英大手メディアが報じた驚きの事実 秋篠宮さまはオックスフォード大留学を拒否され兄を逆恨みし始めたか

この記事をシェアする
44億円で2棟の豪邸を建ててもらった秋篠宮さま。だが皇室行事「大嘗祭」では経費がかかりすぎると不満を言葉に(画像は『Huffington Post』のスクリーンショット)
44億円で2棟の豪邸を建ててもらった秋篠宮さま。だが兄のための一大行事「大嘗祭」について、経費面で不満を口に(画像は『Huffington Post』のスクリーンショット)

皇位継承順位の1位を意味する「皇嗣」と名乗り、このたび兄の天皇陛下に代わってイギリス王室の国王戴冠式に参列した秋篠宮さま。日本のマスコミは直前から「殿下はオックスフォード大学に留学するなど、イギリスとは深いゆかりが」などと報じていたが、英王手メディアの過去の報道により、その留学はスムーズなものではなかったことがわかった。さらに、それがきっかけで兄弟仲に亀裂が入った可能性も高いようだ。



問題の記事は、Telegraphによる『British documents reignite rumours of rift between Japan’s new emperor and his brother』と、Daily Mailによる『Japan’s royal family feud: How a rift has grown between the new Emperor and his younger brother, beginning when they studied at Oxford』の2つ。いずれも2019年5月に報じられたものだ。

 

◆Telegraphが報じたこと

今上陛下にとって、実は弟の秋篠宮こそが悩みの種であろう(画像は『Telegraph』のスクリーンショット)
今上陛下にとって、実は弟の秋篠宮こそが悩みの種であろう(画像は『Telegraph』のスクリーンショット)

British government documents released by the National Archives in September are full of praise for Crown Prince Naruhito, who studied at the University of Oxford’s Merton College between 1983 and 1985, saying the future emperor was “taken with the British way of life”, Kyodo News reported, and that his stay in Britain had “helped to widen his horizons”.

 

(アメリカ国立公文書記録は9月に英国政府の文書を公開したが、それは1983年から1985年までオックスフォード大学マートン・カレッジで学んだ皇太子の徳仁を称賛する内容で満ちていた。共同通信は「将来の天皇は英国人の生活様式に魅了されているようだった」とし、英国滞在が彼の視野を広げるのに役立っていると伝えていた。)

 

The documents include a letter from Sydney Gifford, the British ambassador to Tokyo at the time, suggesting that “battles” were going on within the Imperial Household Agency over the crown princes’ futures.

 

(文書にはシドニー・ギフォード駐日本国英国大使からの書簡も含まれており、そこには皇太子の将来をめぐり、宮内庁内で「争い事」が起きている可能性があることに触れていた。)

 

And while Prince Naruhito was permitted to study at Oxford, there were behind-the-scenes clashes when Prince Akishino expressed a desire to similarly study in Britain and saw his request turned down.The Imperial Household Agency – the power behind Japan’s Chrysanthemum Throne – eventually relented and Prince Akishino studied the taxonomy of fish at Oxford between 1988 and 1990.

 

(そして、徳仁親王のオックスフォード大留学が許可された一方、文仁親王が同様に英国への留学を希望した際には拒否され、そこで舞台裏の衝突が起きた。皇族の陰の権力といわれる宮内庁は最終的にそれに屈し、秋篠宮殿下は1988年から1990年にかけ、魚の分類学を研究することでオックスフォード留学を果たした。)

◆日本の有識者の意見を紹介

Telegraphはその記事のなかで、2018年、兄の皇位継承に伴う一世に一度の重要な儀式であるはずの「大嘗祭」のために経費が14億円かかることに関し、秋篠宮さまが「政教分離」の理念を持ち出し、前例にない厳しい意見を述べた件について触れていた。

