コロナ騒動で窃盗も… 病院の備品が盗まれるケースが深刻 <英国>

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【消毒液の窃盗相次ぐ。(画像はイメージです)】
【消毒液の窃盗相次ぐ。(画像はイメージです)】

日本のみならず、海外でもトイレットペーパーマスク、手の消毒液などが品薄になっている。そんな中、「このままではヤバイ」と焦った人々が病院にある備品や消耗品を勝手に持ち帰る悪質なケースが問題になっている。



このほど、英国にあるノーサンプトン・ジェネラル・ホスピタルの職員が病院の公式Facebookを更新。そこに以下のように書き込み、話題を呼んでいる。

「どうかお願いです。私たちは患者さんを守らなくてはならないのです。(消毒液の)容器を持ち帰るようなことは、どうかしないでください。容器を持参し、当院の消毒液で満たして持ち帰ることも控えてほしいのです。」

今後は各病棟で在庫の確認などをしっかりするというが、すでに大量に盗まれている可能性が高そうだ。

ちなみに消毒液を持ち去るのは窃盗目的で病院に立ち入る人だけではなく、病院側は「患者さんのお見舞いに来た親戚が病室から無断で持ち帰るケースもあるようです」と発表。「新型コロナウイルスの感染拡大で消毒液などが品薄になっていることは承知していますが、患者さんが感染するリスクを抑えたいのです」「当院にある消毒液にも限りがあるのです」とも書き添えている。

このような事態が続いていることから、英国NHS(国民保健サービス)は「石鹸を使ってよく手を洗い水で流せばいいのです」というアドバイスを発表。パニックを起こし買い占め行為や窃盗に走る人々を止めようと、懸命になっている。病院には、本当に消毒液や消毒ジェルが欠かせない患者さんが多くいる。入院中の家族を支える人たちからは、「すでに病気で入院している人たちの事情を察してほしい」という声も多くあがっている。

トイレットペーパーなども含め様々な品が施設や公衆トイレから盗まれるケースがあちこちで確認されているが、こういう行為は窃盗罪とみなされる可能性がある。多くの施設には監視カメラが複数設置されていることから、今後当局に事情を聴かれる人が増えるかもしれない。



(Kayla星谷/エトセトラ)

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