは気のせいか(画像は『女性自身』のスクリーンショット)

 

◆極めつけの1枚は、笑顔がまるで違った

どことなくお顔立ちが変わってしまったような気もする美智子さま。そこで『gettyimages』のリストを改めて開き、1975年以降のお写真を確認することにした。影武者を疑いたくなるものをピックアップしているうちに、筆者は2つのことに気づいた。

■どのお写真も海外訪問中である

 

■その「美智子さま」はやや小柄で、とにかく明るい。愛想が良く表情が豊かで、外国の方々ともよく会話し、口を開けて笑っておられる

 

百聞は一見に如かず。まずは筆者が「?」と思った写真の数々をご覧頂きたい。

1976年6月の1枚。美智子さまがちょっと違う雰囲気に(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
1976年6月、ヨルダン、ユーゴスラビア、英国訪問から戻られた際の1枚(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

 

1978年6月ブラジルでの1枚。美智子さまがちょっと違う雰囲気に(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
1978年6月ブラジルでの1枚。よく笑う写真が多かった(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

 

1979年10月ブルガリア・ソフィアで病院を慰問 ずいぶん眉と目の離れた美智子さまだ(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
1979年10月ブルガリア・ソフィアで病院を慰問 ずいぶん眉と目の離れた美智子さまだ(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

 

1985年ガルウェイにて。笑顔満開の写真ばかりで何かが似ていない美智子さま(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
1985年3月ガルウェイにて。満面の笑みという写真ばかりだった(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

 

極めつけの1枚はこちらである。美智子さまはこのような二重瞼ではない。笑顔のお口元もどうにも違う。

1978年6月パラグアイでの1枚。美智子さまはこういう二重瞼だっただろうか。笑顔の口元も違うような…(画像は『GETTY』のスクリーンショット)
1978年6月パラグアイでの1枚。私たちが知る美智子さまとは、目元と口元がまるで違う(画像は『GETTY』のスクリーンショット)

 

皆さんは日本国内の報道で、このようなお顔立ちの美智子さまをご覧になったことがあるだろうか。

 

◆まとめ:影武者が必要になった理由は?

海外の人から見ると、東洋の女性の顔は皆同じに見えるという。そのため美智子さま2号(まさかの3号も?)が渡航したところで、現地では誰にも気づかれずに済んだのではないだろうか。

海外渡航要員の影武者が本当にいた場合、その理由は何なのか。

■実は英語での社交があまりお得意ではない

 

■子育てに専念したかった

 

■海外訪問で群衆の前に現れることが苦手だった

 

■乱気流などトラブルを体験し、飛行機が怖くなった

…などであろうか。

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現在、私たちがテレビや雑誌でお目にかかっている美智子さまは、ミッチーブームを沸き起こしたアノ美智子さまなのか、それともこの目と眉の間が離れ、眉山の丸いカーブが特徴の「美智子さま」なのか。

菊のカーテンの向こう側で一体何が起きていたのか、一般人には知る由もないだろう。



(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『gettyimages』Empress Emerita Michiko

『gettyimages』Empress Michiko Paraguay 1978

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『PRESIDENT Online』なぜ美智子さまが30年ぶりに「バッシング」を受けているのか…「完璧すぎる憧れの的」であることの悲劇

『朝日新聞』読売新聞社 ― あこがれの正田美智子さん 40年後お目にかかれるとは

『エトセトラ・ジャパン』上皇后さまの謎その1:影武者説が存在 「だって胞状奇胎で子宮を…」