【YOUR VOICE】近年「継体天皇陵墓」とわかってきた高槻市の今城塚古墳を訪問 宮内庁の主張はなぜ異なるのか

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※ こちらは10月16日付の【YOUR VOICE】宮内庁は古墳(天皇陵)の発掘許可を 万世一系か否かしっかりと鑑定を 考古学発展のためにもに対し、読者様から寄せられたコメントです。

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政権の行方喧しいさなかに、大阪は高槻市にある今城塚古墳を訪ねました。

ここは従前より学術的に継体天皇の真の墓というのが定説ですが、最近さらに年代測定の確度が上がり、まず間違いないという。資料館の解説員の方が力説されてました。

でも宮内庁は隣の茨木市にある古墳を継体天皇陵墓と定めてしまっていて、絶対にそれを変更しないでしょう。無駄な威信をかけて(笑)。おかげで調査でき、私でも立ち入りができるわけで、結果よかったとしか(笑))

DNAが検出される可能性を期待しましたが、石棺が損傷し(秀吉も驚いたという伏見地震も影響したらしい)、人骨が見つかっていないので望み薄のようです。

さて、継体天皇(「継体」の諡自体、正統性をこじつけようとしているかのよう)のところ、つまり26代目で、神武以来の万世一系は途切れているのが定説です。よって、歴史的にも科学的にもアウトとなっている事柄を、高市氏などがさも真実のように話すのは本当に気持ちが悪いのです。

戦前の亡霊のように「万世一系・男系男子」を声高に主張する人々により、秋篠宮家による皇統簒奪が実現されようとし、また皇統から遠い旧宮家養子案まで画策されるようになった中、私は歴史上唯一、血脈の正統性、連続性で注目を集める継体天皇(継体大王)の「真の墓」に誘引されました。何か因縁を感じてしまった次第です。

 

前置きが長くなりましたが、有害無益なこじつけで学術調査を妨害(あえて妨害と言わせていただきます)する宮内庁という組織は、この事からだけでも(もっとあるけど!)ホント要らないと思ってしまいます。

宮内庁が指定した陵墓には誤りが多いとも言われています。継体天皇(大王)の陵墓は、それがはっきりしている一例に過ぎません。別人のお墓を勝手に祀り上げる。いわば偽物のお墓を御大層に祀り、本物は捨て置く。

そういえば、敬宮愛子さまを高く評価している外国のメディアが、「本物を捨て、石ころを拾う愚かさ」を記事にしてくれていたようですね。

(コメント欄:むささびXさんより)



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2件のコメント

  • むささびXさん、お詣りしたのですね。羨ましい!
    研究者は「石室に『阿蘇ピンク石』が使われているから当時の勢力図において間違いないだろう」としていますね。「ピンク石」って名前だけでもウットリ…。北陸地方には「赤玉石」があって真っ赤で綺麗です。赤い色は魔除けとされるから貴重で大切な扱いだったようです。
    国内に古墳は数多く遺っていますが、大体樹木が茂って森林を作っています。夏は吸血蚊の大群が待ち受けていて墳墓の防衛を担っているのかな? 覚悟して挑まないと貧血になりそう。
     
    欠史八代の天皇は神話上に存在するので、神武天皇陵は祠だけだそうですね。石室が無い墳墓も中にはあるそうです。
    昭和天皇は悩み抜いた末に詣でたとYouTuberおわんこさんが動画で説明していましたよ。大イベントだった愛子皇太子殿下の参詣は祭祀の一環と割り切るべきなのかと思いました。
     
    宮内庁ではなく、文化庁は「人骨は文化財ではないから展示はしない」方針です。ヤル気があればDNA鑑定は叶います。ヤル気!

  • 971庁の本音は、今上天皇家を守る事でも無ければ、国民の利益を図る事でも無く、ただ自分達の権益の保持拡大にあるのでないか、と疑わしく感じます。(勿論、そうでない心ある職員さんもいらっしゃると思いますが、少数派。それが一般市民にも分かってしまうほど露骨。)
    最近、某宮家が二つの宮家に分かれ、国民の負担が増えた。新当主(女性)は男系男子による継承を主張していたはずだが、自分が家を継ぐのは平気らしい。
    宮内庁は、宮家が増えると、権益が拡大し、貰える予算も増大。国民の実収入は増えず、老齢年金に至っては減額の一途だが、「そんなの知ったこっちゃねえ」とばかりに皇族費の増額。宮内庁の各種予算も増額したいと言い出すのでないか?「ウハウハ」とは、宮内庁の為にある言葉なのだろうか? 
    敬宮愛子様がティアラの製作を我慢なさり、今上天皇ご一家が節約に努めておられるのに、宮内庁職員が足を引張っているようにしか見えない。

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