凄惨を極めたコロンバイン高校銃乱射事件から20年 校舎取り壊しの可能性も 米

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おぞましい事件の現場を、好奇心で訪れる人達も…。(画像はイメージです)
おぞましい事件の現場を、好奇心で訪れる人達も…。(画像はイメージです)

1999年に発生し、世界を震撼させたコロンバイン高校銃乱射事件。犯人である同校の生徒エリック・ハリスとディラン・クレボルドは校内で生徒12人と教師1名を射殺し、その後に自殺した。この事件発生から20年、今では好奇心にかられ違法と知りながら校内に侵入する者も多いことから、当局は学校の取り壊しにつき住民の意見を聞きたいと発表している。



同校があるコロラド州の学区を管理する役人たちが、コミュニティに対し校舎の取り壊しを提案。意見をぜひ伺いたいとして、以下のような文書を公開した。

「あの事件が、学校を狙っての乱射事件が増えるきっかけとなりました。」
「犯人たちの多くが、コロンバイン高校銃乱射事件を知り事件を起こそうと思ったと明かしています。」
「好奇心ゆえに学校に侵入しようとする人もいます。危険なことをしでかす可能性がある人達は稀ですが、そうではない人達もわずかながらいるようです。」
「年々、この学校に惹かれる人は増える一方です。コミュニティとして、この校舎につきどうするか考慮すべき時期が来たようです。」

校舎を取り壊し新たに建てなおすには莫大な費用が必要だというが、もし実現すれば事件後に建てられた図書館、スクールマスコット、学校名のみを維持し、現在の校舎は完全に壊す予定だという。

ちなみにこの事件に興味をそそられる人は多く、昨年には英国で同事件を模倣しての乱射を計画した少年らの裁判が話題になった。少年らは犯人を英雄視し、計画を実行に移すべく爆弾の作り方まで調べていたというから恐ろしい限りである。事件からかなりの時間が経過したものの、影響を受ける人達は減るどころか「増えているようだ」と当局は危惧している。



参照:『CNN』School district considers tearing down Columbine High School due to increase in ‘morbid fascination’

(Kayla星谷/エトセトラ)

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