中南米に生息するアレそっくりの両生類が米フロリダ州にも 成長すれば全長75cm以上に

この記事をシェアする
ペニスヘビ、成長すれば80cmになる個体も(画像はイメージです)
ペニスヘビ、成長すれば80cmになる個体も(画像はイメージです)

南米に生息しているという、非常に珍しいアシナシイモリの一種「Atretochoana eiselti(アトレトコアナ・エイセルティ)」。巷では俗名のPenis Snake(ペニスヘビ)で呼ばれている。最近ではいよいよアメリカ合衆国でも目撃されたそうだ。イギリスの『Mirror』が伝えている。



爬虫類ではなく両生類だというペニスヘビ。この生き物はミミズと似ているが、頭蓋骨と背骨があるためミミズと同類と考えるわけにはいかない。成長すれば全長75cmにもなるといい、捕食の対象は小魚、アリ、小さなヘビ、カエル、トカゲなどで、嗅覚を頼りに行動しているという。

【ペニスヘビの画像はこちらでご確認を!】

ペニスヘビは1968年に最初に発見され、中南米、アフリカ、南アジアの熱帯地方に生息すると考えられてきた。コロンビアとベネズエラに続き、2011年にはブラジル北部ロンドニア州のマデイラ川(アマゾン川支流)の流域でも、Typhlonectesnatans(リオカウカ・アシナシイモリ)という種類が目撃されていた。

当時、ブラジルのその周辺はダム建設がさかんで、付近でペニスヘビが生き延びるのは難しいと考えてられていただけに、2019年11月に米国のフロリダ州マイアミの運河で発見された際、生物学者は仰天した。

生態系を脅かす外来種として、現在ビルマニシキヘビ、キイロアナコンダ、グリーンイグアナに苦しめられている米国。ペニスヘビについても、どうやって米国に侵入したのか、自然のルートがあるのか、それともペットとして人為的な持ち込み行為でもあったのか、調査にしばらく時間がかかりそうだという。

アシナシイモリには約200種が生息すると考えられるが、地上に顔を出すことはまずない。しかし1億7,000万年前の北米大陸の化石は、その存在を示しているという。

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

海外仰天ニュースほかにもいっぱい!

参照:
Atretochoana
Mirror』Mysterious ‘penis snakes’ that grow up to 5ft long invade US waters from Amazon