「信頼が守れないなら出ていけ」参加者に厳しい緘口令 筑波大学生宿舎値上げ説明会、弱いものいじめに弁護士さんが立ち上がる

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筑波大学の学生宿舎大幅値上げに関し、少し前から厳しいご意見を【YOUR VOICE】に投稿してくださっていた埼玉県在住のSさんから、驚くようなメールを頂戴した。

筑波大学で1月20日、学生向けに学生宿舎の寄宿料値上げについての説明会が行なわれた。ところが、その内容を外部に漏らしてはならないと厳しい緘口令が敷かれ、それに対して学生たちがおおいに不満を抱いたもようだ。

忘れてならないのは、大学側が「運営が厳しい」とこぼしたにもかかわらず、秋篠宮家の長男・悠仁さまを受け入れたことにより警備費として年間7億円もかけていること。家賃という毎月の大きな出費について、学生さん、保護者さんは誰もが真剣である。もっと丁寧な話し方ができなかったのだろうか。



まずはSさんからのメール、本文のスタートにはこう書かれていた。

この度、筑波大学OBの弁護士が、1月20日に筑波大学主催で学生向けに行われた、学生宿舎の寄宿料値上げについての説明会の内容を公開しました。これは、大学が学生に「説明会内容の外部公表を禁止」したことに対し、「憲法上問題がある」と判断し、公開したものです。

 

そして東京都新宿区にある「暁 法律事務所」さんのホームページに公開された文書2点が案内された。1点は筑波大学の卒業生でいらっしゃるという指宿 昭一弁護士による文書。もう1点は、「筑波大学学生宿舎に入居中の学生有志」がPDFで公開した「筑波大学の寄宿料値上げに関する説明会を批判します」という文書。

値上げ幅が大幅であることに困惑している学生さんはもちろん多いが、問題はそれだけではない。丁寧な説明がなされるべきところ、大学側がなんとも傲慢な姿勢を見せたことを批判する内容となっている。

 

◆指宿 昭一弁護士の文書

昨年12月、筑波大学が、学生寄宿料を最大2.1倍に値上げするという報道が出て、学生の間で不安と反発が広がっているようです。私にも、多くの情報や批判的意見が学生から寄せられています。

 

本日(2026年2月15日)、筑波大学学生宿舎に入居中の学生有志という団体から、「筑波大学の寄宿料値上げに関する説明会を批判します」という文書と、2026年1月20日に、筑波大学主催で学生向けに行われた学生宿舎の寄宿料値上げについての説明会の反訳書が私に送られてきました。

 

筑波大学の複数の学生に確認したところ、実際に同日に行われた説明会の内容と符合しているということだったので、これを、私の責任において、公開することにしました。

 

筑波大学は、説明会に参加した学生に対して、説明会の内容を外部に公表することを禁止しているようですが、これは学生の言論の自由に対する不当な制限であり、憲法21条1項に違反する人権侵害行為です。学生の生活の基礎となる寄宿料を一方的にしかも大幅に値上げすることは許しがたいことであり、しかも、その説明会の内容について批判する言論すら封殺するという行為は真理探究の場である大学がやってはならないことです。

 

私は、筑波大学出身者として、また、基本的人権を擁護し、社会正義を実現する使命を有する弁護士として、この学生有志の勇気ある言論を支持し、これからも何らかの力になりたいと思います。

 

2026年2月15日

筑波大学比較文化学類1980年入学・1985年卒業
弁護士 指宿 昭一

『暁 法律事務所』筑波大学の寄宿料値上げに関する説明会に関する文書の公表について

 

 

◆「筑波大学学生宿舎に入居中の学生有志」による文書

2026 年2 月15日筑波大学の寄宿料値上げに関する説明会を批判します筑波大学学生宿舎に入居中の学生有志2025 年 12 月 10 日に発表された寄宿料値上げに関して、2026 年1 月20 日に学生に対し値上げ発表後初めてとなる説明会が行われました。

 

①「信頼が守れないなら出て行って」「ステークホルダーが外にいる」説明会前半で副学長はこのように強く念押ししました。学外のステークホルダーの信頼を損なうために、録音・録画・外部への流出を禁止するというのです。副学長は宿舎を単なる事業としかみなしていません。出資者の顔色を窺うばかりで、まさしく宿舎利用のステークホルダーである学生を置き去りにしています。

 

②「全代会で議論しろよ」と言いながら「対応はもうできない」 筑波大学には、学生生活全般に関する学生の自治組織として「全学学類・専門学群・総合学域群代表者会議」(以下、全代会)が存在します。説明会で副学長は値上げに対する不満を、正当な学生組織である全代会を通じて大学と協議するようにと述べましたが、当の全代会は 12 月 10 日の告知以前に何も連絡を受けていません。全代会は在学生から集めた 800 件以上のアンケートに基づき、大学に値上げ凍結と協議を求める決議を1 月7日に採択していますが、副学長は質疑でこの決議への対応は行わないと述べています。

 

③「学生さんが入る会議とかミーティングっていうのは存在しません」質疑の場で副学長は大学の意志決定の場に学生が関与できるルールはないとしましたが、2008(平成 20)年度の改定の際には、学生に対し意見聴取会が3 回程度開催され、約 2 年をかけて情報の周知が図られています。大学内部での決定だけで終わらせ学生への情報共有を図らなかったことは、宿舎運営において大学が学生を無視していることの表れです。

