【YOUR VOICE】敬宮さまの立太子を願う声の中で、私が立ち止まった理由/「皇室かわら版」もぐぞう

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私は、皇室に関するさまざまな意見や違和感が寄せられる【YOUR VOICE】を、長く読んできました。その中には、怒りも、願いも、推測も、祈りもあります。

今回、私はその【YOUR VOICE】での議論をもとに、一本の動画を制作し、公開しました。

YouTube/【敬宮さま立太子】国民は「守れるのか?」という問いもぐぞうの「皇室かわら版」

 

動画で扱ったのは、「敬宮さまの立太子を望む声がある一方で、同時に、こんな問いも存在している」という事実です。

それは、「本当に、守れるのか」という問いでした。私はこの問いに、答えを出そうとはしませんでした。それは、答えを避けたのではなく、簡単に答えが出たように見せること自体が、違うと感じたからです。

また、「賛成」「反対」を整理することもしませんでした。なぜなら、この問いは誰か一人が答えを出せるものではなく、国民一人ひとりに跳ね返ってくる性質のものだと感じたからです。もちろん、この問いは自分自身への問いでもあります。

 

■ 動画公開後に起きたこと

動画を公開してから、コメント欄には多くの声が寄せられました。その変化を、時間の流れの中で見ていて、私は強い印象を受けました。

公開直後には、

• 「敬宮さましかいない」
• 「立太子すればすべて解決する」
• 「声を上げれば守れる」

といった、強い断定や感情的な反応が多く見られました。数時間が経つと、

• 「立太子はゴールではないのでは」
• 「その後、誰が何を背負うのか」
• 「制度や環境は整っているのか」

といった、少し距離を置いた声が増えてきました。さらに時間が経つにつれ、

• 「国民が背負う責任とは何か」
• 「守るとは具体的にどういうことなのか」
• 「立太子後も続く問題をどう考えるのか」

というように、問いそのものを引き受けようとするコメントが現れ始めました。

 

■ なぜ、怒りが生まれたのか

動画に対して、強い反発や怒りを示す声もありました。しかしそれは、動画の内容を理解したうえでの反論というよりも、

• 「答えを提示してくれないこと」
• 「自分の立場を代弁してくれないこと」

への戸惑いや苛立ちだったように、私には見えました。

皇室を扱う動画の多くは、怒りや結論を代行してくれます。その文脈に慣れていると、問いだけを置かれること自体が不安になる。今回の反応から、その構造がはっきりと見えた気がしました。

 

■ 「総意」という言葉について

コメントを追いながら、「国民の総意」という言葉がいかに簡単に使われ、いかに中身を失いやすいかも感じました。総意とは、本来、誰かが代わりに叫んで成立するものではなく、一人ひとりが考え続けた結果の集合体のはずです。

もっと言えば、私は「総意とは、一人一人の責任の集合体」と考え、アンケートの結果だけが国民の総意を表しているわけではないと思います。今回の動画は、その重さを一度、立ち止まって考えるための試みでもありました。

 

■ なぜ、この形で発信したのか

私は、この動画を公開するにあたって葛藤がありました。

「このようなストレートな問いを出していいのか」
「この問いによって傷つく人がいるのではないか」
「この動画が誤解されるのではないか」

それでも、【YOUR VOICE】に寄せられてきた声の中に、確かに存在していた問いを、問わずにはいられませんでした。だから私は、答えを出す動画ではなく、問いをそのまま置く動画を選びました。

 

■ 最後に

この投稿も、結論を示すものではありません。ただ、

• どんな問いがあったのか
• それを出したとき、何が起きたのか
• そこから何が見えてきたのか

その記録を残しておきたいと思い、書きました。【YOUR VOICE】は声を揃える場所ではなく、声の違いが可視化される場所でもあるはずです。

今回の出来事が、その一つの記録になればと思います。

(メールで:皇室かわら版 もぐぞうさんより)



【YOUR VOICE】について

こちらは、普段ブログをお読みいただいている皆さまに、ご参加いただけるコーナーです。

皇位継承問題、現在の皇室典範、宮内庁はココがおかしい。そしてマスコミや週刊誌の適当な報道。

「もう黙ってはいられない」「私も言いたい」といった真剣な思いを、あなたも言葉にしてみませんか?

 

【ご協力をお願いしたいこと】

 

・メールで info@etcetera-japan.com へ。件名は「YOUR VOICE」でお願いいたします。

 

・簡単なタイトルもご準備ください。

 

・ご署名はお住まいの都道府県+イニシャルや仮名、またはSNSのアカウント名をご利用下さい。

 

・卑語の使用、デモやテロなどの危険な誘導、過激な表現はお断りいたします。

 

・弊ブログとは方向性が一致しない、男系男子論などの主張はお断りいたします。

 

・謝礼などはございませんが、どうぞご了承下さい。

たくさんの方のご参加をお待ちしております。



8件のコメント

  • なんと! 悠仁さまが歌会始に初参加されるとのニュースが!

