ファイザー→ファイザー→モデルナ追加接種でさらに辛い副反応 治験の米医師が激白

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3回目の追加接種が必要と知り人々はウンザリ…(画像はイメージです)
3回目の追加接種が必要と知り人々はウンザリ…(画像はイメージです)

アメリカのファイザー社が、新型コロナウイルス・ワクチンについて3回目となる追加接種の許可を来月中にも米・食品医薬品局(FDA)に申請したいと発表し、「ナンダ2回で終わりじゃないのか」「この調子でまだまだ続くのか」と人々にショックを与えた。治験で少し前に3回目を受けたというアメリカの男性医師が、その後の副反応について報告し、人々の大きな関心を集めている。



ファイザー社は「より抗体レベルを上げる必要がある。3回の接種では抗体レベルが2回の接種より5倍から10倍にも強化される」と説明。だが、メッセンジャーRNA(mRNA)タイプのワクチンを受けて、2回目の接種後にシンドイ思いをしたという人はとても多い。若ければ若いほど、高熱や頭痛で寝込んでしまうとも言われている。

2回目であれだけきついのでは、3回目のことなど考えたくもないと不安を抱く人が大変多い中、テキサス州の43歳の男性医師がある治験に参加し、自身の3回目の接種後の様子をアメリカの『Business Insider』に報告した。



彼は、私立ベイラー医科大学(ヒューストン市)で感染症ウイルス学の研究にあたっているジョゼフ・ハイザー助教授。2回のファイザー製ワクチンを受け、3回目はモデルナ製ワクチンが打たれた。mRNAワクチンである、ファイザーとモデルナという2種類を組み合わせたらどうなるのかを確認する、ミックス・アンド・マッチの治験だった。

ハイザー氏はその後の副反応について、「3回目はさらに少しきつく感じられました。仕事を休み、イブプロフェンを飲んで熱と頭痛を乗り切りましたが、悪寒がひどく、肩は強くパンチされたような痛みでした。モデルナ製だったから、というのもあるのでしょうが」と説明している。

なお、デルタ株の出現により2回目の接種を終えても新型コロナウイルスに感染する人が続出しているイスラエルでは、保健省がファイザー製ワクチンの現在の効果について、重症化を防ぐ効果は95%前後だが、予防効果は64%まで落ちていると評価を変えて話題になっていた。

効果が95%前後と聞いて、あの高熱と腕の痛みに耐えたという人は多い。それがあっけなく裏切られてしまっては、若い人々を中心に「何度も接種を重ねるより、治療薬の誕生を待ちたい」という声がひたすら強まっている。

たとえばインフルエンザにはタミフル、ゾフルーザといったウイルスの増殖を抑え込める治療薬があり、迅速なウイルス検査キットと組み合わせれば早期に治癒する。治療薬完成を願う私たちの思いは、きっと科学者も理解してくれているはずだ。

一方、新型コロナウイルス・ワクチンは今、世界一金のなる液体とまで言われている。そのビッグビジネスの旨味が、治療薬の感染を阻んでしまうということがないと良いのだが…。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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