新型コロナ感染を疑われ… 生理中の女子生徒に下校命令 <米>

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生理ゆえのだるさを訴えたばかりに…(画像はイメージです)
生理ゆえのだるさを訴えたばかりに…(画像はイメージです)

暖かくなれば、いや暑い時期がくれば、パンデミックも終わるのではないか。そんなのんきな考えでいた多くのアメリカ人にとって、気温の変化などまるで関係なく感染者が増え続ける現状は、「恐ろしい」の一言につきる。しかし多くの学校では授業が再開されており、とりわけ感染者が多い州の学校関係者は、不安だらけの日々を送っている。



そんな中、フロリダ州の女子生徒(中学2年生)が登校。だが倦怠感を覚えたことから保健室に向かったが、そこで思いもよらぬ対応をされたという。女子生徒の母親は、現地メディアの取材に応じ、こう話している。

「月曜日の午後に、ウチの娘は自宅に帰りなさいと命じられたんです。そのあと、これは新型コロナウイルス感染症の症状だから、10日間は家から出ないようにとも指示されました。」

しかし同女子生徒の体調不良の原因は、病気ではなかったのだという。

「そうなんです。娘はその日、たまたま生理で体がだるかっただけなのです。」

にもかかわらず、学校側は保護者に以下のように迫った。

「娘さん、そして娘さんのきょうだい全員を欠席させる、もしくは医師から診断書をもらって新型コロナウイルスに感染していないと証明してもらってください。」

学業の大切さを考慮した母親は、すぐに生徒を病院につれていき検査を受けさせたとのこと。その結果は予想通り陰性で、診断書には「生理ゆえの倦怠感」と書かれていたという。

学校側もこの件に言及し、「(クラスターなどが発生するより)念には念を入れたほうがいいと思うのです」というコメントを発表した。フロリダ州における感染拡大は深刻で、学校側も生徒、そして教職員を守るためにできる限りの予防対策に取り組んでいる。風邪や生理痛、その他の不調さえ「コロナ感染を疑われそう」と恐れ訴えることができないという声もあるが、悪夢のようなパンデミックに終わりがみえない中、学校職員も必死なのだ



(Kayla星谷/エトセトラ)

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