腕に自ら水銀を注射した15歳少年 「骨を金属にしスーパーヒーローに」も精神鑑定は異常なし

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少年は注射器に水銀を詰め込んだ(画像はイメージです)
少年は注射器に水銀を詰め込んだ(画像はイメージです)

なぜ…と誰もが理解に苦しんだ15歳少年のある行動。しかし彼は、知能も精神鑑定も「異常なし」と診断されたという。2014年に起きたある出来事について英『Mirror』が報じ、改めて世の親たちを震え上がらせている。



少年は、スパイダーマンやX-MENなどスーパーヒーローものの映画やコミックが大好きな、ごく普通のどこにでもいるタイプのアメリカの15歳だった。彼の個人情報は今なお明らかにされていない。

少年の不可解な行動とは、温度計や体温計を壊して水銀を集めて注射器に詰め込み、自身に注入したこと。左の前腕から手首にかけ、やがて2センチ大の奇妙な潰瘍がいくつも出来てきて周囲に気づかれ、両親が心配して病院を受診。少年には水銀の毒性についての知識がなく、静脈内に注入しなかったことだけは不幸中の幸いだった。

いったい自分の腕に何をしたのか、医師が厳しく問い詰めたところ、少年は「2か月前に水銀を注射した。骨を金属にして自分もスパイダーマンのようになってみたかった」と真顔で話した。注射は3回も行われたという。



検査で血清と爪から水銀は検出されず、胸部X線も正常だったが、尿中の水銀濃度は0.139 mg/L(正常範囲= 0.020 mg/L以下)と異常値を示し、そのレベルを低下させるための処置が行われた。また結節性の潰瘍は、血液の中に水銀を思わせるギラギラ異様な液体が混じり、異常な組織を深くえぐって病理検査に出された。

治療を終えた段階で健康被害は出ていないが、メチル水銀に汚染された魚を食べたことによる日本の「水俣病」は世界に知られており、長期にわたる健康観察が欠かせないという。

少年については精神面での詳しい検査も行われた。IQテストや精神に関する検査はすべて正常という診断が下ったが、この件を重く受け止めた医師は、米・国立生物工学情報センター(National Center for Biotechnology Information 略称NCBI)に報告。もしも今後、万が一このような事例が起きたときのために、少年の症状や医療機関での対処方法などを含めた報告書が作成された。

水銀は脳、腎臓、肺にダメージを与えることがわかっている。水銀を含む電池の成分が漏れ出し、誤って飲み込んでしまった、あるいは脇の下で水銀体温計を使用していて、折れて体に刺さるなどのアクシデントがあった場合は、長期にわたり健康観察を続けていなければならないという。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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