悠仁さま「たまの電車通学」が影響か つくばエクスプレス174億円サービス向上大工事で運賃も値上げに

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Xで相互フォロー中の顔本呟(@k1k2m3r4)さんが、このたびとても興味深い情報をシェアしてくださった。

秋篠宮家の長男・悠仁さまについては、たまにつくばエクスプレスで筑波大学に通うことがあると報じられたばかりだが、そのタイミングで、なんとつくばエクスプレスが運賃改定および大工事の予定を発表していたというのだ。



つくばエクスプレス(略称:TX)は8日、ホームページに『TXからのお知らせ/運賃改定のお知らせ 2025年8月8日』を掲載した。

原文のまま、ご紹介してみたい。

当社は開業以来、安全・安定・安心輸送の確保を最優先とし、地域に密着した鉄道として、お客様サービスの向上に取り組んでまいりました。昨今の物価高騰等に対応しつつ今後とも持続可能な経営を行うため、当社の更なる経営努力を前提に、運賃改定を2026年3月に実施します。

 

今後とも、安心と信頼の鉄道輸送を堅持し、沿線地域をつなぐ鉄道として、地域とともに沿線価値のさらなる向上に努めてまいりますので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

また、TXが運賃を改定しなければならなくなった理由としては、車両・鉄道施設等の保守管理に加え、輸送人員の増加に適切に対応すべく、車両の増備や秋葉原駅の出入口増設、入出庫線の複線化等、混雑対策をはじめとする安全・安定・安心輸送及び充実したサービスの提供に資する設備投資、などと説明された。



 

◆安定した運賃水準を維持してきたTXだが…

また、TXは開業時から安定した運賃水準を維持してきたと主張している。

ATO(自動列車運転装置)によるワンマン運転の導入、弾性マクラギ直結軌道の採用、各鉄道施設や設備の一元的管理などで業務効率化を図り、人件費率を低水準に保ち、能率的な経営を行うことに努めてきたもようだ。

しかしTXは、利用者さんたちの理解を求めようと、この後さらに具体的な「運賃改定が必要な理由」を掲げている。

運賃改定が必要な理由

 

安全・安定・安心輸送の維持・向上やサービス改善に向けた設備投資等への対応

 

安全対策に係る設備投資【2026~2028年度 投資額計:約174億円

 

2005年に全線約60キロを一斉開業したため、鉄道施設・設備は同時期に一斉に更新時期を迎えます。例えば、変電所やホームドア等の更新は、通常の保守を行いながら限られた人員で、終電後から初電前の夜間約3時間程度で行うこと、地下と高架の完全立体構造のため、資材の搬入・搬出に制約があること等を考慮し、計画的に実施する必要があります。

 

また、必要最低限の車両等を保有、時速130キロの高速運行で運用しており、車両やレール等について予防保全による更新等が必要となります。

 

2026年3月からスタートする約174億円をかけた工事。その期間中、利用者さんたちはさまざまな不便さを感じることだろう。しかし、問題はそれだけではない。なんと運賃も平均12.2%アップとなるようだ。具体的にはーー。

定期外(普通運賃)⇒ 8.2%アップ
通勤定期 ⇒ 20.2%アップ
通学定期 ⇒ 15.3%ダウン

なんと、通勤定期は20.2%もアップする一方、通学定期はむしろ15.3%減額になるという。



 

◆秋篠宮夫妻が関与した?

この通学定期料金の減額で「ははぁ~ん、これは秋篠宮家が関与しただろうな」と思った。

つくばエクスプレスはきれいになるわ、快適で安全になるわ、通学定期は安くなるわで、筑波大の学生さんと保護者さんに限っては、皆さん「悠仁くんが入ってくれてよかった」と笑顔に。そうなれば悠仁さまの居心地が良くなる ― そう予想し、この運賃改定案になったのではないかと勘繰りたくなる。

一方、筑波大や筑波大附属病院にTXで通っておられる教職員や医療従事者の皆さんの定期は運賃が大幅にアップする。ただし、それを支給する筑波大学には、秋篠宮家から驚くような額の寄付金(原資は国庫からであろう)があるという噂で、それが本当なら筑波大は痛くもかゆくもないのだろう。

誰よりも割を食うのはTXの一般の利用者さんで、筑波大附属病院に通っておられる患者さんや付き添うご家族の皆さん、病室を見舞う方々である。

悠仁さまのご入学で、安全・安定・安心輸送の維持・向上やサービスの “過度の改善” が必要になったのだとしたら、まったくもって不本意な話であろう。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『つくばエクスプレス』TXからのお知らせ運賃改定のお知らせ

3件のコメント

  • (追記)
    「TXルーム」につき、ウィキのつくば駅の部分では

    「当駅には要人などの休憩場所や視察者への説明会場として使用する「TXルーム」が設けられている[3]。36.8平方メートルで収容人員は10名程度。これまでにわかっている中では天皇(現・上皇の明仁)・皇后(現・上皇后の美智子)(2008年、2010年)、スペイン国王(フアン・カルロス1世)・同王妃(ソフィア・デ・グレシア・イ・ディナマルカ)(2008年)が利用した」とあり、出典に「TX開業5周年記念行事実行委員会 編『TX開業5周年の歩み』首都圏新都市鉄道株式会社、53頁」

    が上がっています。

    ただ非常に閲覧困難本で、筑波大附属図書館か、奈良大図書館にしかなく、国会図書館に納本もされていなかったようです。カーリルローカルでも、沿線の茨城県、埼玉県、東京都は皆無でした。

  • 「2025年1月、全246両に車内防犯カメラの設置が完了」 
    詳細も記されていますのでご覧ください。
    https://www.mir.co.jp/assets_rti/pdf/84ebc310da53b8fa6eabe02886802a6a_3.pdf

    背景には、2023年9月に国土交通省が鉄道車両への防犯カメラ設置を義務化する方針を決定し、改正省令が交付されたことがあります。

  • >儲かっているはずなのに赤字粉飾申請で運賃値上げへ! 首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス運賃改定(2026年3月14日)

    上記文(、、運賃値上げへ!)までの文言で検索を、、

    >運賃上限認可申請書によればつくばエクスプレスを運営する首都圏新都市鉄道は2023年度実績で年間65億円の黒字となっている。しかも収支率65.3%、つまり営業係数65.3ととても経営が良いのである。つくばエクスプレスを運営する首都圏新都市鉄道は儲かっているのだ。

    しかもつくばエクスプレス沿線の生産年齢人口は増えており、今後も人口増加が見込まれている。利用者は今後も増え値上げしなくとも増収見込みが立っている。

    >、、おいおいそもそも運賃が関東大手私鉄と比べ割高で儲かっているのに破産目前のJR東日本よりも運賃を値上げするとは。

    >そもそも沿線は常磐自動車道が近いこともありもともと車通勤が多かった。このためつくばエクスプレスの通勤定期利用者は主に役所や国立筑波大学、国立の研究所などの官公庁・みなし官公庁が多い。このため通勤定期を値上げしても支出を渋る民間企業への影響は小さく、値上げしても否応なく払ってくれる官公庁が払ってくれるのだ。今回の運賃改定で通勤定期を約20%値上げすることで官公庁・みなし官公庁からの増収を狙っているのではないだろうか。

     (詳しくは本文で)

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