秋篠宮さんの59歳お誕生日会見【その3】 空間認識機能が低い父とハサミを使えない母…心配される遺伝

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ヤフーニュースで、『秋篠宮さまが吐露された「衝撃のフレーズ」 「“いじめの主体は国民”という趣旨のご発言は悪手」』というニュースが結構な炎上を見せている。 “悪手だった” と書かれてしまったが、秋篠宮さんは “下手を打っていた” ような気もする。 それは「残念ながら私は空間認識が非常に悪いんです」と話されたことだ。

語られたエピソードに古いものもあることから、おそらく加齢や脳疾患のせいで衰えたというより、先天的なものなのであろう。筆者にとっては、ここもスルーできないポイントであった。



 

◆方向感覚がゼロ…つまり景色を覚えられない?

その会見で、エレベーターを降りて左右どちらに向かうか、あるいは進むべき道がよくわからず、誰かに導いてもらう必要があることを告白された秋篠宮さん。

小学6年生頃の悠仁さまに手を引かれた思い出話は、車を降りる ⇒ 一定の距離を学校に向かって歩く ⇒ 悠仁さまを引き取る ⇒ 同じ道を歩いて車に戻るという行動が、スムーズにできなかったことを意味する。当時の年齢を考えると、空間認識機能は生まれつきということになるのかもしれない。

そして道順を覚えるというのは景色の記憶でもある。短期記憶の能力もちょっと怪しいようだが、ここでは秋篠宮さんご本人が語られた空間認識機能について、複数の医療系ウェブサイトから調べてみることにした。

 

◆生まれつき空間認識機能が弱い人も

空間認識能力(空間認識力、空間認知能力、空間把握能力とも)とは、脳の頭頂連合野などにおいて、位置・方向・形状・姿勢・間隔・速度など、三次元空間における物体(立体)およびイメージなどを素早く正確に把握する能力のこと。

これが低い、あるいは衰えていると、絵や図がうまく描けない、物にぶつかったり、つまずたりして転びやすい、スポーツや車の運転が苦手といった問題が表れるそうだ。原因は、アルツハイマー型認知症、頭部の外傷ほかの脳変性疾患と、生まれつきのものとに分かれるという。

All Aboutの 『子育てに役立つ最新心理学 ― 空間認知能力が高い子供の特徴とは?数学や科学に強くなる!』という記事によると、空間認識能力が生まれつき高い子では「この図形を90度や180度回転させると、どう見えるか」といった知能テストが得意で、やがて科学や数学で高いスキルを発揮することが多いようだ。

だが、「こどもプラス」の『LDやADHDでは空間認識力が低く文字や図形が理解できないことがあります』という記事では、注意欠如多動症(ADHD)、学習障害(LD)、自閉スペクトラム症(ASD)などでも、特性の1つとして空間認識能力の弱さが表れることがあると説明している。



◆40代で「昔から転びやすかった」と告白

ベトナム訪問時に体が右に傾げてよろけ、周囲を慌てさせた秋篠宮さんは、20センチほどの段を昇るのでも何かにつかまり、飛行機のタラップも手すりが頼りに見える。小脳に異常でも…!? と心配したところ、まだ40代であった2015年の記者会見で「昔から階段などで転びやすかった」と告白しておられた。

残念ながら足腰やバランス感覚というのは、年齢とともにますます衰えてくるもの。大変重い装束を身にまとい長時間過ごされることがある天皇は、といかく体力の維持が重要とのこと。高齢になった秋篠宮さんにその激務が可能なのか、不安は増すばかりであろう。

 

◆紀子さまはハサミをうまく使えない

紀子さまがハサミをうまく使えないことも有名かもしれない。

こちらの『秋篠宮さま紀子さま1990-1999』というYouTubeの動画では、1分27秒目あたり、そして1分47秒目あたりからの2回、テープカットでリボンを切断できない様子が紹介されている。

 

