新型コロナ感染の看護師が救急車を呼ぶも間に合わず 突然の病状悪化で壮絶死 <英国>

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【救急車が到着する前に無念の死(画像はイメージです)】
【救急車が到着する前に無念の死(画像はイメージです)】

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な英国で、必死に働いていた看護師がいる。しかし自身も感染したことから回復を待っていたというが、急激な病状悪化で急死したことを英国メディアが伝えている。



英国人看護師レベッカ・マックさん(29)が、新型コロナウイルスに感染しこの世を去った。現地時間4月5日の午後6時頃、すでに自宅で隔離生活を送りながら症状の改善を待っている状態にあったレベッカさんは、両親と電話で会話。その際に以下のように語り、両親を安心させていたという。

「症状だけど、前より良くなってきたのよ。」

それから4時間後、午後10時には家族がメールを送ったが返事が来なかったという。「もう寝ちゃったのかもしれない」と考えたという家族だが、レベッカさんの病状は数時間のうちに急激に悪化していた。

家族との電話から少し経ったころ、レベッカさんは苦しみに耐えられなくなり「どうか助けて」と通報 - 救急車の到着が待ちきれなかったとみられドアを開けたままにしていたが、救急車が到着したときにはすでに亡くなっていた。

子供時代から看護師になることを夢見ていたレベッカさんは、勉学に励み立派な看護師になった。そんなレベッカさんの感染と急死に打ちひしがれている家族は、以下のようにメディアに語っている。

「自分は新型コロナウイルスに感染したりしない。そう思っている人もいるでしょう。でもこのウイルスは、みなさんの想像以上に感染力が強いのです。」
「私たちのような経験(※子供に先立たれる経験)を、他のお父さん、お母さんがたには絶対にしてほしくありません。」

看護師という仕事に誇りを感じ、一生懸命に働いていたレベッカさん。彼女の死を同僚たちも嘆き、「素晴らしい看護師が旅立ってしまいました」と語っている。英国では医療関係者の感染と死亡が数多く報告されており、「職場に行くことに恐怖を感じる」という声も多くあがっている。



(Kayla星谷/エトセトラ)

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