【YOUR VOICE】『天皇家のふところ事情』を購入 秋篠宮さまが「皇太子」より「宮家当主」の身分を選ばれた訳はこれかも…?
このところ、秋篠宮家の皇族費やお足代がよく話題に上がっています。今年の春頃、書店のワゴンにバーゲンブック(新書のバーゲン初めて知りました😂)コーナーがあり、2020年7月発行『天皇家のふところ事情』の文庫本が半額360円でしたので、興味本位に購入しました。
なかなか詳細で分かりやすかったので、その中から該当部分を一部引用させて頂きたいと思います。
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◆宮内庁予算は大きく「皇室費」と「宮内庁費」に分けられる
皇室費は「内廷費」「宮廷費」「皇室費」に区分される。皇室経済法第4条と6条により、内廷費と皇族費は定額で支出する。
宮内庁費は、皇室費の残り金額が宮内庁職員の給与や事務費等にあてられる。
◆内廷費によって支えられている「宮中祭祀」
現在の皇室内部で最も大切にされているといわれるのは、国事行為ではなく、私的行為に分類される「宮中祭祀」で、戦後、新憲法のもとでは政教分離の原則から、天皇の公的行為ではなく、”天皇が私的に執り行う儀式”と見なされるようになった。そのため祭祀に要する経費は内廷費によって賄われている。
◆内廷費と皇族費
内廷費は内廷にある皇族に支払われる生活費で、公費である宮廷費と密接な関係にある。
かたや皇族費は、宮廷費とのつながりが弱く、皇族としての品位保持の資に充てるために支給され、御手元金(ポケットマネー)と呼ばれる。
・内廷費も皇族費も明細を提出せず自由に使える点では同じ
・内廷皇族の公的行為の旅費は宮廷費で賄われるが、宮家皇族であれば皇族費で払うか招待者が負担することもあるという
・内廷費は皇室経済法に「日常の費用その他の内廷諸費に充てる」と明記されているが、皇族費は生活の補助としての位置づけにより、他に収入源が見込まれている。ただ収入と言っても「証券配当」「貯金利子」「書籍の印税」「講演料」等に限られる
・宮邸は皇室用財産。なので維持管理には宮廷費が使われるので、皇族費から支払う必要がないが、地代、家賃、固定資産税等の私邸部分は面積割りで算出され、宮家の負担となる。
・運転手や料理人といった使用人の給料も、皇族費から支払われる
◆アルバイトや著作の印税
・内廷皇族は商工業を営み、または営利を目的とする社団の社員もしくは役員となることが出来ない(ただし株主となることは出来る)。
・任官による場合を除くほかは、報酬受ける職に就くことは出来ないと、皇族身位令に定められている。つまり皇族の方々が自身のお子づかいを増やす為に、民間が運営する職場で自由に副業を持つことは無理であろう。
・皇族の方々の殆どは、団体総裁職に就き活動されているが、こちらも当然「無償」である。
・アルバイトについては禁止するような規定は無いが、人の出入りが激しい所は警備上の問題もあり難しい。あくまで社会勉強が目的である
・皇族方の収入が内廷費や皇族費以外、何も無い訳ではない。副収入として大きなものに、著作の「印税」がある。著作を出版している皇族の方は多く、有名なのは上皇后さまが平成3年出版した、絵本『はじめてのやまのぼり』。国外にも翻訳され、1年弱で約9万部を売り上げた。印税は基本的に作者、画家で折半されたり、一部を寄付されたりしている。
◆内廷皇族より制約の少ない宮家の就職
・印税収入以外では、各種団体の役員などをして収入を得ている皇族方も多い。宮家の就職について現行法上では、国民と明確に区別する規定は殆ど無いが、ご公務もあり、毎日就業時間びっしり勤務というのは無理である。従って財団、社団、公益法人等の公的機関、大学非常勤講師、研究所嘱託職員が多くなる。
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以上が『天皇家のふところ事情』からの一部抜粋です。
こうして見ると、昭和天皇が質素倹約のお気持ちを大切にされていた理由の一つに、ご自身と香淳皇后さま、明仁皇太子ご一家5方の内廷皇族が計7方になったことがあると思います。女優のような皇太子妃、聡明なお世継ぎのお孫さんのために、ご自分たちはあのスリッパに見る節約生活をなさっていたのだと心が痛みます。
政教分離を理由に、秋篠宮さまはかつて兄に「大嘗祭は内廷費で。身の丈に合った儀式に..」などと迫りながら、自分の世には「宮中祭祀は外注に出す」のだとか。次女さまも、ファッションの話題ばかりで、印税収入のある写真集を出版するため海外ロケもどきをしたり。
極めつけは宮内庁HP記載の秋篠宮ご夫妻の総裁職の数。これには驚きしかなく、体が幾つあっても足りません。「アルバイト公務」と言われる所以です。
ところで、戦前は皇位身位令により、男性皇族は特別な事情がない限り、全員が陸海軍いずれかの軍人になることが定められていました。
終戦から1ヶ月後、宮内省(現宮内庁)から14宮家と朝鮮王族に一通の文書が届けられたとのこと。「軍籍消失後の皇族殿下御職務に関する件」というもので、軍籍消失後の皇族殿下たちの身のふり方についての助言だったそうです。
『公益団体の名誉的地位や神職、あるいは学校、研究機関などに身を落ち着かれてはどうか』
話は変わりますが、RADWIMPSの歌詞を読んでみました。悠仁さんはかつて週刊誌に「人体解剖に興味がお有りだ」と書かれていましたので、相通じるものがあるのでしょうね。こわい、こわい。
(関西在住:Cさん)
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