初々しい美しい笑顔が素晴らしい紀子さまだが、親指が立ってしまうなど、ハサミをうまく使えないご様子に世間は驚いた。今時は幼児であっても、ハサミが上手に使えないなど不器用さが目立つと、発達関連の詳しい検査を受けるよう勧められることがあるという。

 

「たまひよ」の『20人に1人はいる発達障害「DCD(発達性協調運動障害)」って何?やってはいけない声かけとは?』という記事には、こう書かれている。

DCDは身体機能に問題はありませんが、「ハサミやはしを使えない」「公園の遊具で遊ぶのが苦手」「着替えが遅い」など、動作と動作を組み合わせた動き(協調運動)が苦手です。

 

有病率は学童期の子どもの5〜6%というデータから、保育園などの20人クラスに1人はいると考えられ、珍しくはありません。また、自閉スペクトラム症(以下、ASD)や注意欠陥・多動性障害(以下、ADHD)と合併して見られることも多い障害です。



◆悠仁さまへの遺伝が心配

脳機能に関する特性が親から子に遺伝することは多い。

心配されるのは、悠仁さまがご両親のそういった「不器用さ」を継いでおられないかということ。思い出されるのは、ANNnewsCH が2018年5月に配信した『悠仁さまが「大玉おくり」 小学校最後の運動会』というニュース映像である。

 

前方から迫りくる大玉の動き、速さをうまく受け止められなかったのか、悠仁さまは手を挙げて玉を後方に送ることが難しかったようだ。

「へやすぽnavi」の『発達障害の子はなぜ球技が苦手なの?原因とおうちでできる運動を紹介!』という記事によれば、キャッチボールでもサッカーでも、ボールが飛んでくる速度に合わせて手や足が出ないのは、脳内で目、手、足の協調がうまく図られていないことが原因になるという。

球技で不器用さが顕著な子供さんでは、DCD(発達性協調運動障害)ばかりか、他の特性とあわせてLD(学習障害)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム障害)の検査を勧められることもあるといい、特にLD(学習障害)は、空間認識能力が弱いことも原因のひとつになると説明されていた。

 

◆噂される自閉症スペクトラム障害(ASD)なら…

その注意欠如多動症(ADHD)、学習障害(LD)、自閉スペクトラム症(ASD)について、「悠仁さまはASDではないだろうか。もしもそうであった場合、天皇は務まるのか」と疑問を投げかける人は多い。

ADHDは年齢が上がれば自意識も働き、注意不足は多少あっても問題行動はほとんど見られなくなるだろう。LDも優秀な側近がカバーしてくれるはずだ。しかし、ASDはそういうわけにいくのだろうか。

 

仕事探しをする人々のためのウェブサイト「d-career」は、『発達障害のある方が向かない仕事ってなんだろう??』という記事を出している。極端に重い人では、こういうことが起きるようだ。

他人の感情や意図、言語化されていない、ルール化されていない事を理解、察することが難しい、目を合わせないなどの非言語的なコミュニケーションが困難苦手。

 

ASDは自身の興味のない事に取り組むことが苦手な為、やらないといけない事でも継続が困難だったり、他者の背景を想像する事をはじめとした、複数の可能性や情報を踏まえた上での判断が苦手なため、対人コミュニケーションでのトラブルや、その場に適さず浮いてしまうなどの困り事が起こり得ます。

 

これが「皇室」という職場だと考えてみて、上質なコミュニケーション能力が求められる国際親善の場などに、無理やりASDの皇族が送り込まれたらどうなるのだろう。人が多数集まり会話をはずませるような場は、居心地がよくないにもかかわらず、である。

なお、ASDの二次障害として不安障害、双極性障害、うつ病、パーソナリティ障害、愛着障害などを併発しているケースも少なくないといい、疾患名が複数つくほど投薬治療が複雑で困難なものになるそうだ。多くの負荷をかけるなどは禁物ではないだろうか。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:

『ヤフーニュース』秋篠宮さまが吐露された「衝撃のフレーズ」 「“いじめの主体は国民”という趣旨のご発言は悪手」

『こどもプラス』LDやADHDでは空間認識力が低く文字や図形が理解できないことがあります。

『All About』子育てに役立つ最新心理学 ― 空間認知能力が高い子供の特徴とは?数学や科学に強くなる!

