多頭飼いの猛犬を無責任にも野放し 13歳少女が襲われ食われる 米

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犬の大群に襲われた少女、遺体はボロボロだった(画像はイメージです)
犬の大群に襲われた少女、遺体はボロボロだった(画像はイメージです)

米国のアリゾナ州、ニューメキシコ州、ユタ州に暮らすナバホ族。ネイティブアメリカンと呼ばれる部族の中では2番目の規模を誇り、ターコイズとシルバーを組み合わせたジュエリーづくりを得意としてきた。そこで、このほど13歳の少女が猛犬の大群に攻撃され、死亡する事故が起きた。『NAVAJO TIMES』ほかが伝えている。



死亡したのはリッサ・ローズ・アップショー(Lyssa Rose Upshaw)さん。5月16日、アリゾナ州ココニノ郡の自宅近くで、なんと20匹もの大型犬の群れに襲われた。

発見時、リッサさんの衣服はひどく破れ、遺体は土まみれで首と頭部に複数の擦過傷と噛んだ痕があり、その歯形から犬に襲われたものと断定された。両脚は悲惨にも噛み砕かれ、食われてボロボロだったという。

母親によれば、リッサさんは午後5時30分までに自宅に戻ることを条件に、独りでの外出が許されていた。近所の丘にある遊歩道でのジョギングが好きだったという。その日は午後5時45分になっても戻らず、心配したリッサさんのきょうだい、いとこが付近を探し周り、遺体を発見した。

リッサさんを襲った20頭の犬について目撃証言から、隣接するアパッチ郡に暮らすいとこの隣人の飼い犬ではないかと疑われている。20頭は飼育されている犬のわずか一部で、いとこも腕を咬まれた経験があるという。

ナバホ警察がその飼育者に事情聴取を行い、うち12頭を物的証拠として押収。事件と事故の両面を視野に、連邦捜査局(FBI)の協力を得ながら捜査を行っているが、現時点でまだ解決していないそうだ。

ニューメキシコ州サンタフェ界隈のナバホ部族が暮らす地域では、防犯のため複数の大型犬を飼う人が少なくない。しかし近年は、捨てられ、あるいは放置された約25万匹の犬が野良犬となって歩き回るようになっている。警察官の数がきわめて少ないため、通報やクレームにも対応しきれず、犬を飼育することを規制する何らかの法整備が必要な状況だという。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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