極小ミニチュア犬を量産するアメリカ 無茶苦茶な交配で眼球を持たない奇形の犬も…

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内臓が癒着し、眼球を持たないティーカップ(画像は『Big Fluffy Dog Rescue』Facebookのスクリーンショット)
内臓が癒着し、眼球を持たないティーカップ(画像は『Big Fluffy Dog Rescue』Facebookのスクリーンショット)

アメリカの『People』による“Happy Puppy Born Without Eyes Due to Cruel Breeding Practices Is Searching for a Forever Home”という記事が今、愛犬家の間で大変な話題を呼んでいる。無茶苦茶な交配の影響で眼球を持たずに生まれてきた小犬が、安心して暮らせる優しい飼い主を求めているというのだ。



先月30日、Facebookを通じてある保護犬の里親を募集した、米テネシー州ナッシュビルの保護団体団体『Big Fluffy Dog Rescue』。ところが、眼球がないという驚きの事実になかなか引き取り手が見つからない。その話題は各地のメディアの目に留まり、彼らも今、「どうかこの子に優しい手を」と呼び掛けている。

犬の名は“Teacup(ティーカップ)”。ティーカップ・シュナウザーとウィートン・テリアを掛け合わせたミックスだという。あるブリーダーが同団体に「ミルクを飲む力が弱すぎる」として生後4週にして持ち込んだといい、一緒に誕生したきょうだい犬より体が小さく、約450グラムと超小型。膀胱と子宮が癒着していることもわかった。

ティーカップはなぜそのような体で生まれてきたのか。今、アメリカではいわゆる小型犬よりさらに極小の、ミニチュアサイズの犬が注目を浴びるようになっている。若いハリウッドセレブが愛犬だという極小チワワなどに頬ずりし、「どこにでも連れていく」と嬉しそうに語るなど、人気はますます高まる一方だ。

ティーカップはなんとか元気に育ち、現在は一時的にニコル・バトラーさんという女性と彼女の小学生の娘が世話をしているが、1歳半の今でも体重は2,400gほどと両親それぞれの体重の半分しかない。

バトラーさんは、「ブリーダーの世界では今、犬の本来の健康や性格、そして血統を無視した『産めよ増やせよ』の無茶苦茶な交配が行われています。自然に逆らう、とても罪深い行為です」と猛烈に批判。盲目のティーカップのために安全な環境を作ってくれる、そんな親切な里親が1日も早く見つかるよう願ってやまないという。



(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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