『ヤフーニュース』秋篠宮さま59歳の誕生日「チャイルドシートに乗っていた子供が…」悠仁さまの成長に感慨 “バッシング”は「いじめ的情報と感じる」 ― FNNプライムオンライン

『STEMON』空間認識能力とは?高い人の特徴や子どもの能力を鍛えるコツ

『宮内庁』秋篠宮皇嗣殿下お誕生日に際し(令和6年)

『テレ東BIZ』悠仁さまに聞く「一番好きなトンボは何ですか?」陸上アワビ・ミツバチ研究・希少トンボ…自然科学に関心深く【皇室ちょっといい話】(143)(2024年4月17日)

『たまひよ』20人に1人はいる発達障害「DCD(発達性協調運動障害)」って何?やってはいけない声かけとは?

『d-career』発達障害のある方が向かない仕事ってなんだろう??

『YouTube』秋篠宮さま紀子さま1990-1999

『ANNnewsCH』悠仁さまが「大玉おくり」 小学校最後の運動会(18/05/19)

『へやすぽnavi』発達障害の子はなぜ球技が苦手なの?原因とおうちでできる運動を紹介!

6件のコメント

  • gxeさま

    いつもブログを応援してくださいまして、ありがとうございます。
    こういった病気に関する記事は、多少にかかわらず同じ悩みを抱えていらっしゃる皆様を傷つけることになってしまいます。その点は常に心苦しく感じております。申し訳ございません。
    記事の内容をもう一度見直してみたいと思います。貴重なご意見をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。(朝比奈)

  • >ASDの二次障害として不安障害、双極性障害、うつ病、パーソナリティ障害、愛着障害などを併発しているケースも少なくないといい、疾患名が複数つくほど投薬治療が複雑で困難なものになるそうだ<

    これが一番の問題でしょう。もちろん、知能に問題があり、識字能力が低く、自分の名前すら漢字で書くのが困難なほどなのでは、ASD以前に社会生活が困難だろうと拝察致します。ASDの二次障害は、周囲が扱いに困ることばかりです。父子同時に第三条廃嫡とするしか皇室の未来はあり得ないでしょう。

    もし皇統がこの一家に移れば、子々孫々、障害が残ることとなり、難病奇病の類いに悩まされます。

    腹立たしい話ですが、父の「生身の人間」という表現は、本当は佳子さんのことなんかではなく、偽皇族だと世間から糾弾され、DNA鑑定を求める声がSNS上でトレンドワード入りするほどになっているなかで、これでも自分は一応産まれながらに皇族として育てられてきたんだから、いまさら臣籍降下なんかできるか、との憤懣表現ではないでしょうか。だとしても、御公儀は御公儀であり、皇族の血筋でなければタダの人です。おまけに父子でASDでは、天皇の義務など果たせるわけもない。

    ここは特別年金でリッチな生活が生涯できることを保証のうえでも、タイかカナダ等に移住させる案で手打ちし、臣籍降下させるしかないと思われます。それでも廃嫡拒否なら、美智子さまがどんなに反対でも、生存中にDNA鑑定すると首相が通告すれば観念しますよ。

    本人も何がしたいか、望みは何かがはっきりわかっていないまま、漠然と不満を訴えるのみであり、知障の人と会話していると、よく主語が誰なのかがわからなくなることがある、あのパターンです。

