※　こちらは9月26日付の【YOUR VOICE】秋篠宮家の父子が統帥権に興味を示したという事実　ここで憲法を「天皇は国家元首」に戻したらどうなる？に対し、読者様から寄せられたコメントです。

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悠仁君はもちろん、秋篠宮さんが昔から「統帥権」なんて知ってるわけがないので、何かを吹き込んだヤカラがいたんでしょう。半藤氏のこと、なぜ統帥権が天皇に属していたか、その功罪を的確に説明したと思いますが、進講された側がちゃんと理解した可能性は低いです。
　
万が一これで即位なんかしたら、大真面目に「朕は統帥権に素づき今から自衛隊の士気を取る」等と言い出しそうで怖い。
　
以下は私見ですので、興味ない方はスルーしてください。

統帥権に関しては色々な角度からの説明があると思いますが、明治の政治家たちは概ね武士上がりで、政治家が軍を私して、幕府的な物が復活することと、内乱誘発の可能性を警戒した。

(制憲以前は政府に統帥権があったが、西南戦争直前の時点では西郷隆盛が参議陸軍大将、山縣陸軍卿は中将であり、危ない状況ではあった)

そのため、統帥権は政府から独立させる必要があり、ではどこに？となると、天皇しかなかった、というのが私のもっともと思う考えです。

　(大正後半くらいに改憲して政府に属させるべきだった)

さらに余談ですが、統帥するだけであれば女性でも良い(例:英米)はずですが、軍人勅諭(1882)で「朕は汝ら軍人の大元帥なるぞ」と軍人の一階級に属していることを宣言してしまった。

これが、数年後の旧典範制定時に女性天皇への道を閉ざしてしまった決定打ではないかと思っています。

（コメント欄：低圧ナトリウムランプさんより）

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