【YOUR VOICE】日本会議・神社本庁の目論見はまるで「復古的新日本国建国」 私たちの声で戦前・戦中の全体主義回帰を阻止しなければ

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先日、【えとせとら歌人倶楽部】にこんな一首を寄せてみました。

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復古的 新日本国 築きたい

男男論者の 狙いはそこに

(歌意)
男男論者の望むもの(こと)に名付けました。
「復古的新日本国建国」
別の言い方をするなら「大日本帝国の復活」でしょうか。
なかなかゆっくり文章にまとめる時間がないので、とりあえず歌に。

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歌に「復古的新日本国」という言葉を込めてみたのですが、男系男子論者の主張の背景について、考えを文章にまとめてみました。

なぜ男男論者が「伝統」に固執するのかと言えば、拠り所がその一点しかないからで、牙城として絶対に譲ることはできないのでしょう。外から見れば真偽の疑い十分のY染色体が唯一の御神体ですから、確固たる説得力を備える反論ができない以上、不都合なことは聞こえないふりをするしかありません。

人は生きているので、時代の流れとともに変化し、また変化を求めます。対して一定の集団が、血の通わない静なる「伝統的制度」によって活力漲る国民を静かにさせようとするのですが、他に説得する術を持たないので、念仏か子守唄の如く「伝統〜♪伝統〜♪」と謳うしかないように思えます。

後は恐るべき「力づく」かですね。

確かに伝統を守ることは社会秩序上疎かにするべきではないと思いますが、拘泥するあまりに偏狭な社会をつくり出すこともあり、国際社会と疎遠になる危険性もあります。

これまで守ってきた伝統を規範に、社会変革(「生きる人々」の状況)に応じてより良いものに改革していくことは、社会的に有意義かつ重要なことだと思います。その意味での法改正は歓迎するところですが、悪しき方向への改革や、悪しき伝統の停滞存続は容認できません。

ここで、男男論者が万世一系を主張する背景を考察してみます。

男男論は日本会議・神社本庁・旧統一教会を代表とする宗教右派により「皇位継承は男系男子に限る=それが伝統だ」という共通認識の下、支持されています。

厳密には、信仰や歴史認識の違いを含め、それぞれの思惑は「万世一系の保持」(日本会議・神社本庁)vs「天皇制廃止」(旧統一教会)と、最終的には対立するところでしょうが、当面は「反共産」を主義に連帯し、悠仁さんまでの男系男子の皇位継承を確実なものにしておきたいという考えで利害が一致しているのでしょう。

ただし、旧統一教会は教祖だった故・文鮮明が昭和天皇の暗殺を口にしていたことで分かる通り、日本乗っ取り・天皇制廃止を狙っています。そのためには是非とも軽御輿の秋篠宮家に即位してもらわないと困るのでしょうし、そもそも宮妃の出自を邪推(とも思いませんが)すれば、腑に落ちる部分があります。

それと、日本乗っ取りに際して日本会議などの男尊女卑の理念を踏み台にすることで、占領成功の暁には教団の理念も広げやすくなるという打算があると思います。

また、日本会議・神社本庁はその価値観(歴史主義、伝統主義)を憲法・教育・皇室典範などを通じて社会全体に反映させ、日本国を牛耳ることが最大目標だと思います。

かつてのように天皇を現人神として元首に祀り上げ、頂点とした戦前・戦中の全体主義を懐古しての戦前回帰の目論見。個人的にそれを「復古的新日本国の建国」と名付けました。

戦争を始めたい彼らにとって、先の敗戦後GHQが大きく関与した日本国憲法の民主主義は不都合だらけで、改憲したくてたまらないのでしょう。(ここでは詳しくは触れませんが)改憲草案を見ると、前文からして「天皇を戴く」の記載があり、第一条では「象徴」を改め「天皇を元首とし」と記載するなど、大日本帝国憲法(以下明治憲法)を彷彿とさせるものになっています。

