国際昆虫学会議ICE2024「サナエトンボの…?」で御名答 褒められ笑顔になった悠仁さまに思うこと

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心配そうに助け舟を出すこともあった小野正人教授(画像は『YouTube』のスクリーンショット)
心配そうに右後ろから助け舟を出すこともあった小野正人教授(画像は『YouTube』のスクリーンショット)

 

先月、ご両親に付き添われながら国際昆虫学会議ICE2024を訪問された、秋篠宮家の長男・悠仁さま。

たった数分間のニュース映像であっても、トンボ研究者を名乗り始めた悠仁さまが「いかに優れているのか」を、何とかアピールしなければならなかった国際昆虫学会議ICE2024の主催者たちは、おそらく気が気ではなかったはずだ。

ほんのわずかに発言しただけで、母・紀子さまが嬉しそうに拍手するのには驚いてしまったが、もうひとつ印象的だったのが「サナエトンボ…?」と尋ねて知識の豊かさを褒められているシーンである。



 

◆何かを囁いた小野正人教授

大量のヤゴが並ぶポスターと研究者さんの前に立っておられる秋篠宮夫妻と悠仁さまの斜め右後ろから、時おり近寄るのは、ICE2024の組織委員会のトップである玉川大農学部の小野正人教授。悠仁さまが父・秋篠宮さまより目立つよう、輝くよう、ハラハラしておられるのだろう。

研究者さんに向かって、「それはトンボの幼虫ですか?」とシンプルな質問を投げかける小野教授。その後、秋篠宮さまに何かを囁いてから後ろに引きさがっておられた。映像を5分39秒目あたりからご覧いただきたい。

 

◆続いて秋篠宮さまが悠仁さまに…

「日本のものと形は似ているんですけれど、種類がすごく多くてですね」「……すごくあの~、大量に出てきてるんです」などと解説する研究者さん。その間、秋篠宮さまは左を向いて、本当に小さなお声で悠仁さまに何かを伝えているようだ。もしや小野教授が直前に囁いた内容であろうか。

続いて悠仁さまが、小さなお声で研究者さんに「これはサナエトンボ…?」と質問。すると研究者さんは「はい、これはサナエトンボです」と肯定し、「ああ、すごいですよね」とも。悠仁さまの知識の深さを褒め称えたのであろう。悠仁さまも嬉しかったのか、表情がパーッと明るくなった。



 

◆サナエトンボのヤゴとは…?

だが、その部分はトンボに詳しい方からすると「ん? これってスゴイことなの?」となるそうだ。

そこでヤゴの図鑑ともいうべき『yagopedia/ヤゴペディア』、そして『岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室/サナエトンボ科の図鑑』の2つのサイトを紐解いてみたところ、サナエトンボとはサナエトンボ科のことで、ホンサナエ属、コサナエ属、アジアサナエ属、ダビドサナエ属、ヒメクロサナエ属、ミヤマサナエ属、オジロサナエ属、アオサナエ属、コオニヤンマ属、ウチワヤンマ属、タイワンウチワヤンマ属、その他、大小合わせて60数種類ものトンボがいることがわかった。

 

サナエトンボ科に属するトンボは60種類ほどいる(画像は『岐阜聖徳学園大学』のスクリーンショット)
サナエトンボ科に属するトンボは60種類ほどいる(画像は『岐阜聖徳学園大学』のスクリーンショット)

 

そしてヤゴの形も、細身のものはイトトンボ類、ズングリした形はサナエトンボ類などと、形で大別されるという。

 

イトトンボのヤゴはこういう形だという(画像は『ヤゴ図鑑』のスクリーンショット)
イトトンボのヤゴはこういう形だという(画像は『ヤゴ図鑑』のスクリーンショット)

 

サナエトンボのヤゴはこういう形だという(画像は『ヤゴ図鑑』のスクリーンショット)
サナエトンボのヤゴはこういう形だという(画像は『ヤゴ図鑑』のスクリーンショット)

 

トンボ、あるいは昆虫全般に詳しい人は大勢いる。サナエトンボかどうかを当てて嬉しそうな表情を見せた悠仁さまだが、東大に推薦で入れるほどお詳しいのであれば、サナエトンボ科の何というトンボか、そこまで当てて下さればよかったのだろう。

 

◆まとめ

ところで、もしも父・秋篠宮さまがこのICE2024に付き添ってくれていなかったら、悠仁さまはおひとりでどれくらい「研究者らしさ」をアピールすることができたのだろうか。

こちらの映像の秋篠宮さまと紀子さまをノートで隠すようにし、悠仁さまと研究者さんをお二人だけにして見てみると、残念ながら悠仁さまはまるで「借り物の猫」のよう。本当にトンボに強い関心をお持ちなのか、そして本当に国立難関大学の理系に進まれるおつもりなのか、そんなことを改めて考えてしまった。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

画像および参考:
『YouTube』悠仁さま国際学会の開会式に初めて参加…別の共同研究者が中心となって制作した学術ポスターに名前を連ねられ「研究成果」を展示発表【皇室ちょっといい話】(163)テレ東BIZ

『ヤゴペディア』yagopedia/図鑑

『岐阜聖徳学園大学』サナエトンボ図鑑

2件のコメント

  • 高校を卒業されたら加冠の儀がありますね。
    その後、成年会見も。
    でも、悠仁さまを見ていると単独公務ができるのかどうか心配になります。
    おひとりでは心配で秋篠宮さまか紀子さまが必ず一緒ではないかと思います。

    いつになったら単独公務ができるのでしょう。

  • 恐らく、悠仁シは面倒臭い両親が離れていれば素直にトンボ好きで夢中になって探求していたかも知れません。「あなたは将来天皇になるのだから東大で学んで誰よりも偉くならなくてはダメなのよ!」と、かーちゃんから世迷言を聴かされ続けてきた日々だったでしょう。エトセトラジャパンさんが記す“悠仁さまも嬉しかったのか、表情がパーッと明るくなった。”に、本当に哀しくなりました。伏魔殿で居心地の悪さに藻掻く悠仁シを見てしまうのです。
    嬉しい笑顔は周りも嬉しいのです。重責を担う天皇の宿命は悠仁シにはありません。辛いけれど、秋篠廃宮の使命を持って皇祖から遣わされたのです。皇族から解放してあげたい。悠仁シの笑顔を皆さんと共有できる状況になれば、全て丸く収まると思います。
    罪深い平成組よ、悠仁シを金儲けに遣うな! Fラン東京大学よ、日本を担え!

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