川嶋舟氏は実力で「獣医学博士」に? 埼玉県在住Sさんによる徹底検証その2: 学位論文の真の執筆者はもしや…

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数日前、こちらで『川嶋舟氏は実力で東大大学院・獣医学博士に? 埼玉県在住Sさんによる徹底検証その1そんな状況で学位論文執筆など可能なのか』という記事を出した。

きわめて多忙で、時間、空間ともに余裕のない日々を送っておられたことがわかる川嶋氏の大学院時代。研究、福島県いわき市の牧場での勤務、全国の厩舎を回るリサーチ、福島県相馬市の女性との遠距離恋愛まで、すべてをこなしつつ、すんなりと東大大学院から博士号を授与されたことには驚くばかりだ。

続く、このたびの徹底検証その2でSさんはズバリ、「論文を書いたのは具体的にどなたなのか」を考えてみたとのこと。東大大学院が博士号を授与するほど質の高い論文を書いた方が、おそらく別にいらっしゃるだろうと仮定し、とことん調べ上げたそうだ。



 

◆学位論文の内容主旨に注目

東京大学学位論文データベースは、PDFで川嶋氏の論文『日本在来8馬種の近縁関係に関する研究』の内容要旨を公開している。

 

文章のコピペができないようになっているため、ご関心がある方はこちらからお読みいただけれればと思う。
https://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/data/h15data-R/119228/119228a.pdf

 

◆学位論文と同一内容の論文が別の論文実績に 

その1で「指導教官を林氏とし、審査主査も林氏でなければならなかったということは、入念に審査されると困る事情があったのでしょう」と述べておられたSさん。

頂戴したメールの後半を、ほぼ原文のまま紹介させていただきたいと思う。

大学院博士課程の在学期間は通常3年ですが、川嶋氏は5年在学し、林良博研究科長の科長任期終了を待って、2004年3月に同氏を指導教官、審査主査として獣医学博士の学位を取得しています。

 

ちなみに『東京大学総合研究博物館』によると、林 良博氏は直後の同年4月に、東京大学理事・副学長に昇進しています。

 

一方、川嶋舟氏は東京農業大学講師就任後の2009年、すでに発表している学位論文と同一内容の論文を、総合研究大学院大学教授の颯田葉子氏と共著で、東京農業大学農学集報に発表し、別の論文実績としていたのです。

 

農林水産省/Agriknowledgeの、『日本在来馬のミトコンドリアDNA多型』という論文の、ある部分に注目してみました。

 

3.結果および考察
8馬種345個体の mtDNAコントロール領域前半412bp の塩基配列を決定した。 34箇所の塩基置換により, 14ハプロタイプ (JN1~JN14) が認められた。

 

とあり、東大での学位論文の内容要旨には、次の記述があります。

 

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分子生物学的な解析において,日本在来馬8馬種計345個体について,比較的変異の多い部位とされるミトコンドリアDNAコントロール領域に含まれる412塩基の配列を決定し,遺伝的な多様度および近縁関係について検討を行なった。この結果,日本在来馬には,14種類のハプロタイプが存在することが明らかとなった。

 

参考:『東京大学学位論文データベース』学位論文要旨 No.119228 川嶋,舟
****************

 

mtDNAはミトコンドリアDNAのことですから、両者はまったく同じ研究です。

 

私は、共著者の颯田葉子・総合研究大学院大学教授(当時助教授)こそが、川嶋氏の学位論文を代筆したと考えています。

参考:『researchmap』颯田 葉子 (Yoko Satta) – マイポータル



 

◆総合研究大学院大学といえば秋篠宮さま

Sさんのメールは続く。

国立の総合研究大学院大学は、秋篠宮さまが、遺伝学を専門とする五條堀孝氏を指導教官として、理学博士の学位を取得した大学院です。しかも、学位論文は英文で書かれています。

 

内容は、家禽のミトコンドリアDNA(mtDNA)コントロール領域の塩基配列を比較し、系統樹解析(分子系統学的手法)を用いて、分岐関係を推定するというもので、ニワトリをそっくり馬に置き換えれば、川嶋舟氏の学位論文になります。

 

そちらの論文については、ひとまず置いておき、五條堀孝氏のWikipedia/経歴に注目してみたところ、こうありました。

 

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秋篠宮文仁親王が1994年に総合研究大学院大学において博士(理学)を取得した時の指導教官でもある。1996年からはDNAからみたハゼの研究で上皇明仁との共同研究を開始し、秋篠宮も参加して現在も続行中である。
参考:『Wikipedia』五條堀孝
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颯田葉子氏の専門も遺伝学ですから、川嶋舟氏学位論文の論文審査委員となっている総合研究大学院大学副学長・高畑尚之氏の部下であったと思われます。

 

◆その論文の最後の「謝辞」に

川嶋氏と颯田氏の共著『日本在来馬のミトコンドリアDNA多型』論文の「謝辞」に注目されたSさん。そこにはこんなことが綴られていたという。

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本論文の作成にあたり,御指導を賜りました東京農業大学客員教授 秋篠宮文仁親王殿下,東京大学大学院 林良博先生に御礼申し上げます。

また,在来馬のサンプリングに御協力を賜りました各在来馬の保存会,振興会の関係者の皆様,馬事文化財団馬の博物館,芝山カントリーファーム,野間馬ハイランド,宮崎大学獣医内科学教室,開閉山麓自然公園,各関係者の皆様,サンプルの分析に御協力を賜りました日本中央競馬会競走馬総合研究所 沖博憲先生, 石田信繁先生, 総合研究大学院大学 高畑尚之先生,国立遺伝学研究所 五条堀孝先生,統計数理研究所 長谷川政美先生に御礼申し上げます。
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この豪華な顔ぶれについて、Sさんからのメールにはこう書かれていた。