  • 要するに、一家全員が「境界知能」かそれ以下なので、意思疎通がうまくゆかず、家庭崩壊になるのだと思われます。空間知能だけなら、もの凄く学力は高いのに、自動車免許の実技で何度受験しても合格できず、とうとう免許取得を断念した友人が居たので、必ずしも知能指数と空間知能は連動していないことがままあるとわかりますが(天才学者のエピにもよくあります)。

    秋篠宮家の場合、自分からリクエストはせずに、すべてを職員任せで目立たないよう、控えめに動けばいいものを、いちいち紀子さんがヘンテコな指示を出し、これが能力的に不可能な内容であったり、違法行為になったり、国際的に非礼となることだったとしても、意地でも要求を撤回しないことから、職員との軋轢が常態化しているものと思われます。

    その結果、障害を隠して差し上げようとして職員が動いても、本人たちが不用意な発言や行動に出てしまい、厭戦気分が宮家スタッフに充満するようになってしまうのです。言うだけ無駄、何を言っても聞かない、○○に付ける薬はない、と段々職員も切れ出してゆきます。

    先日の文仁会見なんかはその典型でしょう。大失敗する炎上ネタに触れないように、文書回答にしておけばいいものを、存在感を出そうとして、原稿もなしでぶっつけ会見するから、ああなってしまう。

    SNSで下げポチを押してしまうと言った時、皇室新聞で毎号、かならず一人は下げを押しているのを見ていたので、あれはもしかして・・だったのか、とわかりました。

  • 朝比奈さまこんにちは。
    こちらのブログのファンで毎日の様にチェックさせていただいております。

    卑近な話しで恐縮ですが、私はADHDにASDが少し混ざっています。ネット上では秋篠宮一家に絡めて発達障害の話題がたまに出てくるのですが、その度に複雑な心境に…。勿論、矛先が発達障害者全体では無いことは分かっているのですが、流れ矢が周りを飛び交っている様な、どうにもいたたまれない気分になってしまうので、こう言った際は「ASDに出来るのか?」では無く「ASDの側面も持つが、彼に出来るのか?」など、主語を限定していただければ幸いです。(ASDと一言に言っても重症度も表出する特性も様々なので。)

    さて、私と同じくADHDと思われる秋篠宮ですが、個人的にはこの人と同じ括りで扱われるのは心外、嫌悪、断固拒否です。全員とは言いませんが、多くの発達障害者が、副作用の強い薬を飲んだり、適応障害を起こしながら社会に合わせるために日々足掻いています。しかし彼は、自分の問題に向き合わず、与えられた任務を過小評価し簡単に引き受け、台無しにして反省しない。反社会的ですらある。

    常陸宮さまは「僕が訪問するとバリアフリーが進むんだよ」と朗らかに特権を行使されましたが、秋篠宮にも悠仁くんにもそういう道があったはずです。

  • 紀子さまの遺伝子を引き継いでおられるところからあのご病気に悠仁さまはなられたのでは?
    (病名は宮内庁長官が誤送信したことでバレた)
    男子に出ることが多いとのこと。
    療育すれば良い方向になったかもと思います。

    秋篠宮の会見はいつも質問内容を聞き返したり「、、、というところでしょうか」で終わりますが
    今回は「以上です」に変わってましたね。誰かに何か言われた?
    会見も公務も下調べも何もしないでやってるのでしょうね。

    紀子さまのハサミやスコップの使い方もおかしいですよ。
    スコップを使う経験もされず?

  • 秋篠宮様や紀子様は、ご自身の会見やスピーチを見返すことはないのでしょうか?毎年のあのひどい会見をご自身で後々ご覧になり、何とも思わないのでしょうか?高度なことを言っているのではありません。大抵のご会見は、予め質問が分かっているので、事前に回答をご準備されてストーリーを頭に描いて臨めば、スピーチがあまり得意でない人でも、あそこまでひどいものには決してなりません。つまり、何もご準備されず、いつもぶっつけやっつけで対応なさっているのでしょう。平然とそのようなことができるのは、やはり、普通ではないのかもしれません。

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