小室夫妻の引っ越しは、騒動を恐れ白紙撤回になったのでは? 「フェイク」と呼べぬこれだけの事実

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小室圭さん・眞子さん夫妻が、NYマンハッタン郊外の高級住宅街の一戸建てに暮らし始めるとすっぱ抜いた女性セブン。そこで本誌を購入したところ幸いにも写真があり、あっけなく物件が特定できてしまった。ところがその後、ちょっと騒々しい展開になっていたようだ。



文春オンラインは最新記事で「とんだフェイクニュースだ。小室夫妻に貸すつもりはない。誤解を解いてほしいと現オーナーが怒っている」と伝えた。

ただし、続くデイリー新潮の最新情報の論調は違った。物件の前オーナーがフォーダム大学ロースクールの副学部長であったことを指摘し、人々に「あの大学がまた関与か」と騒がれることを避けようと、大学とは無関係の新たなるオーナーをひとり間に挟ませた可能性があると伝えている。

筆者も、いくつかの理由から、あれがフェイクニュースだったとは思っていない。付近の物件との比較などもしていたので、ちょっと報告させていただきたいと思う。

 

◆「大豪邸」「エリート夫妻」という表現に違和感

文春オンラインはその記事でこう記していた。

一方、転居先とされたのは、庭付きの一戸建て。3LDKで地下室もついており、市場価格は約2億円という大豪邸だ。オーナーは中国出身のエリート夫妻

大豪邸? このスカースデールでは、「大」がつく豪邸はとても2億円では買えない。建物もアメリカでよく見かける一戸建て住宅のサイズだ。

また、現オーナーについて「中国出身のエリート夫妻」と簡単に表現しておられるが、その部分こそきちんと明記してほしかった。デイリー新潮はある情報源から、夫は世界的IT企業の研究員で妻はニューヨーク州最高裁の法務専門員だと伝えている。

 

◆フォーダム大関係者がお膳立てに協力?

圭さんは2018年夏にロースクール留学のため渡米し、その後も何度か行き来するなか、機内で配られる入国審査カードにその住所(26 Sprague Rd, Scarsdale, NY 10583)を記載するようになった、という情報がある。

圭さんが、フォーダム大にとって特別な学生であったことを疑う余地はないが、その話を裏付けるかのように、幹部が彼の郵便物を受け取って預かる役目まで担っておられたことには驚くばかりだ。

そもそも、マンハッタンに暮らす総領事館や日本人会のどなたかに預かってもらえばよいものを、それでは何か不満でも…?

卒業生の郵便物を預かってあげるような、非常にプライベートなサポートシステム。そんなものがフォーダム大にあったんですか(画像は『文春オンライン』のスクリーンショット)
特定の卒業生の郵便物を預かる、非常にプライベートなサポートシステムがフォーダム大にあったなんて(画像は『文春オンライン』のスクリーンショット)

 

フォーダム大副学長とみられる「前オーナー」は、2021年に物件を購入した人物なのだろう。

あの白い家は2009年、2021年、2023年とオーナーが変わっている(画像は『Trulia』のスクリーンショット)
あの白い家は2009年、2021年、2023年とオーナーが変わっている(画像は『Trulia』のスクリーンショット)

 

しかし郵便物の受け取りだけで済むとも思えない。小室夫妻が引っ越してくるまで、庭や内部をキレイに保つことに協力していたのでは…などと疑いたくなってしまう。



◆異様な値上げを確認

スカースデールは人気の高級住宅地ゆえ、どの物件も年々評価額が少しずつ上昇している。だが急激にではなく、なだらかな右肩上がりだ。

具体的にみると、こちらは近所にあるほぼ同じ床面積、ほぼ同じ金額で販売された、ある物件の価格変動についてとなる。

近隣にあるほぼ同じ床面積、売却価格の物件。価格変動はなだらかだ(画像は『Realtor』のスクリーンショット)
近隣にあるほぼ同じ床面積、売却価格の物件。価格変動はなだらかだ(画像は『Realtor』のスクリーンショット)

 

築年数は1946年と、こちらの方が20年ほど新しい。にもかかわらず、小室夫妻の新居かと報じられた「29番」の物件の方が、今年8月下旬の売却を機に、評価額が日本円にして1,500万円ほど高くなっている。