    代筆? 外注? あの現代日本語すら怪しい宮家が、懲りずに歌会始皆勤賞とは凄いです!

    予想を考えて作ったので、どうぞどなたの歌か ご判断をお願いいたします。

    ① 押し掛ける 南米の空にも 雲流る 感嘆符だけでの 気楽な旅こそ

    ② 会見の 席に座りて 何思う 何も覚えず また聞くなりけり

    ③ 好位置に 付けて走るは 武のむま けいそうむまは けふも走らむ

    ④ 寒風に 引き上げ船は 混み合いて 乗り心地加減 如何にかはあら、う

  • 愛子皇太子を守れるのか、それを考えるために「何故平成の皇太子殿下は守られなかったのか、何故東宮バッシングは起こったのか」を検証してみようと思います。
    2003年、当時の宮内庁長官が「秋篠宮に三人目を」と発言。※これを東宮バッシングのGOサインと仮定します。
    2004年、皇太子殿下の「人格否定発言」、これを受けて秋篠宮が「残念だ、公務は受け身」、当時の天皇が「私的に海外へ行ったことがない」※当時の天皇と弟である秋篠宮が皇太子殿下のご発言を批判、天皇のお墨付きを得たことで東宮バッシングが加速します。
    2005年、当時の政権が「直系長子改正」に舵を切る。
    2006年、悠仁親王の誕生によって「直系長子改正案」が凍結される。
    2013年、「皇太子殿下、ご退位なさいませ」※マスコミが廃太子論を乱発、この頃が東宮バッシングの全盛期と言えると思います。
    以上から、東宮バッシングは当時の天皇が主導してきたものであり、政権やマスコミがそれに協力しました。政権が皇太子殿下を守ろうとしなかったのは、恐らく男系男子継承のためだと推測します。
    つまりは東宮は男子がなかったために皇太子殿下は守られなかったのでしょう。
    幼い愛子さままでバッシングの対象になったのは「二度と直系長子改正案が浮上しないために」、愛子さまが継承者に相応しいとなれば、いつ直系長子改正案が浮上し、法律が改正されるかわからない。倫理違反を冒してまで誕生させた男子が皇統を継げなくなるからです。
    東宮に男子があっても平成の皇后や秋篠宮は東宮を廃太子しようと目論む可能性もあったでしょうが、政権やマスコミは協力はしないでしょう。
    東宮に男子があれば直系長子改正案が上がることもなく、東宮の男子が継承するのに男系男子派のロビー団体らも何の異論もないはずです。東宮に男子があれば東宮バッシングは起こりようがありませんでした。
    そこでこの問い、愛子皇太子が守れるのか、法律の改正の成されようにもよりますが、直系長子改正であれば、直系長子であられる愛子さまの継承は法律によって守られます。愛子さまが順位1位となれば5歳しか違わない悠仁さまの継承の可能性はほぼ0%、そのような親王に何の価値もありませんから、蜘蛛の子を散らすように悠仁さまを担ぐ人達はいなくなるでしょうね。
    特例法で愛子皇太子となった場合は、少し難しいですね。
    特例法の場合は上皇陛下の生前退位と同じで、愛子さまだけに適用されますから、皇室典範第一条の男系男子に変更はありません。故に、愛子皇太子を廃太子しようと秋篠宮や悠仁、および男系男子派のロビー団体らが目論む可能性も出てきます。つまりは、かつての東宮バッシングのようなことが愛子皇太子に対して起こる可能性が出てきます。
    その時国民が愛子皇太子、及びその配偶者やお子さまをお守りできるのか。かつての東宮バッシングのようなことは二度と起こさせない、その覚悟を国民が持つ必要があると思います。
    絶えず目を光らせ、両陛下や愛子さまについて悪意ある者達に対し批判していくことが大切です。

  • もぐぞうさん、先を越された~~ww
    此の動画をエトセトラジャパンさんに掲載して戴こうと「準備」しておりましたのにww
     
    ブログを当初から拝読していた訳ではありませんが、皇室の忌々しき事態にエトセトラジャパンさんの鋭い指摘は目を引きました。皇室に関する疑念を訴えるには取り巻く環境が危険ななか、コメント欄を設定戴き有難く存じます。
     
    さて、もぐぞうさんの時機を得た投稿に僅かですが冷静になりました。事態は時を追った程度の変化ですが、今上天皇直系敬宮殿下が皇位継承する国民の願いが明らかになったのは良かった。皇室浄化の新しいスタートになったと思います。