 

まさに、秋篠宮人脈オールスター夢の共演です。JRA競走馬総合研究所は、紀子さまが「けい…そう…うま?」としか読めなかった競走馬の遺伝子研究で有名ですし、最後の統計数理研究所・長谷川政美氏は、秋篠宮さまの学位論文の論文審査委員でもあります。

 

つまり、川嶋舟氏の学位論文は、これだけの著名な学者、これだけの関係機関を秋篠宮さまの号令の下、総動員して書かれたものなのでしょう。こんなことが普通の大学院生にできるでしょうか。学位論文として立派過ぎると思う所以です。



 

◆審査委員も秋篠宮人脈で固められた

川嶋氏の学位論文は、執筆ばかりか審査委員も秋篠宮と深い関係にある人物ばかりです。東京大学では、論文審査委員の選定条件について研究科ごとに定めいていますが、「論文審査委員は5名以上で、うち3名は外部から招く」としている研究科が多いようです。

 

川嶋氏の場合、この規定を満たしているように見えますが、実は全員が秋篠宮人脈といえるでしょう。

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主査:東京大学 教授 林,良博
総合地球環境学研究所 教授 秋道,智彌
総合研究大学院大学 副学長 高畑,尚之
JRA競走馬総合研究所 研究役 長谷川,晃久
東京大学 教授 局,博一
東京大学 助教授 九郎丸,正道
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下の二人、局博一氏は林氏と研究分野を同じくする長年の同僚、九郎丸正道氏は、林研究室での部下です。そして、秋道智彌氏、高畑尚之氏、長谷川晃久氏は、総研大における秋篠宮の共同研究者です。

 

「総研大リポジトリ」に、秋篠宮文仁/秋道智彌/長谷川政美氏による対談集を見つけました。

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「共同研究」へ二つの流れ

秋道:総研大に先端科学研究科が設置されて7年になります。長谷川さんと私は、そのうちの生命体科学専攻のメンバーとして、「人と生き物との関係を考える」ことを意図した共同研究「生命系における環境と共生」を1998年にスタートさせました。秋篠宮殿下には、この共同研究のメンバーになっていただいています。

(中略)

私たちが共同研究を始める以前に、高畑尚之さん(総研大、現副学長)がグループ研究をやられていて、・・・

参考:『総研大リポジトリ』
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林良博氏が指導教官と審査主査を兼ね、こうした方々が論文審査委員を。この6名で、まともな審査が行われたのでしょうか。

また、東京農大で発表した論文の共著者である颯田葉子氏は、同じく総研大の教授で高畑副学長の部下と思われます。



 

◆東大はしっかりと調査を

川嶋氏の博士号取得のプロセスについて深く調べたSさんは、最後にはこのような判断に至ったという。

 

川嶋氏が東京農業大学で颯田葉子・総合研究大学院大学教授と共著で発表した論文と、川嶋氏の学位論文は、論文の核心部分の研究がまったく同一であります。

 

すなわち、川嶋氏は共同で研究した内容を、単独で研究したものとして学位論文として提出し、学位を取得したこととなるでしょう。

 

これは重大な研究倫理違反であり、学位取り消しに相当しませんか?

 

また、颯田葉子氏と共著で発表した論文の「謝辞」を見れば、この論文は、秋篠宮が皇室特権をフルに活用して書かれたものであることが分かります。

 

この「謝辞」の中に林氏も含まれているため、林氏はこの事実を知っていたものと思われます。川嶋氏の学位論文の指導教官であり、審査主査でもある林良博氏が、職権を濫用してこの論文に学位を与えた可能性も疑われませんか?

 

当時、川嶋氏は特に有名人でもなかったため問題にされることはありませんでしたが、今にして思えば大問題です。

 

秋篠宮さまと、国立科学博物館館長だった林良博氏が主導して、東大農学部推薦入試のために清拓哉氏らに作成させた、悠仁さまのトンボ論文とまったく同じ構図です。

 

このままいけば将来は天皇という悠仁さまでさえ、進学に関しては国民から非常に厳しい目を向けられ、「東大一直線」は世論の反発で阻止されました。

 

ところが、川嶋舟氏は「紀子妃実弟で将来の天皇の叔父」という肩書で金銭トラブルに関与していると報じられながらも、獣医学博士の肩書きにより堂々と活動を続けておられます。

 

場合によっては学位論文の取り消しを含め、東大はしっかり調査するべきではないかとの判断に至りました。また、その博士号取得に関して国民から疑念が突き付けられた以上は、川嶋舟氏にも説明責任があると思われます。

 

以上、埼玉県在住Sさんから頂戴したメールを紹介させていただいた。

私立の学校においては、裏口入学もある程度は仕方がないという見方もある。だが、難関の国家試験や研究の世界で誰かがお金にものを言わせた「ズル」を行うなら、誠実に努力してきた者たちは激しく怒るはずだ。

たとえ皇族(ましてやその姻戚)であっても、許されるものではないだろう。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『Wikipedia』川嶋舟

『Wikipedia』五條堀孝

『東京大学学位論文データベース』学位論文要旨 No.119228 川嶋,舟

『農林水産省』Agriknowledge 日本在来馬のミトコンドリアDNA多型

『総研大リポジトリ』秋篠宮

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