【YOUR VOICE】「女性差別解消・環境・福祉の先進国に学ぼう」 視察見学企画に参加し、学んだこと

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読売新聞の「女性天皇・女系天皇も認める方向に」という提言から、一段と「皇位継承」議論が盛り上がっています。

発信元の読売新聞は 直ぐに

5/20『世襲の解釈、まず議論…元衆院議長・大島理森氏』[提言 皇統安定のために]<下>』

┅現在の議論を見ると、まず天皇陛下から秋篠宮皇嗣殿下、そして悠仁親王殿下への皇位継承はゆるがせにしないという合意はおおむね形成されていると思う。これについては私も同じ思いだ。┅と 自己修正??

2025年、大きな歴史の転換期と言われています。25年前 ミレニアム2000年は正に激動の年でした。前後して、男女雇用機会均等法、男女共同参画法、DV防止法…また 介護保険法も立ち上がりました。

男女共同参画法は、最初国連の「女性差別撤廃法」を日本風に取り入れる案でしたが、男性有識者著名人が「戦後 女は強くなった、今や 男が差別されて小さくなっている」等の反対があり、「男女共同参画法」に落ち着いたと聞き及んでいます。

当時のジェンダー論は、今 振り替えれば「ジェンダーバイヤス」が酷くて、笑い話のようでした。国士舘大学の小浜逸郎教授は、❮男女平等? 女も裸で廻しを付けて 相撲を取れとでも❯❮銀行の受付に 無骨な男性職員を?❯等の極論。女性運動家でさえ❮桃太郎は、「男は外で仕事、女は家庭で家事を」と職業の決めつけをしている、桃太姫を主人公に考えた❯と難し話(ムツカシ話)を作り出す始末。

その上、元々 男は女より強く賢く出来ている、どの分野でも(女が得意とする料理や縫製・デザイン・芸術…でも)世界中 第一人者は男性だ┅とトートロジー。聞く耳持たずの 水掛け論。現在の❮皇統の安定❯論争も、何だか 類似していると思ってしまいます。

 

さて、私は地方自治体の公募「女性差別解消・環境・福祉の先進国に学ぼう」という視察見学企画に参加しました。半年ほど準備の期間がありました。旅費の半分は自己負担、話し合いのための会場費.交通費.資料やコピー代.もちろん日当無しの手弁当。が、観光では行く事の出来ない「.オスロ市庁舎.最新の保育園や高齢者施設視察.在ノルウェー日本大使館.ゴミ処理施設.ノルウェー国立女性博物館.ドイツ国際平和村.デュッセルドルフ総領事館.ボン女性センター.ボン大学見学.ホームビジットetc」を実際に見聞しました。

ドイツは初の女性首相アンゲル・メルケルが誕生し、ノルウェーでは 丸亀市出身の斎賀富美子氏が初の女性大使(大使館で懇談する事が出来ました)という「女性視察団」らしい場でした。盛り沢山過ぎるので、1つだけ「ノルウェー国立女性博物館」を取り上げます。この建物はオスロ市郊外にあり、現存するノルウェー最古のスイス風ヴイラ(1857年建立)で、中はノルウェーの女性解放運動の歴史や女性の生活・身体・労働に関する展示物が並んでいて、職員は女性館長1人。

ノルウェーも日本同様 女性の地位は低く、嫁・妻・母という立場に苦しんだ様子がよく分かりました。(日本には 「男子厨房に入らず」「飲む打つ買うは 男の甲斐性」「女編に家で 嫁」等 諺がありますが、欧州でも「小指ほどの細さの小枝で女を躾のため鞭打っても良い」とかも有ったそうです)

・足枷をつけられ床に伏した女性のオブジェ
・折りたたんで高く積み上げられた洗濯物の山、その横に掃除道具やアイロン。
・「子孫を残すための性」としての象徴で、避妊の知識ま無い時代の分娩台や 着飾った女性(権力者の玩具的…)のオブジェの身体は透明┅

私たちが訪れた時、ジェンダーギャップ指数は、1位アイスランド、2位 フィンランド、3位ノルウェー…。日本は当時から変わらず 120~130位。何故、北欧は女性が「経済」「教育」「健康」「政治」の分野に進出できたのかを質問しました。

まず第一に「第二次世界大戦の戦場となり、男性の絶対数が減少」し、いろんな場で女性が出る必要があった。次に「クォーター制(ノルウェー発祥)」の導入。「公的機関が4名以上の構成の場合、男女比はそれぞれ40%以上とする」。そこから、デンマークやスウェーデン等の北欧諸国に浸透しての現状。日本では、クォーター制の導入どころか、権力者の利権に群がる政治家や 実力の怪しい2世3世議員・○○チルドレン、政界財界を牛耳る財閥(皇室と関わりが深い…)が 国会議員の大多数を占めているのでは? 

そして、そこから更に 謎の半島・大陸関連勢力。高貴高齢者の「よろしくネ」率いる「有識者会議」の懐疑。「よろしくネ」を承った額賀衆議院行も 後期高齢者。皇位継承の責任者は 大財閥の麻生太郎氏(吉田茂氏の 女系男子)。今、皇室で繰り広げられている「現実」が …以下 自粛…。

今日も「皇位継承に関するYahoo News」がたくさん配信されました。やっぱり、水掛け論のトートロジー「だって、男系男子継承じゃないと 日本が日本で失くなる」⁉️

最近のYouTube「皇室ラジオ放送局」

┅読売新聞が 「パンドラの箱」を開け、皇位継承問題がいよいよ 大詰めになりました。行き詰まりは見えています。「パンドラの箱」の最後に残るのは❮❮希望❯❯敬宮愛子さまです。

(四国在住:Nさんより)



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・弊ブログとは方向性が一致しない、男系男子論などの主張はお断りいたします。

 

・謝礼などはございませんが、どうぞご了承下さい。

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1件のコメント

  • 投稿者です。採用していただいて、ありがとうございます。
    視察団には、公募8名、県職員2名(女性課長補佐・若い男性職員)の 計10名でした。
    私たちは「地域の会合で 男女共同参画について是非 発信してください」と県職員にお願いしました。
    女性職員の返答…「そんな事したら、私は❮村八分❯になります」 唖然。
    旅費全額税金、加えて 日当付きで、職務内容は理解していないようでした。

    日本のジェンダー指数は 20?年前と変わらず。当時 北欧では 夫婦別姓・パックス婚・ステップ家族等も普通に進んでいました。

    国連の「日本皇室の性差別への勧告」も 無視する方向。数多の不祥事を抱える秋篠家に「皇統移譲」を強行な進めるべく「皇位継承1位2位は揺るがせにしてはならない」を密談⁉️

    広瀬隆「私物国家」を思い出しました。

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