    黙って見続けていた御方が勇気を出して意見を挙げる状況に至りました。ただし、急先鋒の勢いで大切な「国民の総意」を台無しにしないように慎重に進める提案は賛成です。
     
    昨年復帰したYouTuber久保田京さんが違う視点で意見を挙げています。

    「女性天皇と共に明るい日本を実現する会」
    《なぜ日本は“変われなくなったのか ― 皇室分断と日米地位協定の正体》
    https://www.youtube.com/watch?v=f3UmtD_UslA

    ****************

    (朝比奈より)

    いつも様々な視点から秀逸なコメントをありがとうございます。私自身、勉強させていただいております。
    わずかに文章を削除させていただきましたが、どうかご了承いただければ幸いでございます。

  • 皇室典範の皇位継承権から、「憲法に沿うように」男女規定を外す事が、今を生きる我々が主張すべき事だと思っています。同時に、必ず天皇になるとする皇太子即位を「辞退する権利」も男女ともに持って良いと思います。

    敬宮様が立太子したら身の危険が…との心配は、悠仁様であっても同じではないでしょうか? 国民アンケートから見れば、寧ろ悠仁様のほうが他の面での苦難が多いと思えます。

    何れの御方であっても、ご当人にお立場ゆえの身の危険へのご覚悟有ってこその即位でしょう。その象徴としてのご覚悟、ひとえに国民の為の存在とのご認識を拝察できるからこそ、今上陛下御一家に心打たれ敬愛が芽生えると思います。

    言い換えれば、皇嗣家からは「そこ」が伝わって来ないと云う事になります。

    守られても守られなくても象徴として高みに立つ、この心意気無くして天皇は務まらないでしょう。トップに立つのには比べようもない小ささだが、庶民であっても必要な意識と思います。陛下にはご幼少からご覚悟されていたと拝察。

  • 敬宮愛子様の幸せが国民の願い…!
    また、日本伝統を汚す事は許せない。

    敬宮愛子様が立太子を望まないとしてもそれはそれで尊重したい。
    ただ、長く続いた伝統を汚す行為はこの先も許してはいけない!

    欲の塊で国民に寄り添いもしない権力だけに魅力を感じている者が後を継ぐとなれば日本伝統を汚さない為に令和で皇統は終わらせるべきだとおもう。

    国民の思いを汲み取れない、寄り添いもしない、、そんな皇室は歴代の皇室ちは正反対である
    その負を国民が背負う必要はない
    敬宮愛子様の幸せの代わりに意味ない者を維持する意味はない!!

  • もぐぞうさん、いつもありがとうございます。
    私個人としては「声をそろえる」場だなどと感じたことはありません。もちろん、そう感じた人がいてもそれでいいですし、いずれにしても、いろいろ意見を出し合えるのはいいことですね。
    文章を書くのが得意な人と苦手な人がいて、苦手な人にとっては自分の真の感情を文字にするのが難しく、それが行き過ぎた表現のように見えることもあるかもしれませんね。
    先の先まで考えて意見を言えるのが理想ですが、「今湧き上がってきた思い」みたいなものもまた大事なような気がします。
    そういうものも含めて、一人ひとりの思いが多様な形で表れていることに、このサイトの素晴らしさがあると感じています。もちろん、そこには、エトセトラさんの細かく温かい目配りがあると実感しています。

  • your voiceはひとりひとりの意見ですね。それを読んで同じ場合もあれば違う場合もあります。無理に合わせる必要もありません。
    ただ、それを書くか書かないかも自由。どうしても伝えたいと思うならこう書かれてはいるけど私は違いますと表明する。すべて同じ人は居ないでしょう。居るとしたら自分だけ。

    私達は敬宮愛子さまを皇太子にと願っているけど、じゃあ、 立太子してお守り出来るかと言われると無理なのですよね。お守りできるのは皇宮警察、側近のかた、信子さま達敬宮愛子さまに天皇にと思う皇族方。

    邪な考えを持つ人達からお守り出来ないのですよね。聡明な両陛下と敬宮愛子さまですから、熟慮された上で善悪の判断をされるでしょう。そこは良くても身の危険もありますね。過去の天皇方もいろんな事で悩まれたのでしょうか。立太子はゴールではないのですね。

  • 守れるのか?と言う答えは見いだせないと思います。

    一つ言えることがあるとするなら、天皇制は国民の信頼と尊敬によって成り立っていく存在だと思っています。今上陛下は国民を見てくださっている。国民もまたお目にかかりたいと皇居に足を運んでいらっしゃる。

    天皇陛下と言う地位はとても重たい立場だと理解しています。個人的には父から娘への親子間継承を願っていますが、人として女性として幸せになって頂きたいと思う自分もいます。政治家も答えを見出すのに時間がかかるのではないかと思います。

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