この前文だけでも数ヶ所のトリックがあり、各条文の内容を見て行くと前文の文言が覆されるものを含め、中央集権に結びつきそうな変更点に気づきます。言い回しが巧妙狡猾で、腹立たしい限りです。

[参考資料]自民党『日本国憲法改正草案』
https://storage2.jimin.jp/pdf/news/policy/130250_1.pdf

 

「天皇を頂点とする中央集権」国家・全体主義を復活させるためには、嘘でも何でも「雄々(男々)しい(かどうかは知りませんが)Y染色体」の継承が必要不可欠らしく、平和な世の中を願い、祈る女々しい女性天皇は不要なのでしょう。

(注:男々しい/女々しいは、男男論者の視点での感覚を想像したものです)

また、憲法改悪内容とは別問題として、明治憲法での男尊女卑・家父長制度・身分制度・祭政一致などの提唱を享受し、蜜を吸って来た層にとっては、現行憲法は未だ受け入れ難いものなのだと思います。(あるいは野心ではなく、ただのロマン懐古派も一定数いるのかもしれませんが)

皇位継承で言えば、女性・女系天皇を容認することは男女平等を認めることになり、男尊女卑の彼らの理念に反します。

何としてでも阻止したい理由は、そんな偏向的かつ独善的視野に起因するかと推測するのですが、他宗教の教義が不可侵なのと同様に絶対であるが故に周囲のことは一切見ざる聞かざるで、よって「天皇になったら、結婚も出産もできない」と脅し貶めてまで、敬宮さまの立太子→女性天皇即位を牽制するのです。

仮に敬宮さまを一代限りとしても、女性天皇から女系天皇への流れを警戒しているのか、過去には(彼らは「中継ぎ」などと表現しますが)女性天皇が八方十代いた事実がある。にも関わらず、歴史尊重を標榜しながらもその事実すら受容できずに、敬宮さまの「中継ぎ」さえ恐れている矛盾が。

それほど、敬宮さまの存在が脅威なのですね。

また、彼らにとってそこまで大切な「万世一系2600年の伝統」であるのに、最終的には袂を分つことが自明の理であるはずも、目先の利益のために旧統一教会と連携する、そのことを厭わないのも不思議の一つですが、これは政治の常でしょうか。

これら宗教右派の最大の問題点は、政教分離の原則もどこへやら、政治に深く関わり、数を頼みに干渉・侵食を進めていることです。自民党の国会議員の大半は「日本会議国会議員懇談会」に所属しており、高市総裁はこの組織の副総裁、麻生太郎副総裁は特別顧問です。

典範改悪が一気に進みそうな現状を見ても、絶対に高市氏を総理にしてはいけなかったのです。先の衆院選で自民党を勝たせてはいけなかったのです。なのに残念ですが、なぜかこういう結果になってしまいました。

まだまだ測り知れない事情が複雑に絡み合う政治と宗教右派の関係なのでしょうが、まずは与しやすい典範の改悪に始まり、やがては現改正草案の内容どころではない、憲法の大幅改悪にまで突き進むのではないかと危惧します。

復古的新日本国建国という、退行としか言いようのない一部の人間の野望に付き合わされるのは、断固として拒否しなくてはなりません。

具体的に私たちにできることは、署名活動など草の根的な運動や選挙投票における情報収集かつ熟慮くらいでしょうか。

それで事態の好転が望めるのか不安しかありませんし、異例のスピードで進んでいる典範改悪の阻止に間に合うのかと言えば、間に合わないだろうの結論しか見えませんが、何もしないでいては一歩も進めないので、できることから行動していかなくてはと思いを新たにしているところです。

(メールで:美濃の国の媼さんより)

画像引用元:『YouTube』ど真ん中の憲法9条改正を!【谷口智彦会長(元安倍内閣官房参与)×織田邦男副会長(元空将)】日本会議チャンネル【公式】



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