その電線、「中央監視制御設備」なる場所につながっているのでしょうか? 宮内庁管理下の土地には立てられなかったある電柱
不正侵入がないよう厳重な警備が敷かれているはずの赤坂御用地東地区の内部で、なぜ一部のエリアに内忍び型有刺鉄線付きの背の高いフェンスが必要なのか、いったい誰を何を隠し、誰を遠ざけようと、誰を逃亡させまいとしているのか、という話題。
在米ブロガーのAkikoHSさん(https://note.com/amerikawa)は、そのフェンスが2024年になんと二重になったことを突き止めたそうだ。
そして記事の最後には、こう書かれていた。
末筆ではございますが、「あれはただの電柱ではないか」という疑問がなければ、今回の発見と再確認にも至りませんでした。貴重なご意見に、心より感謝いたします。
そう、まさにそれなのである。実は私も、この話題を1本書いて終わりにならなず、“なぜそう疑うのか” について、その後何本も執筆することになってしまったのは、電線の存在であった。
記事を書いてみると、数名の方から「ただの電柱では?」というご意見があり、港区は歴史的建造物や庭園における「無電柱化(電線類地中化)」を早くから進めていたはずで、お金に糸目をつけない工事体制で知られる秋篠宮家が、なぜそんなところをケチるのか、木がうっそうと茂っていて広い池もあり、落雷もあるだろうに、なぜそんな危ないところに?と、むしろ不思議に思ったのだ。
また神奈川県在住Hさんからは、Google Earthのこんな画像があることもURLで教えられた。
さっそく拝見してみると、Google EarthでもGoogle MapでもスマホのApple Mapでも見たことのない、ギターの弦ほど鮮やかな3本線が写っていた。

そこでページの上部にある撮影日を移動させてみると、ある時だけ電線が存在し、しかし他の時期には消えていることがわかった。こんな感じである。




◆読者さまの気付きに大きなヒントをいただく
この件では、読者さまから次々と寄せられるコメントからも、大きなヒントをいただいている。一部をご紹介してみるとーー。
赤坂御用地東地区では、赤坂東邸も秋篠宮邸も「無電柱化」計画をすでに達成していたことがわかります。それなのに一部で監視カメラ塔を新規建柱している点が、如何にも「訳あり」を醸し出しているのです。
普通、無電柱化後は、多額の費用をかけ電気、ガス、通信類を地下化したのに、また電柱を建てることは無益なのでさせないのが大原則です。
きさらぎさんの発見から、アイガー産業が2016年に地上機器・トランス類と自家発電装置を納入したと施工年次がわかったことから、監視カメラ網の設置は、御用地内無電柱化完了後の後付け事業だったことが読み解けます。
無電柱化したのに、まだ空中線が残ることは、普通はありません。また建物間に空中線があるというのも異例の事態といえます。
つまり、「無電柱化の時点では想定されていなかったことが起きている」わけで、この場合では、たとえば監置されている悠仁sの監視カメラ映像を、別建物内にいる看守係用に転送するためのケーブル等が想定されます。
地下の共同溝は宮内庁の管理になります。監視カメラほかの設備類は宮内庁が管理する資産ではないので、地下の共同溝を利用できず、やむなく建物間を直接空中線で結ぶ格好になったとも考えられます。
電柱に付属の施設として監視カメラを設置することはできますし、電柱の部品にカモフラージュすれば監視カメラを隠すことも出来ると思います。
敷地内にこれだけの電柱があれば猛烈な台風や地震があると冷や冷やものですね。宮内庁は電線や電柱の漏電や倒壊で火災が発生したらどうするつもりなのか。
なぜリスクを犯してまで地下にケーブルを埋設しないのか考えると、逆転発想でむしろ地下に既にカメラ用の重要なケーブルがあるせいで、送電用のケーブルからの電磁波による干渉を避ける必要があるので電柱を埋設出来ないとか。
◆その電線は一体どこにつながっているのだろう
まずはテレ東BIZさんが動画を数秒間ご覧いただきたい。神奈川県在住Hさんがおっしゃっているのは、この電線のことである。
(スタートは合わせてあります)
令和6年(2024年)の春の園遊会について4月24日付でYouTubeにアップされた動画であることを思うと、上のGoogle Earthの日付と電線の有無の関係が一致していないように感じる。
そこでGoogle Mapに切り替えて3Dで見てみたところ、もう少し現場の様子がわかってきた。

電線は、赤い丸で囲んだ二者を結んでいるのだろう。Google EarthよりGoogle Mapのほうが鮮やかに現場の様子を映し出してくれるとは…。
角度を変えてみると、神奈川県在住Hさんが教えてくださった、3本の電線を受け止めるものだということがよくわかった。

そもそもの疑問。なぜこんな木がうっそうと茂っている部分に、危険であろうに電柱、電線を設置する必要があったのだろう。そしてこの赤い電柱の後はどこにつながっているのだろうか。

ある読者さまは、職員宿舎を「本当に職員さんが暮らすためのものだろうか」と疑っているもようだ。

この黄色い丸で囲んだ部分には電柱を立てても安全であろう場所がたくさんある。なのに、そこに設けられなかったのは、ある読者様がおっしゃるように「宮内庁の管理下にある場所には立てられなかった」ということではないだろうか。
そして、電線を取り払ったら普通は電柱も撤去するそうだ。電線がなさそうに見えても、電柱があるあたり、実はまだ電線もあるのではないだろうか。なぜなら監視カメラがワイヤレスならWi-Fi使用者にハッキングされる可能性があるという。
AkikoHSさんは「中央監視制御設備」の存在について記事に書いておられたが、有線にして電線をそちらにつなげているのではないだろうか。
繰り返しになるが、Google Earthが示してくる赤坂御用地東地区の画像が、年月日によって鮮明であったりボヤけていたりと安定しないことも気になる。何かを隠すよう命令でも受けたのだろうか。
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
画像および参考:
・『Google Earth』赤坂御用地
・『Google Map』赤坂御用地
・『港区ホームページ』港区無電柱化推進計画
画像引用元:『YouTube』北大路欣也さんが感心する「愛子さまの15年間」たくさんの縁に結ばれ…初めての園遊会【皇室ちょっといい話】(145)(2024年4月24日)テレ東BIZ
・『宮内庁』指 名 結 果 書 件 名 R6宮殿保全整備工事(30ページ)(54ページ)
・『エトセトラ・ジャパン』複数の方から「赤坂御用地東地区のそのエリア、本当にそれは監視網なの? 電柱では?」とのご意見を頂きましたが…
・『エトセトラ・ジャパン』Google Earthで偶然見つけたモノ…こんな産廃物をまさか不法投棄? その脇にも監視カメラ風のポール