現在のオーナーに、いきなり跳ね上がった価格で売却されていたのはなぜか(画像は『Realtor』のスクリーンショット)
現在のオーナーに、いきなり価格をつり上げて売却した理由は?(画像は『Realtor』のスクリーンショット)

 

この物件は2009年3月に702,500ドルで売却され、2021年1月にオーナーが変わった際、12年ぶりとあって27.7%値上がりし、$896,794ドルの値で売買されていた。いずれも妥当な取引価格であったと思う。

いきなり跳ね上がった最新の売却価格 ツッコミどころは満載だ(画像は『Zillow』のスクリーンショット)
保留中に何らかの交渉が行われたのか。突然の価格変更には疑問も(画像は『Zillow』のスクリーンショット)

 

そして2年半後、2023年6月27日に$999,000で再び売りに出されると、1週間後の7月4日には情報が非公開に。さらに7月11日には「Pending sale」と表示された。

これは他の人たちに「購入を検討中のお客様があり、契約にほぼ近づいています」と知らせるもので、数週間ほどで「Sold」となることが多い。

しかし、売却希望価格が$999,000ドルだった物件が、なぜ契約に向けた交渉が行われた1か月半の間に、26%増の1,260,000ドルにもはね上がったのか。にもかかわらず、なぜ売買が成立したのだろう。ここが不思議なのだ。



◆2軒隣の「25番」もいきなり高騰

先にこちらで、圭さんの母・佳代さんが渡米し、スープの冷めない距離で子育てをするために、2軒隣の「25番」の物件を同時期に押さえておいた可能性も…という記事を執筆していた。

その物件も今年8月のほぼ同時期に誰かが買い取っていたが、やはり販売価格がいきなり高騰していた。このような右肩上がりはあまりにも不自然だ。

2軒隣の「25番」の物件も、いきなりの高騰にもかかわらず今年8月に誰かに売却された(画像は『homes』のスクリーンショット)
筆者が佳代さんのための邸宅かと仮説を立てた2軒隣の「25番」も、いきなりの高騰にもかかわらず、誰かが買い取っていた(画像は『homes』のスクリーンショット)

 

◆まとめ:最悪のケースは「ボッタクリ価格で売りつけようぜ」?

とにかく理解できないのが、999,000ドルだった物件が1ヶ月ちょっとで1,260,000ドルに値上げされ、にもかかわらず売買が成立したこと。フォーダム大副学長であろう売主は、手数料などを考えても日本円にして5,000万円ほど利益が出たことになる。

これは憶測だが、最悪のケースとして、売り手と買い手の間で…。

「この物件はいずれ日本の重要人物が暮らすことになる。売るにせよ貸すにせよ、いくらでもお金を出せる人たちだ。その時のために評価額をつり上げておこう。」

そんなやり取りから互いにWin-Winを確信し、意図的に高値で売買契約を成立させたはいいが、あれこれとバレてしまい、近所に迷惑をかけることを危惧して小室夫妻との取引は諦めた…ということはないだろうか(現オーナーにしてみれば、踏んだり蹴ったりだろう)。

 

ちなみに、そのあたりでは今、複数の世帯主がGoogle Mapに「画像を表示しないで」と申請しているもよう。「ボカシが入る家が次々と現れているが、界隈にはフォーダム大関係者が複数世帯暮らしているという話がある」とメールで教えて下さる方があった。

小室さん夫妻は、もう帰国して静かに暮らされたらいかかがであろうか。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『デイリー新潮』「敷地480㎡」「3ベッドルーム2バス」 小室圭さん・眞子さん「2億円豪邸」引っ越しは「大学人脈」の成果か

『文春オンライン』 「明らかなフェイクニュースだ」小室圭さん・眞子さん“白亜の豪邸”引っ越し報道にオーナーが大反論!「家を貸す予定はない」

『Realtor』26 Sprague Rd, Scarsdale, NY 10583

『Zillow』 25 Sprague Road, Scarsdale, NY 10583

『Zillow』 26 Sprague Road, Scarsdale, NY 10583

『REDFIN』SOLD ON AUG 2, 2023 Redfin Estimate for 64 Sprague Rd

『Realtor』84 Sprague Rd, Scarsdale, NY 10583

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