NY日系人会は晩餐会にそもそも小室夫妻を招待せず 誤報の『女性自身』に地元紙も困惑を表明

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この記事のなかに「眞子さんが晩餐会に出席」という大きな嘘が(画像は『女性自身』のスクリーンショット)
この記事のなかに「眞子さんが晩餐会に出席」という大きな嘘が(画像は『女性自身』のスクリーンショット)

12月20日、『小室圭さん 恩人集うパーティ欠席の陰に元職場との因縁…繁忙期でも残業せず周囲からは低評価』という記事、そして『眞子さん ブラジル新婚旅行のホテルは皇族時代と同ランク!NY日系人会が全面支援』という記事を続けざまに公開していた「女性自身」。とんでもない誤報がバレてしまったが、現地の人たちをも不快にさせていたことが地元紙の記事でわかった。



マンハッタンの「ハーバードクラブ」で昨年12月12日、ニューヨーク日系人会創設115周年記念年次晩餐会が開催され、170人ほどが参加した。弁護士のゲイリー森脇氏、森美樹夫総領事、何かと生活をサポートしてくれている日系人会の人など出席者は恩人だらけというのに、小室圭さんは欠席。妻の眞子さんだけは出席したように書かれていたが、それも嘘だったことが判明している。

「女性自身」よくここまで嘘を書いたものだ…(画像は『女性自身』のスクリーンショット)
「女性自身」よくここまで嘘を書いたものだ…(画像は『女性自身』のスクリーンショット)

眞子さんは旧財閥系企業の関係者たちのテーブルに着席し、森美樹夫ニューヨーク総領事が眞子さんに挨拶。そのテーブルの周囲では、総領事館が送迎も兼ねて手配した屈強なSPたちが目を光らせていた…!? NY在住の日本人ジャーナリストとは一体誰なのか。よく「女性自身」もここまで書いてしまったものだ。

 

■NY日系人会が読む『週刊NY生活』に

ニューヨークに暮らす日本人、日系人たちが愛読する地元紙の『週刊NY生活』。その2023年1月1日号では、そんなでっちあげ記事を書いた「女性自身」を糾弾した。「誤報」「嘘」の文字が、皆さんの怒りを代弁しているようにも見える。

NY日本人会の人たちは、女性週刊誌の誤報に困惑したという(『週刊NY生活』のスクリーンショット)
NY日本人会の人たちは、女性週刊誌の誤報に困惑した(『週刊NY生活』のスクリーンショット)

(オリジナルは、こちらの25ページ目をご確認ください。)

『週刊NY生活』の記事を読んでみると、ニューヨーク日系人会(以下JAA)の誰もがその記事に仰天したとして、「このような大きな週刊誌が、嘘を書くのですね。驚いています。(中略)JAAでは晩餐会に眞子さんを招待もしてないし、もちろん出席もしてませんでしたから本当に驚きです」とある。

 

■事務局にお叱りのメールも

また、JAA事務局には「小室さん眞子さんの2人を支援するな」という、抗議にも似たメールがたびたび舞い込んでいるもよう。上層部も会員の皆さんも困惑しておられる様子だ。

周囲に対する感謝の言葉、気配りやマナーが今一つなどと書かれることがある小室さん夫妻。彼らがニューヨークに暮らすようになって1年ちょっとだが、JAAの皆さんが夫妻のお世話を実際にどの程度していらっしゃるのか、また、どれほど好意的に接していらっしゃるのかを文面から汲み取ることはできなかった。



 

■森NY総領事はノーコメント

なぜ誤報などという事態が起きたのか、『週刊NY生活』は真相を解明しようと「女性自身」の編集部に対しメールでの問い合わせを続け、最終的には丁寧なお詫びの言葉を得たようだ。しかし、この記事を執筆された三浦良一記者は最後にこうつづっている。

『女性自身』の記事中で実名を出され、祝辞を述べて眞子さんに挨拶したとまで書かれた森NY総領事に、後日ある宴席で同席する機会があったので、この記事についてどう思うかを単刀直入に聞いてみた。

 

森大使は、表情から、かなりの憤りを感じている様子だったが、記者の質問には丁寧に「『女性自身』の報道にはコメントする立場にはないです」と答えた。

 

■まとめ

著名人が集まるイベントでは、万が一の火災、ガス爆発、テロ行為、事件などの発生を想定し、主催者側は全出席者の氏名を正しく把握するよう真剣に努めるものだ。だが「女性自身」のせいで眞子さんがその場にいたことにされ、日本の国民もそう信じてしまった。何事も起きなかったからよかったようなものの、これは誤報のなかでも結構タチの悪い部類に入るのではないだろうか。

それなのに総領事も宮内庁もコメントなしとは、ちょっと驚きだ。「女性自身」はまさか、眞子さん“だけ”は恩を忘れず、JAAとの交流も大切にしているような記事を書いてほしいと誰かから依頼されていた…? そして、それゆえに上層部もこの件についての批判は禁物ということ…!?

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)



画像および参照:
『週刊NY生活』晩餐会に小室眞子さん出席と誤報した『女性自身』

『女性自身』小室圭さん 恩人集うパーティ欠席の陰に元職場との因縁…繁忙期でも残業せず周囲からは低評価

『女性自身』眞子さん ブラジル新婚旅行のホテルは皇族時代と同ランク!NY日系人会が全面支援