 

(中略:原文には⑥まであり)

 

このように、副学長の説明は学生の反論を封じるための高圧的なもので具体的な数値の提示もなく、議論の余地はありませんでした。仮に今後説明会が開催された場合でも、今回と同様の説明が繰り返されるのではないかと懸念しています。大学の役割とは、知を集積し新たな価値を生み出すことです。学生の生活基盤を平然と破壊し、威圧的な態度で値上げを押し切ろうとする態度は、大学のあるべき姿から大きくかけ離れているものとしか考えられません。大学と学生が互いを尊重しながら、学生宿舎の今後の在り方を決定できる環境の整備を切に求めています。

 

以上

 

『暁 法律事務所』筑波大学『学生宿舎に入居中の学生有志 筑波大学の寄宿料値上げに関する説明会を批判します 』



◆「まさに弱い者いじめ」とSさん

Sさんからのメールには、この件に関する感想が書かれていた。

一読して、これが国立大学のやることかと、唖然としました。まさに弱い者いじめそのものです。学生有志の文書では、説明会での大学側の発言として以下が指摘されています。

 

• 「信頼が守れないなら出て行って」
• 「宿舎閉鎖もあり得る」
• 「学生が入る会議は存在しない」
• 赤字額を強調しつつ積算根拠を示さない

 

特に、赤字額を強調しつつ積算根拠を示さない点は大問題です。根拠の説明がない最大2.1倍の大幅値上げなど、あり得ません。学生有志の文書では次のように記述されています。

 

④「今年度で1億円、来年度から4億円の赤字」「会社だったら倒産だぜ、国が許すと思うか?」「宿舎閉鎖もあり得る」「(宿舎の赤字経営は)反省すべきだ・良識がない」

 

副学長は、今年度のうちに値上げをしないと1億円の赤字が出るうえ、その後も継続して4億円の赤字が出るとしきりに強調しましたが、積算の根拠となる資料を明らかにしませんでした。学生に十分な情報を提供しないまま、副学長は存続か廃止かの二者択 一を迫ったのです。

 

今まで整備予算を付けずに緩慢な運営を続けてきた大学側の責任を棚に上げ、「宿舎に住み続けたいなら黙って値上げに従え」と学生を威圧しています。「宿舎に住み続けたいなら黙って値上げに従え」というのが、今回の大幅値上げの本質なのです。

 

毎日新聞によれば、かつて永田学長は「学生宿舎運営による赤字額は、年間数千万円である」などと説明していましたが、以前お知らせしたように、今回の大幅値上げによる学生の負担増は、AIの試算では年間4億4千万円です。値上げにより逆に今後は毎年、4億円の赤字どころか、4億円近い利益が出るのではありませんか? これでは学生も保護者も到底納得できないでしょう。

 

一方、筑波大学は、悠仁さま警備費用7億2千万円、トイレ改修費用7千万円、インフリキシマブ購入費用1,200万円などについて一切説明していません。学生宿舎からの利益、すなわち学生の負担増4億円はこれらの穴埋めに使われると言っても過言ではないでしょう。

 

そもそも、悠仁さま筑波大学通学によって、皇宮警察、警視庁、茨城県警が多額の警備費を計上しているはずであり、筑波大学までもが7億2千万円もの警備費を費やす必要があるのか、疑問です。これについては、宮内庁に説明責任があります。



 

◆秋篠宮家はずっとこの方法でやってきたのだろう 

さらに、「他の学生に多大な迷惑をかけている以上、悠仁さまは、学習院という皇族のための教育機関がありながら、わざわざ筑波大学に推薦で入学された理由を、皇位継承者として自ら説明なさるべきです」とSさん。

ここでSさんが思ったことは、恐らく附属高校ご入学の頃から、筑波大学は秋篠宮家のために、ずっとこのような脅しともとれる箝口令を敷いていたのであろう、ということだった。

停学・退学など処分を恐れるほかに、もしものことを考えると推薦入学の枠から外れるようなことはできない。高校生は、まともに「足元を見られている」のだ。

だが、さすがに大学生は違う。怒り、苛立ちを押さえ切れなければきちんと言葉にする勇気も持っている。

Sさんは、メールの最後に「昭和の時代なら、学内に値上げ反対の立て看板が並び、全学連が校舎を占拠して、シュプレヒコールを叫ぶほどの事件だと感じます。しかし筑波大学がそうなってしまった発端は、東大一直線の紀子さまの暴走にあるのでしょう。それを許してしまう宮内庁も悪い」とまとめておられた。

血税をじゃぶじゃぶ浪費で好き放題、やりたい放題。秋篠宮家を日本はいつまで甘やかし続けるのだろうか。

 

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【YOUR VOICE】赤字を理由に学生宿舎大幅値上げの筑波大学 悠仁さまご入学で警備費7億2千万円、トイレ改修7千万円

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『暁 法律事務所』筑波大学の寄宿料値上げに関する説明会に関する文書の公表について

『暁 法律事務所』筑波大学『学生宿舎に入居中の学生有志 筑波大学の寄宿料値上げに関する説明会を批判します 』

『毎日新聞』筑波大、学生宿舎の利用料を最大2.1倍値上げへ 留学生授業料も 2025/12/19

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