これについては、同志社大学大学院で国際経済学の教鞭をとる浜 矩子(はま のりこ)氏が登場。「秋篠宮さまには兄を苦しめてやろうという利己的な下心があるように見える」と発言し、目立ちたがり屋の弟によりもたらされた天皇家の家庭内の確執を、まるでシェイクスピア文学の世界だと表現していた。

さらにTelegraphは、政治学者で早稲田大学教授の中林美恵子氏が、「日本の歴史や皇室に詳しい専門家らは、一様に『秋篠宮さまはもはや皇室における心配の種だ』と不安を口にしています」と述べたことを伝えている。

帝王学の教育を受けていないにもかかわらず、何かと兄を批判する秋篠宮さまについて、イギリスの人たちはどう受け止めたことだろう。



 

◆『Daily Mail』が伝えたこと

今上陛下に向けられる弟・秋篠宮の不満そうな視線(画像は『Daily Mail』のスクリーンショット)
今上陛下に向けられる弟・秋篠宮の不満そうな視線(画像は『Daily Mail』のスクリーンショット)

Naruhito, five years older than his brother, was already studying at Oxford’s Merton College at the time, where spent three years and produced a thesis entitled A Study of Navigation and Traffic on the Upper Thames in the 18th Century.

 

(5歳年上の兄・徳仁親王は、オックスフォード大学のマートン・カレッジで3年間を過ごし、『The Thames as Highway: A Study of Navigation and Traffic on the Upper Thames in the Eighteenth Century/幹線輸送路としてのテムズ川:18 世紀テムズ川上流における航行と交通に関する研究』と題した論文を執筆した。)

 

During that time he also played tennis – seeded third out of five on the Oxford team – was taught golf, explored Europe, climbed the highest peaks in Scotland, Wales and England, and met much of the British Royal Family.

(留学中に彼はテニスをし、シードは大学チームの5人中3位。ゴルフを教わり、ヨーロッパを旅して回り、スコットランド、ウェールズ、イングランドそれぞれの最高峰で登山を経験し、多くの王族と会った。)

 

◆まとめ

クラシック音楽を愛し、軽やかにビオラやヴァイオリンを弾きこなす兄の演奏を「技量不足」と揶揄し、身長や脚の長さについても皮肉を言い、30歳前に結婚できるかどうか…などと言って薄ら笑いを浮かべた秋篠宮さま。とにかく鼻に着く自信過剰ぶりが不快だった。

幼い頃から、とにかく弟や妹の面倒をよくみていた優秀でやさしい今上陛下と、やりたい放題だった遊び好きの弟。確かに青年になったあたりから、この兄弟の仲は悪くなったのかもしれない。ただ、英国留学がスムーズに許可されなかったことで不貞腐れや逆恨みが始まるというのはお門違い。単純に学習院で過ごした高校・大学時代に、英語ほかの勉強が足りなかったからではないのか。

だが、すべてがブーメランのようにご本人に戻ってきている気がする。2004年には、当時皇太子だった兄が苦渋の決断の末に放った「人格否定発言」をあっけなく批判するも、現在は秋篠宮さまが「人格に問題はないのか」と疑われる始末。そして、2018年には大嘗祭の経費14億円に関して苦言を呈していたが、現在の秋篠宮家は44億円かけて建設された2つの豪邸を使用し、大ひんしゅくを買っているではないか。

長い年月が流れ、男の子を生んだことですべてが逆転し、「ウチが名実ともにナンバーワンだ」とでも? いや、国民は今もこの先もそう考えていない。敬愛と信頼の念を抱き、心から慕うことができるお方しか天皇陛下と呼ぶ気はないのだ。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)



画像および参考:
『Huffington Post』秋篠宮さま、大嘗祭支出に疑義「宮内庁、聞く耳持たず」

『Telegraph』 British documents reignite rumours of rift between Japan’s new emperor and his brother

『Daily Mail』 Japan’s royal family feud: How a rift has grown between the new Emperor and his younger brother, beginning when they studied at Oxford