元犯罪者の“知識”を活かし安全な家を! セキュリティ企業の斬新アイデアが話題 英国

この記事をシェアする
元犯罪者が、犯罪抑止に貢献へ (画像はイメージです)
元犯罪者が、犯罪抑止に貢献へ (画像はイメージです)

エジンバラにある会社が、「一度は有罪判決を受けた人物に限る」という条件で新たな職員の採用を始めたことを『Metro』など海外のメディアが報じている。前科は求職時の身辺調査でバレてしまうケースもあり、「過去を精算しやり直したい」「働きたい」と願う人にとっては悩みの種 - しかし「元犯罪者ならではの知識をウチの会社で活かしてみろ」という斬新な提案は、そんな悩みを吹き飛ばしてくれるものになりそうだ。



その会社はホームセキュリティ系の企業で、顧客の家をあらゆる角度からチェックする元犯罪者を雇用している。家を十分に確認し、「簡単に破れるドアなど、狙われる侵入口はないか」「音もなく入り込めるスペースはないか」など、犯罪者ならではの視点で顧客の家のセキュリティ状態を判断させるのが目的だ。

その上で、「こういう点に気をつけて」「ここが狙い目なので補強を」「侵入者からはこうやって家と家族を守りましょう」といったアドバイスをさせるといい、元犯罪者だからこそある“知識”をセキュリティに役立たせたいという。うちすでに雇用され勤務しているルーク・ハリスさんは、現在32歳。過去に12年も犯罪行為を続け、多くの家に侵入しては盗みを働いていたが、6年前に更生を誓った。同男性は、「盗人の知識ならすべてある」とのこと。それを今は全く逆のセキュリティの分野で存分に活かし、犯罪から人々を守るべく努力しているという。

ちなみにこの会社のCEOは、コロナ収束をまって人々はより長い時間家を空けることになると断言。今年の夏以降より空き巣被害なども激増すると予想し、それを最小限に抑えるために元犯罪者の経験を生かしたいそうだ。

「私達の多くは盗人ではありません。」
「よその家に勝手に入ることもない - だからこそ、侵入経路となる場所の半分も分かっていないんです。」

学歴が高く、十分な資格と経験がある職員を確保したい。そういう会社が多いのだろうが、コロナ不況による治安の悪化、また収束後の犯罪増加まで一部のビジネスオーナーは予測。意外な方面からも力を借り、成功を目指している。

(Kayla星谷/エトセトラ)

海外仰天ニュースほかにもいっぱい!